ファラデーの単極誘導モーター実験8を掲載

昨年8月に公開した「ファラデーの単極誘導モーターに生じる力の解析」は分かりにくかったので詳しい解説を掲載しましたけれど、未だ「生じる力は磁石の中央部分」であることの実験は、実験4と実験7を見ることでかろうじて分かるだけでした。 この部分は以前から気にしていましたけれど、何とかアイディアを装置として組み上げて「実験8」として撮影しました。

今回は、電源の設定をこれまでと変えました。これまではDC5V~5.5Vを用いていましたが、火花放電と熱でブラシが荒れてしまいますので、DC1.5Vで最大70Aとしました。この直流電源は、初期設定が定電圧ですけれど設定電流値まで流れると電圧を下げるようになっています。電圧を低くすると放電が小さくなりブラシは安定します。実験8では9カ所×3回=27回も流しますので、9カ所のデータが得られた時点で接点のブラシを交換しています。

結果は、事前に分かっていることですけれど、まともな工作機械がありませんので、装置の精度が低くて得られたデータが綺麗ではありません。いろいろ原因が考えられますが、生じる力は「磁石の中央部分=重心=仮想原子核の位置」であることに変わりありません。 とにかく、ファラデーの単極誘導モーターに関して、「力が接点で生じるタイプ」の実験は完結しようと考えています。

一昨日、使用しているアルニコ磁石のカタログ値を調べていると、売り切れたのか販売会社のサイトにありませんでした。どなたかが追試しようとしているのでしょうか。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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