神 (GOD)を創ったのは人間

物と事の関係性

ヒトがわかるのは物と事です。物と事は互いに規定し合う関係性によって意味づけ出来、価値がわかります。だから、物事を意識してわかるのです。

つまり、ヒトは物事を言葉でわかっているのではありません

  • 物と事が揃わない何かは決してわからない
  • 数学者の岡潔の言葉「自然数の1は決してわからない」に同じ
  • つまり、1以外の自然数との関係性によってのみ1に意味づけ出来る
  • 同じ言葉でも意味も価値も反転し、ヒトの意識も反転する
  • 例:こちらの右は相手の左
  • 例:仕掛けた犯人が被害者面するのはよくあること
  •  :あまりに強く主張するから、やがて自ら被害者だと信じ切る
  •  :自分がそうだからといって、相手も「そうする」と疑わず相手を責める
  •  :結果、病む

物事は関係性によってのみ意味を持ち得ますから、物事は必ず「」となって現れます。例外はありません。

人間は、まず「こうだ」と決めます。その次に結論に向かって理屈、理論を考えて、他人を説得する材料にします。これが主義、主張、思想、信条などです。

 

神(GOD)と宗教

その典型が 神 (GOD)です。但し、当サイトではヲシテのカミとは明確に区別します。

物事との関係が希薄な事を抽象と言います。まさに 神 (GOD)は抽象です。

 

それで、神を創ったのは人間でして(宗教と併せて)神の目的は、誰かが皆を統治したいからに他なりません。

ここで、宗教の要件をAIに訊いてみました。

「宗教」の条件は、「超越者への信仰」「教義」「儀式行事」「信者の育成」「礼拝施設」などを含む社会的な実体を指し、特に宗教法人として認められるには、これらの要素に加え、一定の実績(教義を広め、儀式を行い、信者を教化育成する活動)と、土地・建物などの礼拝施設の所有といった具体的な要件を満たす必要があります。

必要なのは、信仰、教祖、信者、教義、儀式、組織などを含む実体のようです。

これで、信仰の対象が神(GOD)であれば、創作者の目的に叶います。宗教は、人々に「これをしろ、これをしてはいけない。」などと言った戒律を強います

ある科学者が言う「完全な理解」と正反対です。

当然の事、これらの神(GOD)には、となる悪魔(崇拝)が付いてきます。その結果、戦争が絶えることなく起き続けます

戦争は経済を活性化する純消費です。

 

ヲシテのカミという仕組みと働き

因みにヲシテのカミは、神(GOD)とは全くの別です。参考まで。

ヲシテのカミは、自然が出来る仕組み働きであり、かつ、ヒトを生じさせる働きを言います。ヲシテのカミを下に書き下します。

  • アとワはつながり、ウをもたらし、ウよりヒトを生じさせる

日本に渡ってきた漢字「神GOD」に似たものとしてヲシテのカミがあったので、上書きしようとした結果、漢字の神しんを神かみと訓読みするようになった様です。

 

ですから、小室直樹氏の言うように「日本人は神仏より人間の都合を優先する。」訳です。

動画 橋爪教授の宗教講義 「宗教的対話 橋爪大三郎 × 小室直樹」

 

ここで、ヲシテのカミを図示します。

注:日本では、ガイアの法則(次の文明は東経135度)に従っています。 関係ありませんけれども、下の図(ヴェシカパイシス)も同じ意味を持つようで、同じ紡錘図形を重ね合わせると興味深いです。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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