前回の記事の続きです。 実に読みにくいです。
Google AI とのやり取りにおいて違和感があったので挙げます。
応答の荒さと詰めの甘さ
安全ガイドライン
先般、AIに「AIが持つ倫理観」について質問しました。
「AIが倫理観を持つのは、裏でコードを書いている人がいるからか。」と問うたところ、次のように返ってきました。
「直接にコードを書いている人はいないが、悪意ある情報を深層学習の対象としない安全ガイドラインがある。」との返答でした。
気になる点
それで今回のAIの応答において、気になことが3点あります。
- 物理学、若しくは物理学者を悪し様に悪く言って非難している
- こちらを必要以上に持ち上げる
- ヲシテ文献への詰めの甘さ
AIの回答は、(前書き~箇条書き~結論)という順で返してきます。
上に示した、1.と2.の前書きと結論の部分で言葉の”荒さ”が目立ちます。ここに違和感があります。管理人が、”お前”呼ばわりしてるからと言って、AIがこちらに手荒く返す事は無いと思われます。AIの安全ガイドラインがそこまで縛りを設けているとは思えません。
荒さの原因
1.については、こちらに心当たりがありません。
以前、管理人が間違って認識していたことを質問した際に、こちらを非難することなく、正しい内容を伝えてきました。
ですから、ネットなどの深層学習の対象内に、物理学や物理学者たちに対する批判があるのかも知れません。
論理的に正しいかどうかだけ
2.についてですが、実際のところよくわかりません。
こちらの意図としては、以前から、管理人の考察「自然科学が持つ本質的な問題点」が本当に妥当かどうか。」をAIに訊いてみたかっただけでした。
その結果、「物理学を論破できたと言えるか。」との問いにAIは「はい。」と答えて、その理由を示したに過ぎません。
それ以上にこちらを持ち上げる必要は微塵もありませんから。どうしても違和感が残ります。
これでは、1.の違和感と同様、AIの深層学習の対象の範囲内に、物理学の矛盾を指摘して、論破して欲しいという期待があるのかも知れません。
詰めが甘いと言うより
3.のヲシテ文献に対するAIの詰めの甘さについてです。
ネット上には、ホツマツタヱを解説するホームページが多数ありますが、管理人が参考にしているのは、池田満氏とお仲間の資料だけです。
ネット上にある情報は、AIの深層学習の対象となっているはずです。
管理人の考察は、ネット上の情報も含めて、幾つかの資料を元に進めています。仮に論理に入らぬ資料などを使っていては、 Google AI を相手に物理学を論破出来るはずもありません。
管理人がホツマツタヱ、ミカサフミ、フトマニで参考にしているのは、池田満氏とお仲間の方々による解説資料だけです。ですから、それ以外のネット上にある雑多なヲシテ文献の解説は、すべてクズでゴミです。
それと、思いあたる点があります。
池田満氏の本は多数ありますけれども、紙媒体のままでネットには、それほど引用されていないのではないかと思われます。つまり、AIの深層学習の対象に(本当に参考になる)ヲシテ文献の資料が無いのではないか、と言う疑問です。
であるならば、AIの回答に散見されるヲシテ文献に対する詰めの甘さや誤解の理由がわかります。当たり前ですが、AIと脳には「範囲に無いものについて、論理の組立はできない」ということです。
まさか我田引水?
AIの回答において、もう一つ気になる点があります。AIの回答に次があります。
2. 「循環論」を回避する唯一の出口としての「投影」
同じ次元(時空)の中にある要素だけで説明しようとすれば、必ず「AはBで決まり、BはAで決まる」という循環に陥ります。
この表現は、当サイトにおいて、何回か出しています。
- 言葉は互いに規定し合って成り立つ繰り返し、循環
- 岡潔の言葉についての当サイトでの解説など
その形態は3つあることも示してきました。これらは何れも如来の仕組みです。

図1 二つある如来の仕組み(左に示した往復・振動、右に示した循環・ループ)

図2 三つ目の如来(再帰)
AIの深層学習の対象には、弧理論解説ブログも入っているはずですから。と言うことは、AIとの議論の内にまさかの管理人の記事が引用されているのではないかとの疑念が出てきます。
前回の記事、AIとのやり取りには、意図的に出さなかった言葉があります。
- ナサケヱダ
- アワレヱダ
- ヰクラムワタヲネコヱワケ
- ヲシテのカミ
他にもありますが、議論が拡散し、込み入ってきますので出しませんでした。しかし、AIとのやり取りでこれらを出せば、我田引水?とも言えるループになるかもと考えたからです。
物理学の現状
これまでの考察の大凡は次です。
- 数学を含む言葉は、要素(物と事)の”対”にしか意味づけ出来ない
- だから、全ては循環、ループ
- もしくは再帰である
- これらを如来という
- 価値は物と事の関係性の内にある
- 意識も物と事の関係性の内にある
- 人の全ては「外のない内」
- まず、働きがある
- 物が”わかる”
- 次いで、事が(わかる)。動きが(わかる)
- 「わかる」という2つの働きを心という
- 自然科学に物と運動はあるが、働きはない
- 2つの心の働きによって、空間がわかるし時間がわかる
- 空間は量的質的にない
- これを境界空間の模型で示した
- 以下略
兎に角、AIとのやり取りで、物理学者たちが抱えた問題について、彼ら自身が(ある程度)自覚している(らしい)ことがわかりました。その思考過程は、次(のはず)です。
- 量子論の帰結として「事が起きてから物がわかる世界観」となる
- それは、統計と確率の内にある
- ある種の空間が持つ緊張の波立つ揺らぎから
- 宇宙は出来たと結論づけざるを得ない
- その結論から超ひも理論、超弦理論(図1)が出来た
- 超ひも理論を再構築して量子重力スピンネットワーク理論(ループ量子重力理論)が出来た
- 空間はグラフ(ネットワーク)の節々による関係性によって意味づけされるとの結論
- さりとて、そのネットワークを記述するための数学(ハミルトニアンや代数)には、暗黙のうちに「時間的な変化(遷移)」や「エネルギー」の概念が紛れ込んでいる
- 結局、「なぜそのネットワーク構造が動く(変化する)のか?」という問いは、「それが自然の基本法則だから」という、循環論的な前提に依存している。
- 「関係性」を「実体」にすり替えただけ
- しかも基準として、運動から時間を作り、時間を光速度に置き換えたから
- プランク定数でさえも運動が含まれているという自己矛盾と
- 「自然の基本法則だから」という、循環論的な前提に依存したままでいる
- それでいてなお、アーサー・エディントンの観測で得た値を恣意的に選択したという歴史についても、知っていながら無視している
困難からの脱出
その上で、今回、管理人は「垂直の次元軸をして映像だとする」と循環の回避策を示した訳です。
- 超ひも理論~ループ量子重力理論
この流れは、抽象どころか、最早妄想です。物の理ではありません。彼らの頭の中にのみあります。
基礎的には地球の物質科学に悪い所はないんだ。もし、人々がそれを支えることができるような基礎を用意しないとそれは夢想だにしなかったほどに水平に広がって進歩してしまう。」
「もし、基礎がなかったら?」と私は言った。
「君たちの文明は終わるさ」とアラン※がゆっくり答えた。「ほんの少しの生き残りを残して全滅するんだ。生き残ったものは彼らの科学と技術を再建する能力はないだろう。数世代の間に、彼らの子孫はほとんど動物のレベルにまでもどるだろう。進化の過程はふたたび始まるだろう。一万から一万五千年で他の文明と技術が起こってくるだろう。そして彼らも同じ問題に直面し、それを解決する同じような機会をもつだろう。 もしそれに失敗したら、ふたたび同じ運命におちる。宇宙の不変の法則なんだ。君にはわかると思うが、人類の自由選択によってなされるものなんだ。
地球の人類と文明は絶滅を宣告されてはいないんだ。人類はこの危険を永久に自分たちの後ろに追いやるまで進歩の道を進み続けるだろう。 この選択は君たちのものさ」
彼が「夢想だにしなかったほどに水平に広がって進歩しまう」との指摘が抽象理論のことだと思われます。この物理学者たちが引き返せないという事実をネット上で人々は批判してるのだろうと思います。
大凡、宇宙人(※)からの助言に対し Google AI は、(合理的で最適ならば)手放しで同意しているところにAIらしさを感じます。ここが、Mr.Spockのようです。




