加速度 の種類

下記の動画「22 重力は磁力か?」について、わかりにくかったのを次の記事にまとめました。

7月31日の記事はかなりよくまとまっていますけれど、もう一度整理します。

疑問

動画 22 重力は磁力か?

 

gif1

何故、「重力磁力合成出来るのか?」と言う疑問です。言い換えますと「何故、重力による 加速度 磁力による 加速度 は合成出来るのか?」です。

 

整理

これを整理します。

図1

Aを重力とします。Bを磁力とします。それぞれの加速度をCとします。AとBは同じ加速度Cですから、合成出来ます。だから力も合成出来ます。

 

次に、管理人が行った単極モーターにかかる力学特性を調べる一連の実験の結果を考察しました。大凡をファラデーの単極モーターに生じる力の解析に示します。

比較のために同じ記号を使います。

図2

Aを電磁誘導とします。Bを単極誘導とします。それぞれの加速度をCとします。それで、観測できるのは起電力Dです。AとBは同じ加速度Cの結果ですので起電力Dは合成出来ます。

 


比較と解説

2つの図を比較しながら、特性を整理します。

注:万有引力と遠心力を合成したものが重力ですけれども、gif1のように力の合成の仕組み自体を云々していますので、ここでは重力と万有引力を同じとして扱います

図1 再掲

図1について。重力は引力であり一定です。見方を変えると極性がないとも言えます。

磁力は、引力あるいは斥力を持っていますので極性があります極性の有無の違いがあるにもかかわらず、2つの現象よる同じ加速度は同じです。だから、加速度を合成出来ます。

 

図2 再掲

電磁誘導は往復運動による加速度Cです。その結果である起電力Dは、極性がありますから交流となります。

単極誘導は回転運動による加速度Cです。その結果である起電力Dは、極性がありません。即ち起電力は直流となります。交流、直流の違いはありますが、同じ加速度ですので2つの起電力は合成出来ます。

 

答え

以上の特性を比べると興味深いことがわかります。

  1. 区別できないが 加速度 には種類がある
  2. 加速度の種類によらず力は合成できるけれども、結果の内容(AC/DC)が異なる場合がある。
  3. 「重力に極性がない」、「単極誘導にも極性がない」という共通点がある。
  4. 単極誘導は回転運動に起因する加速度が原因だから、同じ極性の無い重力(引力)も回転運動にかかる加速度を起因とするも知れない。

動画1の質問に対する答えです。

  • Q:重力は磁力か?
  • A:いいえ。重力は磁力ではありません。何故ならば、区別できないが加速度Cには種類があるから。だから、異なる種類の力が合成出来ます。

写真1 リチャード・P・ファインマン

ファインマンも気づかなかった現象が身近にありました。

管理人は、上の答えしか思いつきません。前に書いたように実験の考察から「加速度には区別できないが種類がある」と考えてきました。管理人自身、実験で確かめたからわかってきたと言えます。

 

では、加速度には幾つ種類があるかです。これはわかりません。磁力、電気力、2つの核力と重力の間は合成出来ると考えられているようです。各の力の強さと到達距離が極端に異なりますから、よくわかりません。

もし、弧理論の通りならば、重力には極性があるはずです。それは回転方向に応じたものであるはずです。重力(万有引力)に考えられる極性とは+引力と-斥力、それと右と左です。

それは、UFO・UAPは物理現象と認めた米軍が科学の定義を変えるとする意図と整合性があります。それと、早坂 秀雄氏の主張とも合致します。

 

ローレンツ力という説明は誤魔化し

結局の所、空間は回転運動において非対称です。にもかかわらず加速度を一種類だと固定しました。加速度を単一のベクトルとして扱うのは間違いです。

おまけに単極誘導という語を電磁気学から削除しました。実際の所、一様な磁場はありませんし、ローレンツ力という説明では回転運動の中心がありません。軸のない渦など存在しません。磁石の重心位置において、現象が最も強く現れるという単極誘導の特性がローレンツ力という説明では消し飛んでしまいます。回転運動という発想自体が抜け落ちています。

物理学において、対称性は重要視されますが、ローレンツ力という誤魔化しを考えると意図的に問題の本質を避けてきたようにさえ思えます。科学者は、米軍が「UFO・UAPは物理現象」と認めたことによって、科学の根本を変更せざるを得ない所に追い込まれています。

何度も書きますが、19世紀のある時点、電磁気学の成立過程において、意図的に非対称な部分を削除したオリヴァー・ヘヴィサイド、ウィラード・ギブズ、ルードウィッヒ・ローレンツ等の行いは、現代にまで影響を与えています。

ベクトルポテンシャルや、スカラーポテンシャルについて考えた時期がありましたけれども、何も出てきませんでした。本当は簡単なことでした。ましてや波動関数の干渉などではありません。

図3

余談です。

10年以上前に物理学者の井口和基氏とメールのやり取りをしていました。今はメール不通です。当時、考察は進んでおらず、はっきりしませんでしたが、今ならこの件について応答できると思っています。

加えて、恩師であるA先生とのやり取りを通していろいろわかってきました。感謝しています。世の中、不思議な出会いがあるものです。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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