物理現象 (重力と電磁気現象)に観られる相似性について

動画「22重力は磁力か?」と言う疑問に至るまでに、幾つかの 物理現象 には相似性が垣間見えると感じてきました。

現象1


動画1 22重力は磁力か?

この動画とその前提は、入り組んでいてわかりにくいので整理しました。

動画1をまとめます。

  1. 何故、重力と磁力は合成出来るのか
  2. 何故、重力による加速度と磁力による加速は合成出来るのか

7月29日の下記事で示したとおり「ベクトルとして扱えるから合成出来る。」という回答は無効です。

頭の中にだけある抽象的な数学と 物理現象 は別です。

 

現象2

この動画を作るより前、2013年頃に単極モーターの実験を行いました。その結果からの考察として(仮説)がありました。(注:現在の教科書では、単極誘導の現象はローレンツ力という説明に置き換えられています。ここでは、単極誘導の現象と呼びます。)

その実験について、下記のように書き下せます。

  1. 何故、電磁誘導の起電力と単極誘導の起電力は合成出来るのか
  2. 何故、電磁誘導における加速度と単極誘導における加速度は合成出来るのか

この書き下し文(1.2.)は動画1の疑問(1.2.)ととても似ています。と言うか同じです。

 

皆、気づいていない

この件(電磁誘導とローレンツ力という説明)についてファインマンの電磁気学教科書には次のようにありました。213ページからです。

われわれは物理学のほかのところではどこにも、このように単純で正確な一般法則がほんとうの理解のために二つのちがった現象による分析を必要とする場合を知らない

下線は管理人による。下線部分を書き換えますと次になります。

  • 起電力Cを二つのちがった現象による分析(AとB)を必要とする場合を知らない。

 

そうか、皆気づいていないのか。

「二つのちがった現象による分析を必要とする場合を知らない」とありますが、管理人は、”よく似た現象があるじゃないか。”と思いました。それで思いついたのが動画1の疑問です。

 

(仮説)は自然科学を覆す

改めて(仮説)とは何か考えてみてください。現象1と現象2をともに満たす(仮説)です。それが動画1の答えです。注:ローレンツ力という説明を鵜呑みにしてはいけません。ローレンツ力には誤魔化しがあります。

  • 重力と電磁力は何処かでつながっています。それもかなり簡単な仕組みで。相対性理論は全く関係ありません。

仮に(仮説)が正しいならば、自然科学の時間、空間と言う前提を変えねばなりません。管理人は、この仮説以外の答えを思いつきません。

2013年の実験からここまでまとめるに約10年を要しました。経験と実験の結果と同じだから抽象的な数学に置き換えてOKというのは間違いだとおわかり頂けたら幸いです。

 

Follow me!

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  

Φ について

2010年より研究しています。
カテゴリー: 解説 タグ: , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA