水銀を用いた単極誘導モーターを吊り下げる実験

管理人の予想と異なる実験結果もある訳でして、実施済みの実験で発表することなく、失念していた実験をここに掲載します。(もしかして掲載済みかもしれません。)

実験実施日2015年9月30日

目的 水銀を用いた単極誘導モーターに生じる力(渦)にかかる反トルクを本体(筐体)が受けるかどうかを確認する。

概要 水銀を用いた単極誘導モーターを架線により吊り下げる。本体に供給する電線は網線を用いる。網線にて吊り下げることにより、本体が水銀の渦と反対方向に力を受ければ吊り下げた網線を捻ることになる。この捻れを目盛りにより測る。

CIMG1940写真1

実験装置全体 網線は、ハンダ吸い取り線。本体は鉄製。網線の一本で本体を吊り下げる。もう一本の網線はたるませてある。 続きを読む

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アイデンティティを変えてはいけない

アイデンティティ(identity)とは、goo辞書によると

自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。「―の喪失」

本人にまちがいないこと。また、身分証明。

とあります。難しくてよくわかりません。もう一つ三省堂ワードワイズ・ウェブによれば

「あるものがそれとして存在すること」、またそうした認識をさします。「同一性」「一致」のことです。

自己同一性という言葉も難しいです。 日本語に訳して適切な言葉がありませんので、ここではアイデンティティとします。

アイデンティティとは何かを考えると、おおよそ「自分が何者なのか?何処の誰なのか?その出自を認識する」ことというような意味になりそうです。

ここのところ、東洋史家・学術博士の宮脇淳子氏による 続きを読む

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「情 知 意」の働きと「想念」の関係について

前々回の記事「岡潔の「情」と「もののあはれ(物の哀れ)」 ・・・・ミヤビ(アワレエダとナサケエダ)とは何か?」の続きです。

前々回は、「もののあわれ」を参考に縄文哲学のミヤビの内のアワレヱダがどのようなものか考察しました。単なる思いつきに過ぎませんけれど、ナサケヱダのみではうまく説明できないため、多少強引に結びつけました。しかし、縄文哲学を考えたその時代の人々は、凄いことを考えていたのだと感心します。

物を見て五感でわかる。「分けることによりわかる。」ということは、既にして言葉で云える事柄ですから、「意」の段階に過ぎません。 物の理ことわりに何の疑問も抱かないというのは、自分を含めて困ったことです。「五感で分かる」ことの意味は、 続きを読む

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このあたりが「胸突き八丁」のようだ

雑感です。確か過去に「この研究は、将棋と同じで筋が悪ければ”詰む”。でなければ続く。」と書きました。(以下の文章が管理人の妄想だと結論づける前に、考察「時間とは何か」をお読みください。自然科学ではダメだとわかると思います。 参考、右リンク先1.時間とは何か2.五感でわかるもの3.時間を含まない真のエネルギーについて、をご覧ください。)

研究に入った2010年から、既に6年が経過し7年目に入っています。いくつかの山はありましたけれど、大きかったのは昨年10月に気付いた事柄です。

  1.  G・アダムスキーによる2つのマインド
  2.  ヲシテ文献から読み取れる縄文哲学のタマ+シヰ
  3.  数学者岡潔による第1の心と第2の心

これら3つが同じものを示しているということとともに、一番大きかったのは、G・アダムスキーが遺した

図32ネガ図1

紡錘図形の解釈から得られた 続きを読む

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岡潔の「情」と「もののあはれ(物の哀れ)」 ・・・・ミヤビ(アワレエダとナサケエダ)とは何か?

縄文哲学における心の構造 タマ+シヰ は、ココロバ ミヤビ タマノヲ シヰなどで構成されています。   ミヤビは、アワレエダとナサケエダによりできています。 今回、2つの要素がどのようなものかを考察します。 ナサケエダは、岡潔の「情」に近いものと思われますが、アワレエダは難しいです。十分ではありませんけれど、やってみます。

数学者岡潔は、{人は、「情、知、意」の順で働く}と述べています。  人は、

写真1

ミカンを見て、即「ミカン」を認識する訳ではありません。目はカメラです。物を見ると人の心に最初に働くのが「」であると岡潔は述べています。この「情」の働きについて、岡潔講演録(1)【4】情のメカニズムより引用します。 続きを読む

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数学者岡潔「感情と情緒」から  タマ+シヰの「シヰ」の特性は感情のそれに等しい

縄文哲学におけるタマ+シヰの「シヰ」は、欲しい欲しいの「シヰ」で生命維持の欲求です。

これまでの考察により「シヰ」の特性は、

想念とチャンネル図1  注:G偶像の欄に「時計」が抜けています。

下部に示した曲線を示すと結論しました。 図の「T タマシヰの均衡」は、破線で示したタマと実線で示したシヰの曲線の合成によります。 シヰは感覚器官が受ける刺激によります。より強い刺激を求めると説明しました。

数学者岡潔は、著書「日本民族の危機―葦牙よ萌えあがれ!」の中で次のように述べているとのことです。岡潔講演録(3)「一滴の涙」から、【3】情緒とは何かの(※解説4)に引用されていますので、そこから引用します。 続きを読む

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下手の考え休むに似たり・・・・でも自分なりに考えるべきだ

武田邦彦氏の動画は好んで観ます。

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動画1

武田氏について、ドンデモなどの評価がありますけれど、氏は動画のインタビューで「本当か?ウソだろう?ということを意識的に書いていますか?」という問いに

「はい。いかがわしい話だなあと思いながら読んでくれればいい。それがいい。・・・真実はいかがわしい中にある。」

と答えています。

武田氏の意図は、読んでいる人や観ている人自身に「考えて貰いたい」のだと感じます。 大凡の人は新聞テレビ等のマスコミからの情報を鵜呑みにして、受け売りしています。 そうではなくて、武田氏は、「このニュースの」背景は何か?誰が出してきたのか?どういう経緯で出てきたのか?結果、誰が得をし、損をするのか?などを各自で考えることを促しているのだと理解します。 テレビ番組での紋切り型の解説など不要です。いや解説ですらありません。

下手の考え休むに似たり

の意味は、「よい考えも浮かばないのに長く考え込むのは何の役にも立たず、時間の無駄だということ。」 とあります。

十分に考えた結果が、たとえ拙くあったとしても、平均的な結論に至ったとしても、自身が懸命に考えたというプロセスは残ります。それが大事なのだと思います。 無駄ではありません。

これまでの研究・考察の結果、地球上のあらゆる喧噪は、本質的なこと一点さえ明らかになったならば、すべて吹き飛ぶだろうという結論に達しました。

ある話題について、懸命に考える中で意見Aと意見Bがあれば、どうしてもどちらかに荷担したくなります。 よくよく考えると、問題設定そのものが意図して起こされているように思えます。 すべてが有りもしない「お金」のために起こされている様です。 タマ+シヰ=魂 のシヰの特性と有りもしない「お金」の特性がよく合致しています。 行き着くところは、全消費=戦争 です。

紙幣・貨幣は「お金」の偶像  時計は「時間」の偶像  どちらも存在しません。

すべての騒動の原因は、有りもしない「お金」が原因です。お金に皆が神頼み。

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動画2

止まったら死ぬ経済の元、シヰなるがままに全消費。

欲しい欲しいの「シヰ」を何かに例えるなら

kaonasi360写真1 出典はこちら

カオナシです。

 

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数学者岡潔 「西洋人は五感でわからないものは無いとしか思えない。これが唯物主義です。」・・・・ようやく納得

学生の頃から、物理が好きなのに教科書・授業がしっくりこない。いや生まれてこの方、世界の何かが変だと考えてきました。 研究に入って7年目、ここ2年ほど数学者岡潔の講演録を元に「時間とは何か」、「五感で分かること」とは何かを考えてきました。

参考にした中で次の言葉について、拘ってきました。

物質は、途中はいろいろ工夫してもよろしい。たとえば赤外線写真に撮るとか、たとえば電子顕微鏡で見るとか、そういう工夫をしても良い。しかし、最後は肉体に備わった五感でわかるのでなければいけない。こう思ってます。

それじゃあ、どんなに工夫しても五感でわからないものはどうなのかというと、そういうものはないと思っている。「ない」といってるんじゃありません、「ない」としか思えないのです。だから、仮定とも何とも思ってやしませんから、それについて検討するということはしない。 (強調は管理人)

出典 岡潔講演録(4)「自然科学は間違っている」の【3】五感でわかるもの

顕微鏡や望遠鏡を使って実験観察をした結果について、どんなに工夫しても五感でわからないものはどうかというと、そういうもの『はないと思っている。「ない」といっていんじゃない。「ない」としか思えない』と岡潔は述べています。「自らが仮定していることにすら気付かない」酷い無知だといいました。 続きを読む

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太陽が地平に沈むとき「陰」は無限長になる

 

これまで弧理論への入り口や過去記事に何度か書いてきたことですが、うまく表現できませんでした。再度書きます。

第3起電力のエネルギー源について(第2版)の考察より得た

clip_img166図1

右の図形は「発散トーラス」といいます。 左側に示したトーラスの赤い破線、赤道の半径を無限大にした形状をしています。 この発散トーラスの中心に描いた円の位置に装置あるいは原子・銀河系などが存在すると考えてください。

 

galax23図2 出典はこちら

発散トーラスが何を示しているかは以下の通りです。 続きを読む

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自然科学者は根本的な問題に気付いていないのだろうか?

 

ここ2年ほど数学者岡潔の講演録、特に「(4)自然科学は間違っている」の【2】自然科学者の時間空間【3】五感で分かるもの【5】自然科学の無知を中心に自然科学の問題点について考えてきました。

考察の流れは、次の通りです。

  1. 自然(宇宙あるいは物理現象)は、人に備わった五感で分かるものでなければならない。
  2. 五感で分かるのは運動だけである。直接、時間はわからない。
  3. 時間を知ろうとすると運動を使う。
  4. しかし、運動が時間に比例して起きるかどうか誰も確かめていない
  5. 時計を使い時間を知ろうとする行為は、時計の機構が持つ運動と他の運動とを比較する行為に過ぎない。
  6. 従って時間は存在しない
  7. あえて定義するならば、「時間とは、過ぎ行く運動の記憶」である。

箇条書きの7.について補足します。 「時間」を知るために時計を見ます。 時計を見て「今、何時何分と知った」という過去形でしか表現できません。 時間を知る行為は必ず過去形になります。 つまり「時間とは、既に過ぎた去った運動の記憶」です。 ですから「時間」を知るため、時計を見る行為に現在形と未来形はないということです。時間とは、過ぎ去った運動の記憶を観念化したものといえます。時間は存在しません。 続きを読む

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