地球の自転はなぜ維持されるのか(地球は単極モーターである。)

動画サイトに「単極モーター(地球の自転とジェット気流)」を投稿しました。そして、弧電磁気論(解説)サイトに説明を入れました。

海流や大気の流れ(気象現象)は、地球の自転に対する負荷であり、「ジェット気流の原因が地球の自転による」という説明に疑問を感じていました。 弧電磁気論の研究の過程で、食酢を使った単極モーターを考案しました。 実物を作る前に思索を巡らす内に、「地球は単極モーターである」という仮説に辿り着きました。 ネットで調べてみますと、同じ着想の記述が2つほど見つかりましたが、文章での説明だけで、実際に模型を使って実験をしている記事はありませんでした。同じ着想を持つ人は必ずいるものです。

固定された足場のない宇宙空間において、気象現象という負荷をかけられた地球が自転を維持するのに、何がエネルギー源なのかが不明です。 まして、ジェット気流は地球の自転が原因であるという説明には納得がいきません。 単極モーターの模型を作って実際に実験してみると、予想以上によく回転しました。見るからにジェット気流です。  ただし、仮説が成り立つ条件として、「太陽風からのプラズマが持つ電荷が地球に対して不均一に入射・放出される」必要があります。 地球の極付近からプラズマが入射して、オーロラを発するのはよく知られていますけれど、プラズマが持つ電荷はどこへ行くのかが不明です。プラスの電荷を持つH+やHe+が電子e-を捕捉して、電気的に中和するならば、宇宙空間への放射は必要なくなります。しかし、同時に電子の電荷が地球に入ってくる必要が生じることになります。 この辺のことがよく分かりませんけれど、「地球は単極モーター」であるとういう仮説を立証するためには、地球全体での電荷の出入りの分布を調べる必要があると思います。

追記

気が付いたのですけれど、この動画では、食酢が作る渦流の反トルクは、どの電極が受け止めているのか、不明です。 もし、ネオジム磁石のプラス極が受けているのなら食酢の渦の反対方向、時計方向にネオジム磁石がトルクを受ける(自転の反対方向)ことになります。 また、銅の輪であるマイナス極が受けているのなら、ネオジム磁石は仮説の通り反時計方向(つまり、自転を維持する方向)にトルクを受けることになります。 どちらの電極が反トルクを受けているのか、あるいは、両方の電極なのか、確かめる必要がありそうです。

なお、弧電磁気論でファラデーの単極誘導&単極モーターの動作原理は説明可能ですけれど、まだ途上です。 現在は、単極誘導について研究中です。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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