超大富豪 権力の脆さ 本当の グレートリセット

本当の グレートリセット の話をします。(この記事は、過去の記事の焼き直しです。)

世界中の法人・個人、あらゆる組織のほとんどは、その国の法律に従い、税務申告をしているはずです。その方法(経理)として用いられるのが貸借対照表です。

図1 貸借対照表(純資産=資本)

損益計算書と貸借対照表は、毎月と決算時に作成されます。

それは、一つの国家でも貸借は成り立っています

更には、世界全体をまとめて貸借対照表を作成できるはずです。

その内訳がどのようなものであるかはわかりません。しかしながら、資産、あるいは財産について、わずか0.01%の人たちが保有しているのは、事実です。

動画1 超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!

そう言った状況で、「世界経済フォーラム(WEF)」が、2021年5月に開催するダボス会議のテーマを「グレート・リセット」にすると発表しました。

リンク先にあるグレートリセットのテーマを見てみますと、コロナウイルス感染症、平等と公正(格差・不平等)、労働者の権利、雇用市場の変化、気候変動などの文言が入っています。実に胡散臭いです。

 

巷には、このグレートリセットを陰謀と捉える人も多いです。

動画2 【重大発表】世界の陰謀、グレート・リセット!

管理人にとって、陰謀論は、プロパガンダの一種だと考えています。

 

それで、世界の貸借対照表の内訳はわからないものの、お金レバレッジはどのくらいなのでしょうか。株式の売買では、約3倍のようです。FX(外国為替証拠金取引)は、10倍から最大30倍くらいのようです。FXなどは、まさに博打です。

 

過去記事にあるように、お金(money)は、負債によって作られます。誰かが借金しなければ生まれません。

動画3 お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム money as debt (日本語字幕版)

因みに、彼らは信用創造と言っていますが、本当の創造・発見・アイディアとは、仏教で言うところの他力(気づかされる)を言うのであって、この仕組みに創造という言葉を用いるのは、とても不遜です。

 

図1 世界のカネ1京円、10年で7割増 実体経済と乖離鮮明

世界に流通しているお金の総額はおよそ1京円だそうです。世界全体の貸借対照表があったとして、その中で実際のレバレッジはどれくらいなのでしょうか。仮に10倍だとして、1京円は1016円ですから、1015円相当が真水?です。あるいは100倍だとして、1014円になります。

 

ここで、世界の貸借対照表があったとしましょう。ヒトがわかるのは、物と事です。ここで、物と事を列挙します。

  • は陽子・中性子・電子の3種類のみ、それには長さと質量がある。

 

  • (運動)には次がある。
  • 速度、加速度、流速、運動量
    エネルギー
    波、音、波動、孤立波(ソリトン:素粒子)
    電磁波、光子(電磁気現象には疑義あり)
    圧力、熱、温度
    角度、時間、
    知識、記憶、情報、統計、確率
    エントロピー
    お金 etc

お金は事であって、情報です。情報を蓄えるには、必ず媒体(物)が必要です。お金という情報を蓄える媒体として、金属(硬貨)や紙(紙幣・通帳)、あるいは不揮発性のメモリなどが使われます。

には2種類有ります。

  • 物の量にかかる数
  • 事の質にかかる数

注:土地や建物の評価額の単位は円で、お金です。例えば、物の量である土地にかかる数は、土地の面積です。評価額ではありません。評価額は事の質にかかる数です。

貸借対照表において、物の量とお金(事の質)について整理します。

図2 貸借対照表を加筆修正

赤丸が事の質です。貸借ですから、赤い○にかかる数は全部相殺できます。負債という意味での貸借は消えます。残るのは、物の量にかかる数だけです。(事の質にかかる数は、紙やPC内部にしかありません。)

例えば、バナナ一房が約150円です。面白いことに、お金には単位がついていますが、物の量ではありません。物の量としては、バナナの重さ大きさです。そういう意味で図2の赤丸は消せます。土地建物の広さ構造という”量”は貸借対照表に出ていません。それらの量にかかる数は、固定資産台帳に記載されています。

 

それで、お金という情報(人々の記憶)を裏付けているのは、通貨発行権を持つ中央銀行などではなく私たち自身がお金という情報を信じているから「このシステムが成立している」ということです。その意味では、お金は人類史上最大で最強の信仰です。

レバレッジもその逆となる収縮も貸借対照表の仕組みの内です。それは、貸借対照表が差分の仕組みを持つからです。

 

ここで、お話をグレートリセットに戻します。私たちお金という情報を信じているから世界の貸借対照表において、レバレッジが効いていることをおわかりいただけたでしょう。

本当のグレートリセットとは、パンデミックや、狂ったような格差、権利の侵害、あるいは気候変動等ではありません。私たちがお金という情報を信じなくなった時が本当のグレートリセットです。

このような事が起きるなどとは、誰も考えていません。微塵も思いつきません。管理人も未だ信じられません。しかし、その可能性は僅かながらにあり得ると考えています。

 

ある科学者は、次のように述べています。

我々の算数はいくつかの重要な関係で君たちのものと違っているからなんだ。我々の先祖は君たちと同様に最初に計算法を学んだときに十本の指を使ったんだ。

我々が君たちがやっているのと同じ十進法を基礎とした計算システムを開発したのはおきまりの結果だった。長い習慣から、その後数世代の間このシステムが使用され続けたが、十二進法を基礎としたシステムがもっとかんたんで有用で、本質的により可分性があるとわかったんだ。知ってのとおり十二は、二、三、四、六で割り切れるが十は二と五でしか割れないんだ。

結局、我々の人類はどうあっても昔の習慣を破ろうと決定し、十二進法による数体系を法律としてきめた。数世代の間は数学的混乱の時代だった。これは、新しいものを受け入れることによって得られる利益をわかっていながらも、古い計算の仕方を放棄するのを拒否したり能力不足だったりすることに起因したものであった。結局、十進法による数学の教科書を廃止し、その後の出版を禁止することが必要になった。

お金は、この科学者の言う10進数のシステムに分類されます。対して12進数の数学システムがより、かんたんで有用で、本質的により可分性があると述べています。

関連して、次のようにも述べています。

君たちの科学は一本の低い枝を知識という全体の樹木に変えていて、そのために科学がひどく複雑になっているんだ。そこでこの科学が実用面で応用されると、できあがった装置は手が出ないほどに複雑になるんだ。

君たちにとって最も必要なのは、自然の基本法則または事実がまったくかんたんだということを発見することだ。

事実、量子論における実験の結果理論は、どう解釈したらよいのかわからない状態(抽象と言う。)にありますし、AIが深層学習する内に、コンピュータ内部でどのように関連付けされているのか、AI作成者にさえわからなくなっています。

ここで、私たちは、「自然の基本法則または事実がまったくかんたんだということを発見」できるでしょうか。これが本当のグレートリセットカギです。

 

試しに12進数の加減算をやってみてください。途轍もなく困難だとわかるでしょう。

 

本当の グレートリセット は、パンデミックやお金の収縮などと言った生やさしいものではありません。

数世代の間に渡る数学的混乱の時代」を迎えるはずです。それは、「新しいものを受け入れることによって得られる利益をわかっていながらも、古い計算の仕方を放棄するのを拒否したり能力不足だったりすることに起因」しています。

その影響する範囲は全部ですし、全員に及びます。自然科学の全部です。社会科学の全部です。

それは単位系から、物理定数、技術系から、産業、工業、流通、通信、法律、教育など、考えられる物と事の全部です。それは、貴方の所有する財産、預貯金などを含む全部です。おまけに借金もです。学歴も職業上の資格も何もかもです。

また、天才的な科学者から就学前の児童にまでに及びます。貧困に喘ぐ人も大富豪も全員です。 どこかのジャングルに暮らしている物々交換する原住民やまったく表舞台に出ない知られていない人々を除いて、全部が「よーいドン」のスタートになります。

これまでの考察からすると、大富豪の権力基盤は脆いと感じます。彼ら自身が一番恐れている(はずの)ことです。

 

今のところ、12進数が有用でより可分性があるかどうかわかりません。そう遠くない時点で、可分性について関係する現象を見つけられるのではないかと考えています。夢のようなお話ですが、閉塞した世界にある一つの光明です。本当になったら、途轍もない破壊と希望が同時にやって来ます

 

 

こうしてみると、クラウス・シュワブなど操り人形に過ぎないとわかります。

 

追記5/21 興味深いです。

動画4 【グレートリセット】資本主義の崩壊は最終段階! 日本に迫る危機がヤバすぎる! 岸田政権共産化への道(及川幸久×石田和靖)

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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