想念が持つチャンネルについて

過去記事、想念の仕組み(イメージの幅と事実)について、分かりにくい部分(前記記事の図4)がありましたので、もう少し考察を加えます。

図1は、想念のチャネルについて説明しています。 上段からG偶像、I想念、C想念のチャンネル、そしてTタマシヰ(2つのマインド)の均衡です。 G偶像は、仏像や宗教絵画など信仰や祈りの対象です。悪魔とルシファーは異なるのものなのか分かりません。モレク神は中東で崇拝されたもののようです。

 

想念とチャンネル

図1

偶像を用いるか、用いないかにかかわらず人は、様々なI想念を抱きます。何か敬虔な気持ちであったり、人に対する嫌悪感である場合もあります。 C想念のチャンネルは、人がどのような想念を持ったとしてもI想念とCチャンネルとの間に相関はないと考えられます。 というのも、チャンネルはTタマシヰのタマとシヰの均衡というか配分によって決まると考えられるからです。

例えば、A氏が持った想念は、「神の様な存在がA氏に語りかけた」ものとします。しかし、A氏は自己の執着が強くて「語りかけた」内容が世俗的な「出世や名誉欲を満たす」内容であるかも知れません。それはC想念のチャンネルでいえば、「」の領域に近いものといえます。A氏が持つシヰの発露が強く出た結果、「神の様な存在がA氏に語りかける」という想念を抱いたかも知れないのです。つまり、例え想念が「崇高と感じる何か」であったとしても、C想念のチャンネルが「」や「」の領域であったならば、あまり質の良くない想念である可能性があるということです。 ですから感じたI想念の内容とCチャンネルの間には相関がないのです。

ところがその仕組みを理解していませんと、神からの言葉として受け止めてしまうことになりかねません。なぜなら、シヰ(センスマインド)は、五感(視覚、聴覚他)につながった目や耳からの情報により抱く想念と区別できないからです。  抱いた想念は、肉体に備わった器官をとおして感じたものと同一だからです。  当然、I想念の内容が事実であるかどうかは分かりません。(簡単に言えば、A氏の潜在的な願望を実現したに過ぎないかも知れないのです。)

この辺のことを理解することが難しいためにG・アダムスキーは、何の説明もせずブードゥーやコックリさんなどの呪術をやってはいけない」とのみ教えたのだと思われます。

何せ、「呪術はテレパシーのチャンネルの一つだ」と説明すると混乱することは必至です。ですから彼の支持者たちが自ら気付くように仕向けたともいえそうです。

図1の一番下、Tタマシヰ(マインド)の均衡の欄について、説明文をホツマ辞典(池田満著展望社)より引用し作成しました。

グラフは、タマが破線で示した部分、シヰが実線で示した曲線です。シヰの特性は、感覚器官のそれですので、直ぐに飽和(あるいは麻痺)しますから、シヰの欲求は際限がないことを示しています。 ですから、例えば2千円のワインによる満足より「少し旨い」と感じる満足のために何十万円のワインを手に入れようとするのです。その差はほんの少しです。芸術家やタレントが、刺激がほしくて覚醒剤に手を出すのは同じ理由です。

はっきり、くっきり明るく楽しそうに現れる神様や精霊などには気をつけようというお話でした。

なお、図1最下段、「Gを映画やTVに置き換えるとI、C、Tへの影響は大きい」について、戦後GHQによる日本国民への3S政策などが行われたもことの理由や、現在のマスコミによるB層への洗脳に等しいことが理解できます。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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想念が持つチャンネルについて への2件のフィードバック

  1. 宇宙人 のコメント:

    この記事とは少し関係なくなってしまうのですが、UFOの推進原理を探しています。
    ご存知でしたら教えて下さい。

    • Φ のコメント:

      あなたの求めるものが自然科学(孤立系で時間空間を要素とするという思想)を基礎としているとお考えでしたら、こちらには有りません。こちらでは、現在のところ自然科学とは異なる新たな基礎となる物理学モデルについて模索しております。単極誘導の現象は、宇宙の本質に深く関係するという直観の元、これまで単極誘導に関する実験を行ってきましたけれど、自然科学からの視点では進めなくなりました。
      G・アダムスキーが残したネガと足跡を元に解析を進めました結果、「弧理論(Ark Theory)」なる考え方に辿り着きました。弧理論が新たな物理モデルの候補と考えています。その後模索していましたところ、日本に漢字渡来以前にヲシテ文字が存在し、この文献が示す縄文哲学が、これまたG・アダムスキーが残した宇宙哲学にほぼ等しいと分かりました。
      G・アダムスキーが残した宇宙哲学とネガ及び足跡は、哲学とUFOの原理を説明するまったく異なる情報だと認識していましたけれど、昨年10月に縄文哲学と宇宙哲学を比較検討し始めましたら、驚くことに「ネガ・足跡」と宇宙哲学は同じものだということが分かってきました。俄には信じられないことですけれど、想念は物理現象である可能性が出てきました。 結局のところ、宇宙哲学と縄文哲学を融合・最適化することによって、新しい物理モデル(の候補)である弧理論の考え方を進展させ得るとの考えに至りました。ですから、まずは2つの哲学を比較検討しているところです。時間はかかりましたけれど、2つの哲学にはそれぞれ長所があり、融合させることでうまく機能しそうだという感触を得ています。 まだまだ時間は必要です。
      これらに納得いただければ、あなたのご質問の答えはこちらにあると言えると思います。(まだ答えはないが、方向は示せます。)

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