重力の原因は質量ではない

重力について、相対性理論では時空の歪み、あるいは質量が原因で時空が歪むと説明されています。

しかし、相対性理論は、弧理論への入り口(自然科学は間違っている)で考察したように、光速度cを中心に据えてしまいました。速度は時間を含みますけれど、数学者岡潔は時間が問題だと主張しました。 つまり、運動は時間に比例して起きると決めてかかって、そういう時間があると決めてかかって、自然科学者は時間・空間があるといった訳です。 でも、岡潔の述べたことは、「運動は時間から求め、時間は運動から求めている」ということでしたから、相対性理論は誤りです。

では、弧理論(Ark Theory)の考え方でいうと、重力とは表面張力のようなものです。

水面に浮かぶ一円玉を考えます。水面を窪ませた状態で浮いた一円玉をマイナスの状態とします。一円玉2枚を浮かべると互いに引き寄せ合います。 次に、アルミホイルを浮かべます。アルミホイルは自身の表面張力によって、水面をほんのわずか引き上げます。これをプラスの状態とします。

その結果、2個のアルミホイルは互いに引き寄せ合います。  では一円玉とアルミホイルを浮かべます。

その結果、2つの物体の間には斥力が働きます。 引力をプラス斥力をマイナスとして整理すると

物質の持つ
エネルギー状態
働く力(重力)
(-) (-) 引力(+)
(+) (+) 引力(+)
(-) (+) 斥力(-)
(+) (-) 斥力(-)

となります。以上をまとめたのが次のビデオです。

実のところ、前回の記事でも分かるとおり、あらゆる物が歪められて解釈されて来たようです。もし、宇宙に神がいるならば、私たちが五感で分かる範囲に自然の仕組みを例え話のように潜ませてくれていると考えるのはナイーブなことなのでしょうか。 表面張力のように。

 

 

 

 

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エネルギーって何?

エネルギーとは仕事をすることのできる能力のことですが、一般的には石油・原子力・光エネルギーや運動エネルギーまたは位置エネルギーなどとも応えられます。 しかし、弧理論への入り口(自然科学は間違っている:数学者岡潔)で考察したことによればエネルギーEとは、運動と質量mと位相θの組み合わせによる複素数であることが分かっています。

一般に複素数空間を用いるのは、例えば電気工学においては、電力は電圧×電流で表されるのですけれど、時間的に電圧・電流が別々にある相関をもって変化する交流では、2つの量について複素数で表します。交流での電力は複素数を用いて計算されます。

弧理論によるエネルギー・質量mと運動の関係は下図になります。

上図の画用紙(弧の思想)である複素数空間上のL(E軸上の実体とM軸上の物質との距離)は可変であるけれど、他の変数から求められるので消去でき、真のエネルギー値Eは、

iE=f(,m,θ)  式1

になると考えられます。 この考え方で時間tは、

(t)=f(iE,,m,θ)  式2

の関係になると考えられます。 真のエネルギー値Eは、運動と質量m、そして位相θから求めて、エネルギーは虚数であるということです。虚数だからといって物理的に意味がないわけではなくて、直接求めることができない値というくらいの意味と理解しています。冒頭、一般的なエネルギーとは、石油とか原子力をあげましたが、エネルギーとは究極的には物体の運動に帰納すると考えられます。直接には得られていません。 ただし、物理学ではエネルギーの次元[E]は[M][L^2][T^(-2)]とされますが、次元に時間[T]を含んでいるので使えません。

ここで、奇妙なことは時間(t)は直接求められない真のエネルギー値Eを含んでいることです。つまり、時間も虚数であり直接求められない値であるということです。 「自然科学は間違っている」と主張した数学者岡潔は、「運動は時間に比例して起こると決めてかかって、そういう時間が存在すると決めてかかっている。そういう時間と空間があると決めている」と述べました。 そして、「人は時間の中に住んでいない。時の中に住んでいる。時には現在、過去、未来があり、時の内の過去の、(過去は過ぎゆく)という性質を使って時間を計っている」と述べました。つまり、「運動は時間から求め、時間は運動から求めている」わけです。 時間は時の性質の内の「過去」の運動を測ることで得て、これを時の性質の内の「未来」の時間に適用しているということです。これを自然科学者は無意識のうちにやっているということです。 しかも光の速度cを中心に据えてしまった相対性理論は誤りなので、

表の右側の相対論の世界も、相対論の補正をした素粒子(左)の世界も使えないということになります。究極的には、「現代の物理学は19世紀から変わっていない」ということになります。因みにニュートン力学での運動量Pも時間を含む速度vが入っているので再考が必要だということになります。 奇しくも数学者岡潔が(物理現象は)「五感でわかること」(が必要だ)と述べたこととぴたり一致します。

さて、時間t∝運動∝エネルギーと考えられてきたのに、時間もエネルギーも直接に求められない値だとすると奇妙なことになります。  お金:通貨は、人が時間をかけて労働し、その対価として受け取ります。 つまり、お金≒時間≒運動(労働)≒エネルギー として扱われてきたのです。 労使ともども、時間あたりの賃金・給与・報酬額を当然のこととしています。しかし、お金:通貨は実数 時間・真のエネルギー値は虚数で位相θが媒介しています。これは不思議なことです。実数=虚数ではありません。 19世紀に科学者たちに介入した両替屋はこの仕組みを知っていたに違いありません。つまり、この仕組みを知っていれば人々からお金:通貨をだまし取れるということです。 両替屋は人々からお金を巻き上げられるということです。

弧理論への入り口」でご紹介したミヒャエル・エンデの児童文学「モモ」の時間貯蓄銀行という灰色の男たちについて、「時間泥棒」という表現は鋭いと思います。 エンデはユダヤ人?

追記  時間とは何か?  数学者岡潔のいう、時の「過去」の運動の記憶でしかないのだろうか? 実は時間なんて存在しない? あるのは質量と運動だけ? ”ある”というのは五感で分かることということ。 もし、時間が「時」の過去の性質でしかないならば、未来に起きる運動は「時間」の制約に縛られない。物質の真のエネルギー値が負の値を持っても因果律は壊れない。物質が負のエネルギー状態にあっても、運動は順を追って起きるのだから。

 

 

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フリーエネルギー模型をスノードームに入れてみた

過去に公開しました「渦とサイホン」の模型をスノードームに入れてみました。 スノードームとは、透明の容器に水を満たしてラメを入れたもので、容器を振るとラメが雪のように舞うという置物でとてもきれいです。

今回フリーエネルギーの概念を説明する模型である「渦とサイホン」をスノードームに入れてみました。

特に新規性はありませんけれど。

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N極とS極の間には何があるか?

昨日に続いて実験8-1を撮り、動画サイトにあげました。

 

ファラデーの単極誘導という現象において、その起電力は、式1で表されるとされています。

(注:式に誤りがありましたので、下図に訂正します。2014/10/02)

図起電力の式

一般に、発電の装置に、逆に電流を流せばモーターになるといえるので、 実験8-1でも、式1に従うと考えられます。式1の右辺第1項は磁束密度Bに時間的変化がある場合ですので、実験8-1ではゼロになります。(モーターでは、電流を流しても回転力は生じない。)  第2項なのですが、閉じた回路を貫く磁束密度で、回路の一部が速度v(実験8-1の場合は角速度ω)を持つとき、速度vに比例する起電力が生じると解せます。つまり、モーターでいえば電流によって円柱状磁石が回転する力は、閉じた回路を貫く磁束密度Bに比例することになるはずです。

モーターが式1に従うと考えて、ブラシを磁極方向に位置を変えてみた場合に各位置において、生じる回転の力はどうなると考えられるでしょうか。

  1. 回路を貫く磁束密度B(磁力線の単位面積あたりの数)は、N極・中央部・S極、いずれも同じなので 回転数は、N極側=中央部=S極側となる。
  2. テスラメーターで磁束密度Bの分布を計測すると、中央付近がゼロでN極側はプラスの値で、S極の値はマイナスを示す。つまり磁力線の極性が反転するのだから、回転する力はN極とS極では反対?になる。 従って、実験8-1では、回転軸のブラシがS極側に設けてあるから磁石に接するブラシの位置によって、その回転力は、S極側=中央部 かつ N極側=0(打ち消すことによって回転しない)となる。
  3. 磁束密度Bに極性など存在しないのだから、磁束密度はテスラメーターで計測したとおり、N極側>中央部<S極側 の順で力は生じる。

実験8-1について、ビデオでは回転数を計測していませんのではっきりしませんけれど、昨日の実験8の結果と同じです。 つまり、実験8-1の結果は、 N極側<中央部>S極側 でした。 恐らく、式1を忠実に解釈するなら1.なのでしょうけれど、結果はいずれでもありませんでした。 永久磁石を2つに折っても、N極とS極とに分割することはできません。 しかしながら、磁石は磁極にこそ本質があると誰もが信じています。 では、これまで発表してきた一連の実験「ファラデーの単極誘導モーターに生じる力解析」によって示される、「磁石の中央部分」には何があるのでしょうか。  実は管理者が感じているのは、過去記事にもあるように

clip_img166

 

トーラスの赤道半径を無限大にしたレンズ状の力線です。 この力線に気づいたのは、超効率インバーター「デゴイチ」内部に生じるとされる第3起電力の仮説を弧理論で説明した結果として、得られたものです。 つまり、超効率インバーター「デゴイチ」とファラデーの単極誘導モーターは、見かけこそ全く異なる装置ですが、本質的には同じものの異なる側面だということです。

 

20140419古典電磁気

ただし、超効率インバーター「デゴイチ」は電子単独の挙動によっています。つまり、上図の右側のみになります。(過去記事を参照) 電磁気学では、陽子と電子の電荷は量が等しく、極性が反対である。鏡面である、という前提があります。 しかしながら、ファラデーの単極誘導の現象は「陽子と電子の相互作用」でしか説明できないと考えています。上図では、鏡の両方にまたがった現象だということです。(非対称)  磁力線が磁石に固定されて、磁石と一緒に回転しているとか、磁力線は空間に固定されているとかいう、意味不明なことを考える必要はありません。 弧理論によれば、磁石は超巨大な単原子だと考えられます。単極誘導の現象は、磁石の中心に存在する原子核と近傍に位置する自由電子(具体的にはブラシ接点の隙間)との相互作用です。そして、ブラシ接点の位置にきた自由電子は、磁石中央に存在する原子核と相互作用して、「距離の7乗に逆比例する力」=極めて近距離にしか力を及ぼさないが非常に強い力をもっていると考えられます。 単純な話し、観測者から見て軸対称の原子が回転しているか、静止しているかを判別することはできません。そもそも磁力線は関係ないのです。

管理者は、次のように考えています。 量子理論からは、「磁石は超巨大な単原子である」という考えは出てこない。また、古典電磁気学の範囲では単極誘導の現象は説明できない。すなわち、実験8-1の理由は既存の方法論では説明できないと思います。 ホームページにも書きましたが、「自然科学は間違っている:数学者岡潔」、「相対性理論は誤り:杉岡氏」ですので、19世紀に遡って全部やり直すべきです。

因みに、素粒子は弧理論によれば、100種類あろうが、例え300種類あっても、関係ありません。これも、過去記事にあります。 装置の内容等についてご意見をお願いします。

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ファラデーの単極誘導モーター実験8を掲載

昨年8月に公開した「ファラデーの単極誘導モーターに生じる力の解析」は分かりにくかったので詳しい解説を掲載しましたけれど、未だ「生じる力は磁石の中央部分」であることの実験は、実験4と実験7を見ることでかろうじて分かるだけでした。 この部分は以前から気にしていましたけれど、何とかアイディアを装置として組み上げて「実験8」として撮影しました。

今回は、電源の設定をこれまでと変えました。これまではDC5V~5.5Vを用いていましたが、火花放電と熱でブラシが荒れてしまいますので、DC1.5Vで最大70Aとしました。この直流電源は、初期設定が定電圧ですけれど設定電流値まで流れると電圧を下げるようになっています。電圧を低くすると放電が小さくなりブラシは安定します。実験8では9カ所×3回=27回も流しますので、9カ所のデータが得られた時点で接点のブラシを交換しています。

結果は、事前に分かっていることですけれど、まともな工作機械がありませんので、装置の精度が低くて得られたデータが綺麗ではありません。いろいろ原因が考えられますが、生じる力は「磁石の中央部分=重心=仮想原子核の位置」であることに変わりありません。 とにかく、ファラデーの単極誘導モーターに関して、「力が接点で生じるタイプ」の実験は完結しようと考えています。

一昨日、使用しているアルニコ磁石のカタログ値を調べていると、売り切れたのか販売会社のサイトにありませんでした。どなたかが追試しようとしているのでしょうか。

 

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フリーエネルギー装置は電子式が先か機械式が先か?

それぞれの真偽はともかく、世にいろいろなフリーエネルギー装置を実現したとの情報がある中で、もし研究するならば、純電子式が先に来るのかそれとも機械式のそれが先に来るのかについて、十数年前に検討したことがあります。 先年亡くなられた清家新一氏は、「機械装置の開発は、順序としては先ではあろうけれど、早く純電子式に着手する」旨の記事を書かれていた記憶があります。

管理者は何も分からない状況ながら、イギリスでの産業革命は蒸気機関の発明から起きたわけですから、「機械式から始めるべきではないか」と漠然と考えていました。 まだ、結論は出ていませんけれど、恐らくファラデーの単極誘導の先にフリーエネルギーのカギがあるだろうことを考えると、機械式から研究にはいるのが妥当なのだと考えています。

第3起電力のエネルギー源について(考察)」の結果、

トーラスの外周の半径を無限大にしたような、皿状の力場ができるらしいことが分かりました。この力場は「距離の7乗に逆比例する力」を持ちますので到達距離は非常に短く、基本的には原子の半径程度の距離で減衰し消滅するようです。 ですから、単極誘導モーターの実験に示しましたように、力は接点で生じますが、液体なり気体なりの間をある程度伝搬するようです。 結果的に力場が持つ性質から現象そのものの到達距離は短くても、物質間で伝搬することで巨視的な現象として現れるようです。 つまり、超効率インバーター「デゴイチ」のコア内の磁極方向に「印加された磁場と順方向に生じた力場」は「磁極と直交する電流の方向に渦を描きながら消失する」形状をしている訳で、弧理論からすると管理者が行ったファラデーの単極誘導モーターの接点に生じる力は、「デゴイチ」内部に生じる力場と本質的に同じものが原因だと言えます。

ですから、電子が原子核を周回するのと、第3起電力の原因と、ファラデーの単極誘導モーターに生じる力は同じということです。 従って、将来的には装置の内部や外壁筐体に力場の流れを持つ純電子式の装置が開発されるでしょうけれど、力場の持つ性質からして機械的な装置によって、その基本を解明して後に、応用として純電子式の装置が開発されるのが順番だろうと感じています。

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時間のドレイにならないこと

弧理論への入り口で引用したある科学者は、自身は時間の奴隷にならないと述べたという。管理者である私は、研究を始めた頃に、この言葉を知り妙に気になっていたけれど、当時は意味が分かりませんでした。 最近の考察により「時間」の何が問題なのかようやく分かってきました。

文明の根幹である1.自然科学(その要素として時間と空間をもっている)は間違っていると数学者の岡潔は言いました。2.相対性理論は誤りであると杉岡幹生氏は書きました。

光速度c(次元は[LT^(-2)]であり時間を含む)を基本に据えた相対論は誤りであり、相対論を包含する自然科学の間違いは時間であるということです。この間違いを一言で言えば「時間は運動より求め、運動は時間より求める」からということです。究極的には、自然科学において時間は定義されていないことになります。上記の考察において、時間が定義されないことで文明にどのような影響が出てきているのかよく分かっていませんけれど、おそらくは私たちの自然科学は孤立系にのみ適用できるものではないかと考えられますし、少なくとも弧理論で言うエネルギーの真値は測れていません。

私たちは市民(Citizen)であり、自然法としての自由である権利を保有していると思っています。 古代ローマの市民は演劇を鑑賞したり議論を交わしたり自由な時間を持っていたようです。労働や役務は奴隷にさせたようです。当時の奴隷の衣食住は所有者が面倒をみなければなりませんでした。 一方、現代においては、お金を得るための労働により時間を奪われ自由に時間を過ごすことを制限されています。 私たちは市民ですけれどローマ時代の市民ではありません。現代の市民はローマ時代の奴隷に相当するということです。しかも所有者である「お金の制度を管理する人」はドレイ(Citizen)の衣食住の面倒をみる必要はありません。 上記の考察において、お金:通貨も時間も両方とも意味はなく、諺「時は金なり」はゼロ=ゼロ、または無限大=無限大といっているに等しいと書きました。 弧理論から見て時間がどのような仕組みで生じるのかはっきりしませんけれど、考察は続きます。

懐かしいテレビドラマに刑事コロンボがあります。 富裕なビジネスマンが犯人だとにらんだコロンボの質問に対してビジネスマンは、腕時計を見ながら「きみに(質疑の時間を)5分与えよう」というシーンがありました。 忙しく立ち回ることで豊かになったビジネスマンが格好良く描かれていました。 しかしながら本当にお金:通貨制度を支配している人間(どこの誰かは知りませんが)は、ローマ市民のように時間に縛られていないはずだと確信しています。 普通に推理ドラマを楽しむ人には申し訳ありませんけれど、時間を分単位で働くことで資産家になる(時間=お金)ことで幸福が手に入る、つまり(時間=お金=幸福)というイメージを刷り込む手段にテレビが使われているといえます。何も定義されていないのに。

では、時間のドレイにならないにはどうすればよいのでしょうか?

お金:通貨は究極的には数学の概念である数字にしか過ぎません。数学的な概念であるお金:通貨が現実世界で唯一の無限大を許容されていることが問題だと思われます。 一方で、自然科学にはどうしても無限大を持ち込むことができません。つまり、孤立系の学問しか許されていないことが問題の本質だと考えています。 一体、誰が宇宙は有限であると実証したのでしょうか。 少なくとも宇宙が閉じていると実証されるまでは、孤立系の学問と開放系の学問を並列に扱うべきだと考えます。いかがでしょうか?

なお、赤方偏移や宇宙背景放射を以て宇宙が閉じている証拠というのは、根拠として弱いように感じます。過去記事過去記事を参照ください。どうも宇宙空間は、電磁波は電磁波として伝搬しない、もしくは伝搬しにくいようです。地上で観測する電磁波は地球上空で生じるようです。

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フリーエネルギー装置の発明で世の中変わるなら、1940年代頃には変わったはず

管理者の研究結果を報告している方にS氏がいます。S氏には、研究の切っ掛けになった貴重な資料をお送りいただいた方です。 S氏から先日、手紙をいただきました。手紙には近況が書かれており、数名の研究者チームが、所謂フリーエネルギー装置または類する装置を実現し事業化一歩手前まで至っているけれど、諸事情により保留せずにはおれない状況になったようだと書かれていました。 管理者はこれまでにこのような話しを多数聞いてきました。また、かなり信用のおける別の研究者の方からも事業化目前になったから、情報を外部に出さないことにしたというメールをいただいたことがあります。

古くは1800年代のニコラ・テスラから、1920年代~30年代のハバードのコイルやモレイ・コンバーター。1970年代のEMAモーターなど多数あります。今では最も信頼のおける研究として超効率インバーター「デゴイチ」があります。

管理者は、このような研究の資料収集家ではありませんので、詳しくありませんけれど、関連の資料を最も集積しているのは、Patrick J.Kelly氏によるこちらだと思います。膨大な資料が掲載されており、玉石混淆ながらすぐに実用化できそうなものまであります。 これまで管理者は「既にできあがった」「既に完成している」という話しを聞いて、凄いことと思うより、どちらかというと困惑することが多かったです。何故なら、いつまで経っても世の中が変わらないからです。かつては猛烈な妨害にあって頓挫したことはあったにせよ、ここ20年くらいは多少大目に見られるようになったと感じています。それでも、世の中が変わることはありませんでした。 これからもどこかで、フリーエネルギー装置ができたという話しを聞いても変わらないと思っています。 ですから、もしフリーエネルギー装置の発明で世の中変わるならば1940年代頃には変わったはずだと思っています。

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物の理(ことわり)とは五感でわかること

先日の記事で現代の物理学者は、物の理(ことわり)が分かるのだろうかと書きました。 理(ことわり)とは、物事のすじ道、条理、道理、わけ、理由という意味です。 管理者は物の理(ことわり)とは数学者岡潔のいう「五感でわかること」である必要があると考えています。

現代物理学の最先端はご存知のとおり、素粒子研究です。昨年、素粒子の一つであるヒッグス粒子発見の話題がありました。 ヒッグス粒子は1964年に提唱され40年余りも、その存在を証明しようと研究が続けられてきました。 CERN(欧州原子核研究機構)は、LHC(大型ハドロン衝突型加速器)の実験により、ヒッグス粒子を発見したと発表しました。 LHCはスイスとフランスとの国境をまたいで設置された施設で、1998年に建設が開始され2008年完成。 2012年にヒッグス粒子と見られる粒子を発見し2013年に正式に発表されたものです。

このCERNの年間予算は1000億円くらいになるそうです。

そしてLHCの建設に2兆円ほども必要だったようです。

巨大な施設の建設と運営に多くの企業と研究者が参加し、衝突で得られた膨大な実験データを処理して上表が得られました。  40年の歳月と膨大な人的・金銭的投資の結果得られたのは、ようやく判別可能な曲線を含むグラフでした。

管理者は、そういう粒子が存在することを否定しているわけではありません。あらゆる物事は、最終的には私たちの五感で捉えられるべきものであると言いたいのです。この粒子を含むあらゆる素粒子は、五感でわかるものではありません。言い換えると、どのように理論的に合致し合理的な整合性がとれた粒子が発見されようとも五感の内に住む私たちには何の関係もないということです。傲慢に思えるかも知れませんけれど、私たちが持つセンサー(五感)は限られたものだと思います。私たちのセンサーに届かないものは、幾ら存在しても意味はないと考えるのは奇妙なことでしょうか。

見て分かること、統計処理をしなくても理解できる現象、学校の実験室でできるような現象は、19世紀までにすべて発見し尽くされたと思っていました。 管理者自身、最近までそう信じてきました。 しかし、先日の記事でも分かるように意図的に避けられてきたことが幾つかあることが分かってきました。 これほどまでに科学が進んだと喧伝されるにもかかわらず閉塞した空気、未来に希望が持てない雰囲気はどこから来るのでしょう。 きっと意図して避けられてきた物事にこそ希望へと繋がるカギが含まれていると考えています。

因みに、管理者が未解明のまま放置されていると感じていることを挙げます。

  1. 宇宙に出て天空を見ると暗黒であることの理由
  2. 地球の自転と同方向にジェット気流が吹く理由
  3. ファラデーの単極誘導が不思議なことと思われているのに十分な説明が成されない理由

上記の3つの事柄について、当ブログ内及び弧理論(解説)に記事があります。ご参考まで。

2について、年間を通してジェット気流が吹いて、あらゆる気象現象があるのにもかかわらず何十年に1回「うるう秒」を入れる程度に正確な自転と公転を続けられる理由が説明できません。自転の抵抗でしかないはずの気流の向きが自転と同方向となる理由がまったく理解できません。 2と3は同じ現象である可能性が高いと考えています。

3つとも極めて大きなことであるのに無視されるのは何故なのだろうか? これまでの考察により、誰かにとって触れられたくない事なのだろうと推測されます。  逆に言えば、志を持つ人にとってはチャンスであり希望になると考えます。 但し、反骨である必要があるようです。

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映画 THRIVE に出てくるトーラスは 半正解

2011年11月に公開されて話題になったTHRIVEは、P&G社の御曹司F・ギャンブルによって製作されたといいます。

 

ビデオの評価はさまざまですけれど、前半ではトーラスについて説明しています。 F・ギャンブル氏は、宇宙の基本的構造にトーラスが含まれており、生命はトーラスに基づく構造を持っていること、石油や原子力に代わるニューエネルギーにもトーラスが深く関わっていると説明しています。

管理者が2012年6月に当サイトに掲載し、2012年12月の第2版「弧電磁気論から見た第3起電力のエネルギー源について(考察)」にあげた図25(pdf版ではp49)の破線で書き入れた図は、トーラスに似ていますがまったく異なるものです。

図25の真ん中と右側に書かれた破線による図形は断面を示しています。 弧理論によれば、下図のFに示す電子の挙動、運動によって、E軸上の実体(図のC)が円弧を描きます。 角度θがゼロになると実体はM軸と交点を作ります。

図1

 

この交点C’’が、M軸上(3次元空間)に現れたとき力場を形成します。この力場の形状はトーラスの外周半径を無限大にしたレンズ状をしています。(下図)

知られるように、トーラスは渦状をしています。 渦の発散はゼロですから、それ自身閉じており開放系である宇宙の構造とエネルギーのやりとりはありません。

clip_img166図2

一方で、超効率インバーター「デゴイチ」のコイルに加えられたパルスによって、正の方向の磁場が生じると考えられます。 同時に上図右のようなレンズ状の力場が生じ、円弧が無限遠に消失することで、電子(考察ではF3’としている)はこの力場に引かれることになります。 コイルにおいて、この力場は上下同時には現れませんので、上半分または下半分の「皿状」の力場が生じることになります。 トーラスと比較すると、形状や機能まったく異なります。 言うなればTHRIVEのトーラスは弧理論から見たら、半分ほどの正解ということになりそうです。

因みに、レンズ状の力場の中心に来るのは(原子核、永久磁石、コイル、地球などの惑星、太陽などの恒星、銀河系など)を想定しています。 管理者が行った単極誘導モーターの実験も、実体が描く円弧の作用を想定しての実験でしたから、一見まったく関連がないように見える超効率インバーター「デゴイチ」とファラデーの単極誘導モーターには関係があると言えます。

 

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