「量子もつれ」の現象から考える「E軸の性質」

先日、弧理論から見た「量子もつれ」について述べました。 その後、弧理論におけるエネルギー軸(E軸)のもつ性質について検討しましたところ、最初の定義を一部変更しなければならないことに気付きました。 順を追って説明します。

拙著弧電磁気論で、エネルギー軸を仮説に導入しました。

20140516直交するE軸

図0

我々が存在する3次元物理空間をM軸として、エネルギー軸をM軸に直交するとし、宇宙の構造と構成を

20140419弧理論基本形図1のように

E軸上の6種類の実体がM軸に対して「積分と回転」を伴って投影されることにより、物性を持つ物質として現れるとしました。 この考え方を超効率インバーター「デゴイチ」の第3起電力仮説に適用した結果、「正の方向」に磁力線が生じるらしいことがわかるとともに、

clip_img166図2

原子の距離程度の到達距離を持つ力場が生じる。 形状はトーラスでありながら、赤道方向に発散するレンズ状をした「距離の7乗に逆比例する力」だろうと見当がつきました。

 

ところで、弧理論による自由電子モデル

図2自由電子モデル図3

では、E軸上の実体である単極Aと単極Cが作る双極A-Cの一端がM軸に投影されることで電子(単極F)が生じるとしました。すると、単極AはM軸上にある電子の位置から無限遠に存在する単極Aとは「無限長の双極」を形成するので、単極Aと単極Cは破線で示すこととしました。   この自由電子モデルを超効率インバーター「デゴイチ」に適用するに不都合はなかったのです。

次に、取り組んだのが中性子を含まない原子模型です。

 

 

図3 原子模型の2次元描像参考図4

この模型を眺めていると、ファラデーの単極誘導にそっくりだと気づき、一連の実験を行いました。 以上の経過は、弧理論(解説)のホームページと当ブログに繰り返し解説していますのでご一読下さい。

 

そして、先日の「量子もつれ」について

図5量子もつれの測定図5

のような説明をした訳です。  ところが、E軸上の実体である双極A-Cが図5においては、宇宙規模の長さを持っていて、かつ双子の電子スピンの状態が瞬時に伝わることの現実とそぐわないと考えました。

実は、これまで、弧理論の基本となる図1と自由電子のモデル図3との間には違和感がありました。

図6電子と宇宙の大きさ図6

つまり、E軸上の実体はM軸上での座標を持っているのかどうかはっきりしなかったのです。  宇宙の大規模構造をなすA’が持つ座標をE軸上の単極Aが持っているのかどうかということです。

右リンク先の「第3起電力のエネルギー源について(考察)」の第2版pdfのp20において、図3の基本形に8つの仮説を設けています。(詳細はリンク先を参照下さい)  この8つの仮説には、明記しないながら暗黙の内に「M軸上の物質が持つ座標をE軸上の実体も持つ」としていた訳です。

ところが、図5のように「量子もつれ」を弧理論により説明しようとすると「直観」に背いてしまうことになります。  そこで、今回、「E軸上の実体は、M軸に投影されることで、座標を特定する」こととします。言い換えると「3次元物理空間での座標という物性もE軸上の実体は内包している」ということです。前記の8つの仮説には、E軸上の実体が「積分と回転」を伴って投影されることにより初めて物性「質量・電磁ポテンシャルなど」として現れると定義しました。 加えてM軸上の座標も投影されるまで決定しないということです。

図7新しい自由電子モデル図7

E軸上の実体である単極Aは、M軸に投影されることにより、A’という遠方の位置に生じます。 A’が例えば暗黒エネルギーや暗黒物質になります。

そして、改めて「量子もつれ」を弧理論のモデルで示すと

図5実体と量子もつれ図8

の右図のようになります。  3次元物理空間(M軸)を球体の曲面の一部であるとします。すると双子の電子(単極F1と単極F2)の実体は、E軸上の実体である単極Cであり、単極Cは球体の中心になります。 同じく「対」を形成する単極Aも球体の中心に位置することになりますし、双極である(A-C)も球体の中心になります。  図8右では、図示しませんでしたけれど、単極AがM軸に投影されると、図7の左端の位置に投影されることになります。 このようにすることで「量子もつれ」は、直観的に理解が容易になります。

 

すると、新たな視点と疑問が生じます。

視点: 動画「引力と斥力」に

 

示したように、3次元物理空間は、E軸の実体から見ると曲率をもつ球面の一部になります。 弧理論によれば参考図4のように、物質は必然的に回転を持ち、原子はその結果に応じたエネルギーレベルを維持します。 エネルギーレベルに応じた曲面を持つことは、原子どうしが動画のように引力または斥力を持つということになります。恐らくはこれが重力です。以前から重力は、表面張力のようなものだという考えがありました。

疑問: 一方で、弧理論によれば、3次元物理空間の体積は、我々にとって無限大です。言い換えると「弧理論は宇宙の外には一切言及しない」ということです。 ところが、E軸から見てM軸が一定の曲率で湾曲しているならば、「宇宙は閉じている」可能性があることになります。 現状では、何とも言えませんが、「E軸から投影された物質が存在しないならば、M軸上の座標も決定しない」のですから、「宇宙の外」を意識することに意味がないように思えます。

 

さて、管理人は、上記のような理論は「人が持つ直観」に従っていると思います。読まれた方も突っ込みどころ満載の、奇妙な空想理論だと思われるでしょう。 管理人も奇妙だと理解しています。 ところが、次の記事では、

(あ) 18歳が一流紙に「量子もつれ」論文を掲載 において、 論文の共著者であるスティーブン・オルムシェンク氏が「すべての力ずくの計算や、その他の細かな作業のほとんどをアリが担当した」と述べています。

(い) 量子コンピューティングを脅かす「量子もつれの突然死」 において、物理学者のEberly氏は量子もつれの現象について、次のように述べています。  「量子もつれに関するワークショップから戻ったばかりだが、そこでいちばんよく耳にした告白は、『自分は量子もつれのことを完全には理解していない』というものだった。主催者や参加者でさえその程度だ。量子もつれが重要なことや、その特性は彼らも知っている。だが大半の物理学者にとって、自分は量子もつれに精通している、あるいは理解していると主張するのは無理な話だ」

物理学において、「スピン・角運動量・フレーバー・色」などは「人の五感を模した数学的な技法(パラメーター・演算子)」であって、「何かが具体的に回転しているとか色などがある訳ではない」と説明されています。

ところが、高度に抽象化した数学を用いることによって素粒子物理学が行き着いたところは、(あ)や(い)で示したような、特別な能力を持つ人だけが直観に頼らず理解した、あるいは理解しようと努力してきたが、結局のところ「よくわからない」というものです。

管理人の持ち出した空想理論は、(あ)や(い)と比べてどれほど「滑稽で、荒唐無稽」だというのでしょう。 もう、言ってもいいでしょう。「王様は裸だ」と。

 

いつも引用するある科学者の言葉をあげます。

たとえば、地球の科学者は電子が粒子で、波動性の二重性をもつものと定義せざるを得ない状態にある。彼らは電子は確率波をもつ粒子だということによってこれを正当化させようとしている。これは心で描くことのできない状態であり、そのため進歩の唯一の方法として抽象的な数学に頼らねばならなくなる。

君たちにとって最も必要なのは、自然の基本的法則または事実が全くかんたんだということを発見することだ。そうすれば君たちは現在不可能だと思われる物事を容易に生み出すことができるだろう。

 

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バーグのモーターは単極誘導モーターの部品だった

実験を行いたいのですが、ここのところ理論的なことを記さねばならないようで、なかなか進めません。 今回は、南アフリカのバシル・バン・デン・バーグという人が1960年頃に発明したというモーターの話しです。

(あ)  弧理論は、3次元物理空間(M軸)に直交するエネルギー軸(E軸)を加えた4次元の理論です。(なぜ、このような設定をするのかについては、右リンク:第3起電力のエネルギー源の考察と「自然科学から弧理論へ」を参照下さい)

弧理論によれば

20140421運動の状態

ある観測者から見て運動を持つ物体(質量m)のエネルギーE’は、静止したときに持つエネルギーE2より下がります。このとき物体がE軸に接する角度は90度から θ に変化します。因みに弧理論では、E軸は複素数次元軸です。 物体は直線運動だけでなく、回転運動すれば観測者に対して空間を移動する必要はありません。具体的な例では

図3 原子模型の2次元描像

原子などがあります。原子の構成要素である陽子・中性子・電子の回転によって系のエネルギーレベルが決まります。 そして、弧理論による原子模型は、ファラデーの単極誘導によく似ていることに気付きました。(右リンク、弧電磁気論による中性子を含まない原子模型と単極誘導についてを参照下さい)

(い)  このとき、原子の周囲に

clip_img166

レンズ状の力場ができるようです、この力場を「弧の力場」(Ark field)といいます。この力場は、双極でありながら「発散」を伴います。(右リンク、「弧の力場仮説」を参照下さい)

(う)  運動する系のエネルギーレベルに応じて

物体どうしには、表面張力に似た力が(引力や斥力)として働くと考えられます。

(え)  2013年から2014年3月にかけて行った単極誘導モーターの実験の結果、単極誘導モーターに生じる力は

  1. 磁力線あるいは磁束密度とは関係がない。
  2. 接点あるいは接触する面に生じる。
  3. 電流の経路には関係がない。
  4. 磁石との距離に逆比例する。
  5. 磁石の中央部分、重心付近が最も強い。
  6. 磁石の質量に比例する傾向にある。
  7. 火花放電が起きないときの方が強い。

ということでした。 2.や7.について疑問はありますけれど、概ね正しいと思っています。

一連の実験の動画が

であり、5.をわかりやすい形にしたものが

の実験でした。

 

ようやく本題です。

バシル・バン・デン・バーグが開発したモーターは、

bergsmotor

写真のようなもので、

拙著弧電磁気論(現、弧理論 Ark Theory)に考察したものがありますので一部引用します。

 南アフリカの研究者がU字型の永久磁石を複数個丸く配置したモーターを含む2つの静電気エンジンを開発したとされる。残されたいくらかの資料によりこのモーターがどのようなものであったかを推察した。

・通常、永久磁石の磁力線を阻害しない配列とし、保管するときは磁力保持用に鉄片を吸着させる。しかし、このモーターは、磁力線が弱くなることを意図しているようだ。

・まるで偏りを意図的に作り出そうとするような配列を行っている。周知のとおり、永久磁石をどのように配列しても偏りを実現することはできない。

・弧電磁気論からこのモーターを検討すると、U字型磁石に鏡像が現れた場合に、補完できそうな配列となっている。磁石は多結晶であり、結晶は微小な磁石となっている。条件が整い、U字型磁石付近に鏡像が現れようとする場合に、磁双EF(この場合U字型磁石)の磁気が、現れようとする鏡像・磁双DFの邪魔をしない配列となっているのではないか。 例えば、このモーターにフェライトブロックを密着させて、フェライト内部に磁双EFの鏡像である磁双EDが文字通り鏡に映した様にできるのではないか。

・結論的には、このモーターは単独では意図した機能は持ち合わせていず、他の機構と併せて機能するものか、単に概念を示すモデルであると考える。

 

単極誘導モーターによる実験の結果得た(え)の「1.磁力線あるいは磁束密度に関係がない」ことと、弧電磁気論を執筆した時点でのバーグのモーターに対する考察の結果は、一致しています。

バーグのモーターは、単極誘導モーターの用件を備えた部品だということです。 単独で動作するものではありません。回転運動を提供する部品が不足しているようです。(拙著弧電磁気論を参照下さい)

弧理論によれば、単極誘導モーターの現象は、電子と原子核の相互作用です。だから、両磁極ではなく磁石の中央部が強いのです。 ですから、単極誘導モーターは「単一の原子と同じ振る舞い」をする可能性を持っているということです。 それを実現したものが

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スカウトシップだということです。宇宙船は、自らの回転(原子レベルでの回転)を制御することによって、惑星に対するエネルギーレベルを変化させ、(う)に示した引力と斥力を制御するようです。 このような宇宙船に強力な磁力線は必要ありません。単極誘導の現象に磁力線あるいは磁束密度は不要で、ブロック全体の原子の向きが揃っていることが重要なのです。  ただ、単極誘導モーターによってこのような機能(装置内の乗員を含めて単一の原子として振る舞う)を実現しても実用的ではありません。極性を切り替えたり、姿勢を制御する必要があります。

単極誘導モーターの極性を反転させるには、①磁石の極性を切り替える(磁石を裏返す)②近傍に配置する回転電極の回転を反転する(あるいは回転電極の極性を反転する)、などが必要になります。

回転電極の回転方向を変えたり、磁石を裏返すことは出来ません。 磁石の極性を切り替えたり、回転電極の極性をスイッチで切り替える方が実用的です。  で、磁石を裏返す代わりに磁石の極性を切り替えるには、バーグのモーターのような構造が有利だと思われます。

図30磁双EFとコイルバーグのモーターの上部に弱いコイルを配置します。コイルの極性を反転させることで、下部のモーターの極性が変わります。大事なのは「原子の向きが揃って切り替わる」事であって、磁力線は必要ではありません。 極端な話し、磁性を持たない原子の方向が揃った物質が単極誘導モーターの性質を表すかも知れません。(過去記事を参照下さい)

このような小型宇宙船の構造に関しては、弧電磁気論を参照下さい。 本記事では、重力は「引力と斥力」の2種類しか出てきませんけれど、弧理論では引力である重力が2種、斥力が2種の合計4種類あります。  わかりやすい表現をすれば、論理学の 「正 反 合 対偶」のような関係があります。

 

そういえば、EMAモーターも本体に大きく何ターンか太いケーブルが巻かれていました。 電極での放電もグロー放電のようです。EMAモーターも(い)や(え)の要素が含まれていたのでしょうか?

gray01

学生の頃の考察では、EMAモーターの回転軸の端につけられたケーブルが問題だと考えていた時期がありました。もし、EMAモーターに単極誘導の要素があるならば、回転軸からケーブルが出ている意味もあるような・・・。EMAモーターは、今考えても複雑な要素が多すぎます。

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量子もつれの突然死

前回の記事で、弧理論から見た「量子もつれ」がどのように説明できるかを述べました。 今回は、やっかいな問題とされる「量子もつれの突然死」についてです。 量子コンピューティングを脅かす「量子もつれの突然死」 (リンク記事は、何が言いたいのよくわかりません。)

量子もつれには、電子スピンの他に光子による量子もつれなどがあります。光には偏光という現象があります。光は電磁波でまり横波ですから、光子にも偏光としての縦横の(向き)があります。光子による量子もつれは偏光を用いるようです。偏光の現象に向きがあることは誰もが意識しています。

一方で、電子のスピンは電子が回転しているとは理解されていません。「スピン」は回転を意味する言葉ですが、物理学でいう電子のスピンは数学上のパラメーター・演算子と理解されているようです。  ところが、弧理論の考え方からすると、量子もつれが成り立つためには、3次元物理空間での回転軸の向きあるいは回転面が平行である必要があります。逆にどれだけ離れていても問題はありません。(前回の記事を参照下さい)

図5量子もつれの測定

実験に携わる全員が「スピンは、単なる数学上の概念に過ぎない」と考えているとします。  学者・実験者あるいは、製作メーカー技術者全員が、「スピンの平行を維持する」ことを意識せずに装置の設計・製作にあたる訳です。  このとき、実験装置全体もしくは装置の一部の配置、あるいは外部環境が与える影響によってスピンの平行が維持されない部分ができることによって「量子もつれの突然死」が起きるのではないかと考えています。

大雑把な推測ですけれど、ある程度合理的なことだと思います。 もし、「軸の方向」や「面の平行」を維持することで突然死が回避できたならば量子力学の前提が崩れるかも知れません。

 

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弧理論から見た「量子もつれ」と宇宙の大きさ

今回の記事は、奇想天外ですけれど、弧理論の考え方による宇宙についての記事です。前置きは長いです。

弧理論の基本は、3次元にエネルギー軸を加えた4次元の理論です。我々は3次元までは直観的に理解できますので、4次元を分解しますと理解しやすいです。

20140516直交するE軸図1

弧理論による空間は、3次元物理空間である(X,Y,Z)と(X,Y,iE)(Z,X,iE)(Y,Z,iE)の合計4つの3次元に分解できます。我々の空間(X,Y,Z)において、どの方向に対してもエネルギー軸(iE)は直交しています

ここで、観測者に対してある物体(装置)が異なるエネルギーを持つためには運動が必要です。

20140421運動の状態図2

我々がある装置を通してエネルギー軸にアクセスするには装置が運動すればよい訳です。 しかし、装置があちこち動き回る必要はありません。その場で回転運動をすればよいのです。 例えば単極誘導モーターのような装置を想い描いてください。そうすれば装置のエネルギーが変化することになります。もっといえば、機械的な回転である必要はありません。電子的な回転でOKです。 身近な例は原子です。

図3 原子模型の2次元描像図3

ここで、図1に戻ります。 任意の装置がエネルギー軸にアクセスするには、回転軸あるいは回転面がどのような組み合わせになっているかが問題であって、3次元空間内の座標の位置には無関係です。当たり前のことなのですが重要なことです。  装置が自宅の室内にあっても、月の表面にあっても問題ありません。 例えばXY平面内で回転する装置であればZ軸が回転軸になります。位置は問題でありません。

弧理論の自由電子モデルは

図2自由電子モデル図4

のようになります。M軸上の電子(単極F)はE軸上の実体である単極Cが「回転と積分を伴って」M軸に投影されたものです。 (右ブログロール「第3起電力のエネルギー源について」p43の図22に示した基本形を参照下さい)

電子の実体である単極Cは、単極Aを”対”とする双極A-Cを形成しています。(E軸上に) この単極AはM軸に平行ですから事実上宇宙の果て(無限遠)に存在します。 具体的には暗黒物質または暗黒エネルギーを想定しています。 なお、弧理論では、単極Cは単極Aより斥力を受けています。宇宙を構成している物質は、暗黒物質と暗黒エネルギーから斥力を受けていると想定しています。詳しいことは省略します。 兎に角、図4は宇宙規模の模型だということです。

ss372320d写真1

宇宙の大規模構造は泡状をしているといいます。泡のフィラメントに太陽系を含む銀河系は含まれています。


 

ここで、「量子もつれ」について説明します。 「量子もつれ」は奇妙な現象です。 量子力学での説明は非常に難しいので管理人にも理解できませんけれど、ごくわかりやすく説明した記事がありますので一部引用します。

 

 量子力学によると,「量子もつれ」という性質がもたらす遠隔作用が存在し,2つの粒子が何の媒介もなしに同期して振る舞う。この非局所効果は単に直観に反している・・・・

量子もつれとなる特性はいろいろある。例えば,それぞれの自転の向きがはっきり決まっていないにもかかわらず,反対向きに自転していることは確実な2個の粒子がありうる。量子もつれは,粒子がどこに存在するかによらず,粒子が何であるかによらず,互いにどんな力を及ぼし合っているかによらずに,2つの粒子を関連づける。原理的には,銀河の両サイドに遠く離れた電子と中性子が量子もつれになっている例も考えられる。

一方で,量子もつれは「非局所性」という非常に気味悪く徹底的に直観に反する現象を引き起こす。対象に触れず,そこまでつながったどんな実体の連鎖にも触れることなく,物理的影響が及ぶ可能性が生じるのだ。

下線は管理人によります。

例えば、電子の性質にスピンがあります。電子には2種類のスピンがあり、上向き(up)下向き(down)と呼ばれています。引用文の例によれば、2個の電子が「量子もつれ」の状態にあるとき「自転の向きがはっきり決まっていないにもかかわらず、反対向きに自転していることは確実な2個の粒子がありうる。」ということです。

ここで、片方の電子のスピンを測定により決定すると瞬時にもう片方の電子のスピンが決定するということです。 粒子がどこに存在するかによらず、2つの粒子を関連づけます。 測定により片方の電子が上向き(up)と決まった瞬間、もう片方の電子スピンは下向き(down)に決定する訳で、2個の電子がどれだけ離れていても瞬時に状態が決まるのです。

 

さて、やっと本題です。 超効率インバーター「デゴイチ」について考察した「第3起電力のエネルギー源について」(右ブログロール参照)pdf版のp77補遺2.に示した図41は弧理論から見た「量子もつれ」を模型として示したものです。

図5量子もつれの測定図5

図5に示す2個の電子をそれぞれ、F1とF2とします。2個の電子は量子もつれの状態にあります。弧理論によれば、電子F1の実体である単極C1は単極Aと「対」を形成しています。電子F2の実体である単極C2も単極Aと「対」を形成しています。通常であれば各々別の単極Aと対を形成しているのですが、「もつれ」状態の実体は1個の単極Aを共有しています。

ここで、電子F1のスピンを測定したところ、(+Y)方向であったとします。すると、電子F1の状態は(単極C1-単極A)の対を通して(単極A-単極C2)の対に伝わり、最後にM軸上の電子F2に伝わり(-Y)が決定します。 現象としては、電子F1と電子F2がどんなに離れていても瞬時にスピンの状態は伝わります。

ところで、最初の説明、図1を思い出してください。E軸はM軸に直交しており、回転軸あるいは回転面がどのような組み合わせになっているかが問題であって、3次元空間内の座標の位置には関係ありませんでした。方向のみが重要なのです。

図4や図5は、E軸上の実体が宇宙の構造に直結しているという、奇妙で受け入れがたい模型です。しなしながら、量子もつれについて、量子力学からは複雑で直観に反する説明しかできませんでした。 弧理論の説明と比較してどの程度トンデモなのかは、よい勝負だと思っています。

 

次に、もっと仰天話しです。

天文学の(主に電磁波を使っての)観測によれば、宇宙の大きさは半径120億光年から130億光年だとされています。ところが

図6電子と宇宙の大きさ図6

「量子もつれ」によるスピン状態の決定は、E軸上における経路である(A-C)の経路を伝って瞬時に伝搬します。 ここで、M軸上において宇宙のA’と電子Fは、距離にして何億光年もあります。ですから、E軸上の実体である双極(A-C)も同じ隔たりがあると思いこんでいますが、先の「量子もつれ」の事実から隔たりを  L  双極を”対”とすると

L(A’対F)≠L(A対C)

だということになります。E軸を経由するという点を考慮すると宇宙の大きさは、それほど大きくないのかも知れません。

追記

「電子のスピンは電子の自転に起因しない」から、上記の話しはおかしいとのご意見があろうかと思いますけれど、弧理論では、図2の角度θがゼロのときには、質量は次元を失い運動になります。この辺の説明は難しいです。このとき光速度をこえるかどうかが問題だと思いますが、速度は距離/時間ですので、・・・・。 右ブログロールの「自然科学から弧理論へ」を参照下さい。

 

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第3力場を「弧の力場(Ark field)」に改めます

先日、出した「弧理論による第3力場仮説の提唱」において、「第3力場」の名称を「弧の力場」に改めます。

拙著弧電磁気論(現弧理論)の名称の由来のもとであった半径7rの円弧

図3 原子模型の2次元描像エネルギー軸上にある実体が描く円弧のことです。

一方、仮説である第3の力場は、半径7rの円弧がM軸に投影されてできるレンズ状の力場です。

clip_img166

当然、両者は異なるものなのですが、ほぼ同じものと扱ってよいと思われますので、第3の力場を「弧の力場」「弧場」という名称に改めます。英語表記は「Ark field」「Ark force field」でよいと思います。

どうも第3の力場という名称に馴染めなくて考えてみました。 ところで、「弧場」の英語表記が「arc field」ではなく、なぜ「Ark」なのかというと、弧の力場「Ark field」は原子のエネルギー源であり、かつ惑星・恒星・銀河系のエネルギー源であり、宇宙すべての動力源だからです。  ですから、弧理論「Ark theory」は宇宙論だということです。

 

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私たちがジェット旅客機のことを略して「ジェット」と呼ぶのは、ジェットが飛行機の飛行原理であり動力源だからです。  もし、飛行機のことを知らない人が説明を受けて、「これはジェットという」と説明を受けたならば、その人は「ジェット」とは金属でできた「大きな鳥」と理解するでしょう。

ですから、ノアの箱船(Noah’s Ark)が

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「Ark」を飛行原理・動力源とした宇宙船であっても、「箱形の舟」だと理解したのではないかということです。 戦争後の放射能を含む大洪水をこのような木造船で乗り切れるというのは楽観的に過ぎます。 相当の期間、宇宙空間に待避したと考える方が自然だということです。 ただ、この語と意味の関連(誤解)が古代のヘブライ語でも成り立っているのかどうかはわかりません。

 二国間の摩擦は年々増大し戦争へと発展してしまった。勝敗は問題ではなく、単純にお互いを破壊したんだ。生き残りは少なく、地上の放射能レベルは人間の許容値を超えて上がった。  生き残りの人々が放射能ですぐに死んで全滅したということではない。精神的肉体的な機能の低下を促進したということだ。続く世代には望ましくない変化も沢山あり、彼らをそう長くはないにしても石器時代レベルにまで落としただろう。  今のチベットの高原の上に、残った宇宙船が六台、彼らの乗組員によって着陸したんだ。人類の生き残りを保存するために何をすればよいかを決定するための会議のためだった。結論は他の惑星に行こうというものだった。そのときの宇宙船は宇宙飛行に使用できるもので、時々は数百キロメートルの高さまで上がるのに使用されていたが、惑星間の広い空間を渡る試みはなされておらず、乗組員には成功できるなどということは考えられなかった。・・・・採決がなされ、四台の宇宙船の乗組員は少なくとも人類の文化の一部を保存する希望をもってこの大きなギャンブルにかけたのだった。残りの二台の乗組員は地球に残ることを決定した。彼らは集まった高地の高さでは放射能レベルが比較的低いので彼ら自身や彼らの子孫に肉体的、精神的な退化を起こすことなく生き続けることができると判断したんだ。・・・・

 

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フリーエネルギー装置:QEGについて

最近、QEGというフリーエネルギー装置を

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QEG_Build_Morocco

qeg-fig

QEG1a.jpg.op782

共同で製作しようという活動がなされているようで、日本でもこちらで活動されているようですのでメモしておきます。

調べてみたところ、最初の情報は、フリーエネルギー研究者のPeter Lindemannからのようです。

peter-lindemann

 

日本にピーター・リンデマンが開発した発電機を紹介したのは、未知領域研究所所長 多湖敬彦氏のようです。同氏が製作したモーターの概要は、こちらにあります。

可変磁気抵抗発電機

写真のような発電機で、平成10年11月26日に早稲田大学で開催された第2回意識・新医療・新エネルギーシンポジウムで発表されたものです。当時のプログラムから一部引用します。

広域科学研究所 多湖敬彦 「特殊変圧発電機の試作と実験」より

ピーター・リンデマンが発明した特殊変圧発電機を試作と測定を行った。・・装置は、積層コア(鉄芯)二個をローター及びその周囲の出力コイルと、四つの界磁篭磁石のステーターからなる。界磁電磁石の極性は隣同士で反転しており、ローターが1/4回転するごとに、ローターコアを通る磁束の流れは反転する構造になっている。ローター周囲に撒かれた出力校いる自体は回転せず、同コイルのコアの時速変化によって電圧が誘導される。今回の塩飽実験では、電力測定における非正弦波や無効電力の問題を避けるため、入出力双方を直流として比較した。その結果、一定条件において入力増分よりも出力がおおきくなる現象(超効率効果)が観察された。同装置は発電機の構造と条件によってはバックトルク(負荷時のブレーキ力)が生じないことを示しており、電気機械の反作用の問題を考える上で重要な意味を持つと思われる。

 

どうも、この講演で、システムの効率は110%~115%くらいだと発表されたようです。 写真によれば、上部に取り付けられたモーターによりローターが回転する構造になっています。 ローターは磁気回路の一部になっており、磁気回路が回転することによって回路の磁束が時間的に変化します。このとき負荷(電気として外部に取り出すこと)がローターの反作用(ブレーキ)として現れないと主張しています。入力と出力はいずれも直流で測定したということですので、超効率は確かなようです。

QEGの写真・回路と比較すると、特殊変圧発電機と同じ構造をしていることがわかります。 見た目はBedini Motorと同じです。

現時点で、この発電機について、弧理論からわかることはありませんけれど、昨日発表しました「第3力場(仮説)pdf」の図7の※印に示したように、第3の力場から「正の方向の磁場」が生じる機構が磁気回路ローターに形成されているのではないか?と感じます。  「第3起電力の考察」(右ブログロール)のような複雑な説明が必要のように思います。 写真の装置に、弧理論の考察を適用する気力はありません。

追記

ピーター・リンデマンは、EMAモーターなどについても研究していましたけれど、QEGの大本はこちらのようです。資料の末尾に発明者のニコラ・テスラの特許資料があります。  管理人にはニコラ・テスラのことはよくわかりません。

それにしても、フリーエネルギーに関する研究は連綿と続いていることを実感します。多くの研究者が不遇であったことを考えると、こういう主張をしても殺されないような時代になりつつあるようで、何よりです。

追記2

QEG が Quantum Energy Generator つまり、「量子エネルギー発電機」の略だそうで、でも弧理論の考え方からすると量子とは何の関係も無いように思えます。

 

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弧理論による第3力場の仮説を提唱

弧理論(解説)のサイトに「弧理論による第3力場仮説の提唱」pdfを掲載しました。また、右ブログロールにリンクをはりました。 第3の力場に到達した経過は以下の通りです。

1.第3起電力のエネルギー源を弧理論から説明した結果、レンズ状の力場に到達しました。(下図右)

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2.中性子を含まない原子模型の考察に基づき、3.ファラデーの単極誘導モーターの実験を2013年から2014年3月まで行った結果、4.ファラデーの単極誘導が古典電磁気学で説明できないことがわかりました。

管理人は、1~4、一連の研究を振り返った結果、1で得たレンズ状の力場は、2の原子模型に適用できて、3の実験の原因となっているらしいと理解しました。 で、今回、1で得られたレンズ状の力場(第3の力場)について、ファラデーの①単極誘導の現象と②第3起電力の現象、並びに③弧理論の原子模型の説明に適用できる仮説としてまとめました。

数学的な証明は一切ありませんが、3次元の形状としてよく整合がとれていると思います。電場と磁場並びに第3力場の形状は、原子模型の中で高い対称性を持っています。 何よりも、単極誘導モーターの研究を進める上で、指標になることが一番です。

 

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物理学を画廊に例えると

管理人は、物理学というものにあるイメージを持ってきました。 イメージを伝えたくても旨いたとえ話が思いつきませんでしたけれど、何とかご理解頂けそうなものができましたので、ここにメモします。 わかりにくく適切でない部分もあるかも知れませんけれど、予めご了承下さい。

 

今、私たちは絵画を購入しに画廊を訪ねたとします。 そこには名画ともいえる一枚があり、とても気に入ったのですが、大変な値段がつけられていました。 「宇宙・自然」と題する絵でとても調和のとれた素晴らしいものです。

物理学を画廊に例える

そこへ画廊の店主(物理学者)が現れて説明を始めました。  「この絵は、大変お値打ち品です。・・・・」  店主はいかに絵画が精密に緻密に描かれているかを力説しました。 数学的な説明がわからないのですけれど、要約すると以下の通りでした。

1.細部は、量子力学を基礎とした素粒子物理学で計算された精密さをもって配置されている。

2.細部は、波動性をもつ17色の素粒子で描かれていて、一定の確率で配置される。

3.部分は、古典的な力学で、さらに大きな部分は、相対性理論により配置されている。

4.全体の構図は、量子力学と相対性理論を兼ねた宇宙論により配置が決められている。

5.ただし、量子力学と相対論は相性が頗る悪いので、ビッグバン理論により整合性をもたそうと努力している。

6.この絵は、細部の構造を確率に立脚して組み立てられているので、全体は「確率的宇宙・自然」という。

さらに、店主は言いいました。  「実は、この名画よりさらにお値打ちな品があります。」と述べて、店の奥から

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新しいキャンバスと油絵の具、絵筆とパレットを持ち出して来て、店主は自信を持って言いました。

「ここに、名画と同じキャンバスと同じ量の17色の絵の具があります。1.~6.のとおり、素晴らしい精密さで名画が出来ているのですから、この画材は名画よりもっと素晴らしい名画になる可能性があるのです。偶然に! ですから、壁に掛けてある一枚よりこの画材を是非お買いお求め下さい。」

聞くと、画材一式の値段は、壁に掛けてある名画「宇宙・自然」より、高いとのことでした。

 

過去記事、 「 知っていますか、知識には活力があり、生命力もあることを」に記したように知識(情報)を蓄えるには僅かばかりのエネルギーが必要です。 店主の説明は、要するに1.~6.からできている「宇宙・自然」には「まったくの偶然・確率によりできているのだから、活力はない」と述べているに等しいのです。 少なくとも管理人には、そう聞こえます。 「物質あるいは物質の配置の中に含まれる知識を我々がくみ取ることによって、活力や生命力が得られると解釈する」ことに比べて、店主の言う宇宙・自然の姿は、何と平坦な乾燥したものであるかと感じます。

上記の絵画と「画材一式」の間には、エントロピーの違いがありますから、どう見ても画材一式の方がお値打ちです。    などとお考えの方は、どうかしてますョ。(削除2014/06/18)

 

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単極誘導モーターに直流成分は不要なのか?

最近、実験で気付いたことを記します。

(あ) 一般に、単極誘導の現象は、「発電機=低電圧で大電流の出力」 「モーター=低電圧の大電流で駆動する」 と理解されています。

デパルマ(Bruce dePalma)の開発したNマシンは、僅か0.75Vで6000Aの出力だったようです。

DePalma N-machine 11/18
また、管理人が作った水銀を使った単極誘導モーターの実験7では、0.6~0.7Vで60A~70A流しました。

単極誘導モーターの実験7

(い) エーテルエンジンにおいて、次のような現象が報告されています。

「コイルから機械的エネルギーを引きだした時の方が、機械出力がゼロの場合よりもコンデンサーの逆充電電圧が上昇するのである。   一部省略   さらに奇妙なことに、この逆転現象が起こる時に限って、スイッチSの接点で生じる火花放電の音が異様に低い音となる。」    (共振回路とフリーエネルギー井出治:未知のエネルギーフィールドp109:世論時報社刊より引用)

 

(う) 管理人が行った単極誘導モーターの実験4-2において、スズメッキ線が大きく弾かれるときは、接点で火花放電が起きませんでした。

単極誘導モーターの実験4-2

 

上記の(あ)のようなことが一般的に認められている中で、(い)や(う)のようなことも事実です。 管理人は、少しずつ単極誘導モーターの実験を続けていまして、幾つか気付いたことがあります。  まだ不確かな段階なのですが、どうも、超効率インバーター「デゴイチ」に見られるように、単極誘導モーターにおいてもパルスを用いた方が単なる直流電源のときよりトルクの発生が大きいように感じます。 定量的に確かめる段階でなく、定性的にも「どうも、そのようなことらしい」と言えるかな? という程度です。 つまり、(あ)と認められているにもかかわらず、(い)や(う)の特性を活かす方向においては、直流成分は本質からは外れるのかも知れないということです。 甚だあいまいな書き方で申し訳ないのですが、この件も含めて幾つかわかったことを詰めて行こうと考えています。

なぜ、不確かな段階で書いたかというと、「単極誘導の現象は直流だ」という先入観を持たない方が可能性が広がるからです。  その根拠として、エーテルエンジンも超効率インバーター「デゴイチ」も単極誘導モーターも見かけは違っていても弧理論からすると、すべて同じ動作原理だからです。 見かけに違いはあっても、共通点があるのです。 実際にやってみようとお考えの方はご参考まで。

それにしても、接点で何が起きているのだろうか? 接点を構成する材料Aから材料Bへ、自由電子が移動する際に、自由電子に非常に急峻な運動の変化があるのだろうか?

 

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自然の基本的法則または事実がまったく簡単だと発見すること

管理人が人から言われたことで鮮明に覚えている2つのこと。

1.従兄弟の理学博士(数学) 「自分が思いついたアイディアを調べていくと、ほとんどのアイディアはすでに誰かが考えたものである。」

2.某氏 「新たな物理現象であることを証明することは、非常に難しい。あらゆる既知の現象の可能性を徹底的に排除しなければならない。」

学問や実験研究を長年続けた人の言葉は重いです。  管理人も、素人が物理現象で新たな知見を得られるとは思っていませんでした。  ところが、いろいろ調べていく内に、西洋文明そのものがかなり歪んでいるということが分かってきました。しかも、意図的に。  現代において、電磁気現象は弱い核力や強い核力(相互作用)と統合されているのですから、電磁気現象は既にしてすべて分かり切っているものとして扱われています。 にもかかわらず、素人やアマチュアの人たちが磁石や電気に深い魅力を感じていて、特に学問的には完全にあり得ないとされているフリーエネルギーなどの技術が磁石などによって実現されることが期待されています。 管理人も以前から、世界、西洋文明の根幹に「どこか胡散臭い」ものを感じてきました。過去記事にも記しました。

ですから、上記の1.や2.の言葉は、基礎に「既存の学問」を置けば、「非常に難しい」のではないかということです。

 

一方で、いつも引用するある科学者の言葉は


君たちにとって最も必要なのは、自然の基本的法則または事実が全くかんたんだということを発見することだ。そうすれば君たちは現在不可能だと思われる物事を容易に生み出すことができるだろう。


ある科学者の言葉は、上記1.と2.の言葉とまったく反対です。これは一体どう理解すればよいのでしょう。  西洋文明の薄ぼんやりした胡散臭さの原因は、過去記事に記したように、誤魔化し言葉遊びのようです。

いろいろ感じたままに調べていくと、次のような3つの疑問に行き着きました。

①.宇宙空間に出ると天空は真っ暗闇であること。

真っ暗な天空

 

②.ジェット気流(偏西風)が地球の自転の方向へ吹いていることの理由。

ジェット気流は地球の自転方向に吹く

ジェット気流は地球の自転方向に吹く

 

③.ファラデーの単極誘導の原理がどうも理解されないまま百数十年の間、放置されていること。

単極誘導モーターの図

単極誘導モーターの図

 

3つの疑問は、古くからいわれているものです。 トム・ベアデンの手紙によれば、1800年代あるいは1900年代初頭に、意図して学問の方向が歪められたと記されています。  その歪みを維持する為には、学問の方向性を維持するには、①②③の疑問を放置するしかなかったのではないか。そう思います。

大事なのは、数学者岡潔が「五感でわかる必要がある」と述べたように、3つの疑問は、いずれも「五感でわかる」現象なのです。  ①は、「天文学には致命的な誤差が含まれているかも知れない」に書きました。 ②は、どうも③の原理で成り立っているのではないかと推測しています。 そして、③は、「弧理論による原子模型」と瓜二つですから、「弧理論から見て、惑星や太陽系の運行原理と原子の構造・原理がほぼ同じ」であろうと予想しています。

つまりは、ある科学者が述べたように、自然の基本的法則または事実が全く簡単だということです。 一見、「粒子であり波動性を持ち、確率的に物事が起きる」ようでも、本当は②や③のような「古典的な宇宙」こそが「五感でわかる」ものであり原理だということです。

それぞれのテーマについて、いろんな角度から何度も書いてきました。重なる部分も多いです。また、誤りも含まれていることと思いますが、管理人が想い描く理想について、少しでもご理解いただけるとありがたいです。

 

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