仕切りが無ければ水銀は乗り上げない

先日、「自然科学は終わった」という記事で、単極誘導モーターに生じる力の相互作用において、「磁石は力学的に孤立している」のに、「現象の原因が磁石である」ことが、自然科学が想定している相互作用の範囲を超えていることを自然科学が終わった理由として挙げました。  その補足理由として、昨日「ネオジム磁石に乗り上げる水銀」を説明しました。

単極誘導モーターの実験でいろいろわからないことがあるのですけれど、「何について」「どのようなことが」わからないのか、管理人の頭では判然としません。各種実験の結果が混然と横たわり、整理できない状態が続いてきました。 で、本日は、昨日の記事についてです。

vlcsnap-20150130写真1

の様に、磁石に水銀が乗り上げる現象が「磁石の磁場との関係ではない」との思いは長く頭にありました。 何がわからないかというと、「磁極端面の磁力線の方向」と「磁石側面からほんの少し離れた位置」では磁力線の方向が反対であることから、「水銀の乗り上げ」の現象が磁石側面近傍に起きる原因があるのか「磁石の磁極端面と側面の境界」にあるのか? などなどいろいろ混乱していたからです。


 

実はこれまで未公開でしたけれど

CIMG1630写真2

の様な装置(容器の底にリング状ネオジム磁石を取り付けてある) で

vlcsnap-2015-05-13-07h57m26s741写真3

の様な実験を2015年2月26日に行っています。中心軸を(-)に、一番外側の電極を(+)にしています。容器の下の磁石は上面をS極にしています。 仕切られた水銀を内側から水銀A、水銀B、水銀Cとすると。結果は、A(時計方向)、B(時計方向)、C(流れの有無、方向確認できず)でした。 写真ではわかりませんが、容器の下、水銀Bの下にリング状のネオジム磁石があります。   つまり、磁石の磁極端面では「反転が起きなかった」となります。

また、

vlcsnap-2015-05-09-07h19m50s366写真4(既出)

の様に水銀の上に磁石があるときも反転は起きず、回転方向は時計方向でした。

写真4の様に水銀が磁石の下にある場合で、写真2のような三重に仕切った実験は行っていませんけれど、写真3の結果を考慮すると、写真4の条件で三重に仕切った実験は、恐らく「反転が起きない」だろうと推測されます。

写真3や写真4など他の実験をまとめてみると、反転が起きるのは「磁石側面で回転するときである」といえます。(磁石を水銀に浮かべた状態をいいます。)


 

本題に戻ります。  昨日の記事において、「自然科学が終わった」理由の補足として、「二重あるいは三重に仕切った水銀による単極誘導モーター」による「磁石を浮かべた水銀Bが磁石に乗り上げる」現象が、「磁石の持つ磁場と水銀との相互作用」が原因ではないとした理由が「乗り上げた水銀」に「電流が流れていない」でした。反論もあろうかと思います。 ただ、いろいろ混乱していたのですが、ここで気づいたことがあります。

冒頭のように、磁力線の方向や、磁石側面の近傍など、等、何も難しく考える必要はありませんでした。

 

vlcsnap-2015024写真5(2015年2月4日)

の実験は公開していませんけれど、「磁石を水銀に浮かべた」「仕切らない」装置では、水銀は「時計方向に回転しました」。 その際写真5でおわかりのように、水銀は磁石に乗り上げていません。 つまり、水銀が単極誘導モーターとして回転する以外に、「水銀の乗り上げ」もしくは「水銀が荒れた動きをする」のは

水銀が磁石側面に位置し、内周(磁石を浮かべた側)・外周に仕切られた場合であるということになります。

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動画1

また、三重反転において、磁石より内側の水銀には、「乗り上げ」の現象は見られません

磁場中を運動する電子に力が働く、ローレンツ力であるならば、写真5でも写真1と同様に「乗り上げ」の現象が起きねばならないということになります。

よって、「水銀の乗り上げる現象」の原因は、水銀を仕切ることにより起きる「反転現象」にあると考えられます。

気づくのに本当に時間がかかりました。

因みに、写真5において、磁石外側、時計でいうと1時付近の位置の水銀が波打っていますけれど、このような波打ちは、磁石を含む装置の不均一が原因だと考えられます。 磁石を含む装置の構造が完全な軸対称ではないということです。

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もう一度書きます。

vlcsnap-20150130(2015年1月30日)と

vlcsnap-2015024(2015年2月14日)の

違いは、仕切りがあるか仕切りが無いかの違いだけです。(仕切り板には電位はかかっていない) この違いによって、「反転が起きる」と同時に「水銀が磁石に乗り上げる」のです。 電流さえとれれば再現性は100%です。(機械的に不具合無いならばDC0.5Vで30A程で現れます。)

 

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ネオジム磁石に乗り上げる水銀について

先日掲載した記事「自然科学は終わった」について、近接作用であれ遠隔作用であれ、単極誘導の現象は、自然科学が想定した「相互作用」の範囲を越えた例外であると述べました。 管理人として根拠はかなり強いと感じているのですけれど、実のところ他にも理由があります。

管理人がこれまで行った実験の多くにおいて、(勿論、当方の誤解の部分もあるのですけれど)、実験の結果を磁場中の電流が受ける力、ローレンツ力だと理解される方が多いようでした。電磁気現象に興味を持たれる方の多くは電磁気学を学ばれた方でして、既知の概念を出すことで安心されるようです。

管理人が理解してるローレンツ力は

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動画1 高電圧放電の様子 実験4-3(2013年12月16日)

の最後にある

スナップショット 1 (2013-12-16 14-04)写真1

のようなもので、放電電流の経路が磁場により曲げられるのであって、その反作用は近傍にあるアルニコ磁石が受けていることに間違いありません。

また、

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動画2 単極誘導モーターに生じる力の解析

の実験7(2013年7月3日)において、(動画2の5分5秒付近)では

実験07S極での盛り上り20130703写真2

の様に、電極付近の水銀が盛り上がる様な現象をいいます。このときも反作用を棒状のネオジム磁石が受けているはずです。

ところで管理人は、電磁気現象において力学的、作用反作用がどのように成り立っているかに注目して実験を進めてきました。 その過程において、

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動画3 同軸三重反転(2015年3月2日)

のような同軸三重反転機構を見いだしました。

ところで、動画3において、何か疑問を持たれる部分はありませんでしょうか。 何か辺だと思いませんか。


 

管理人は、動画3に行き着くまでに、

vlcsnap-20150130写真3 同軸二重反転の単極誘導モーター(2015年1月30日)

の様な同軸二重反転の単極誘導モーターを作りました。このモーターの様子は、現在未公開です。同軸二重反転モーターは

水銀の乗り上げ図1

の(1)の様なものです。リング状のネオジム磁石には絶縁が施してあります。ネオジム磁石は比重が7.4で、水銀13.5の約半分強ですから、静止時には磁石の厚みの半分くらい沈みます。 磁石の上面がS極で、0.5ミリ厚のアクリル板で(-)電極を軸に回転するようにしています。 通電すると図1(2)の様に、水銀Aは時計方向に回転し水銀Bは反時計方向に回りました。磁石は水銀Aの回転につれて時計方向に回りました。 驚いたことに、水銀Aがネオジム磁石に大きく乗り上げました。瞬間的には、磁石は水銀にほぼ埋没しています。 このときの目的が二重反転にありましたので、「失敗」だと判断しました。  けれど時間が経つにつれて、これは失敗ではないのではないかと思うようになりました。

というのも、図1(2)に示すように、電流の経路は、赤い矢印のとおり、外側の(+)電極からAとBを仕切る銅板を通って回転軸の(-)電極へ流れるのであって、ネオジム磁石に乗り上げた水銀は(-)電極への電流路を形作っていません。 写真1や写真2の様に、磁場中の電流に力が生じるのならば理解できますが、写真3の実験では図1の(2)のように乗り上げた水銀には、どう見ても電流は流れていないのです。写真2の実験では60Aも流しています。写真3の同軸二重反転の実験ではDC0.5Vで最大30Aでした。

非常に重い水銀が例えローレンツ力により乗り上げたとしても理解できません。この現象が仮にローレンツ力であったとしても、ぜいぜい写真2のように小豆大くらいに盛り上がる程度だと考えられます。  この現象について、弧理論による考察は概ねできています。 この現象が何を示すのか、近いうちに実験で確かめる見込みです。

 

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Z軸筐体に2TBのHDDケースを使って作った自作CNCでShapeOkoを描いてみた

3月から4月にかけて作ったCNCにボールペンを取り付けてShapeOkoを描いてみました。

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動画1

プリント基板の切削をやってみたくて、PCBVカッターもヤフオクで買ったのですが、grbl controllerが相対座標のg-codeを受け付けないので立ち往生しています。 逆にNCVCが原点からの絶対座標でg-codeをはき出してくれれば問題解決なのですけれど、やり方がわかりません。どなたかご教示を…。

 

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自然科学は終わった

2年あまり単極誘導の現象について実験研究を行ってきました。 特に1月から3月にかけては集中的に実験しました。 4月・5月と実験の結果を基に考察を続けてきましたけれど、一応結論を出しました。

oka14061301写真1

数学者岡潔は講演「自然科学は間違っている」において、「時間が問題だ」と述べました。 自然科学者は「運動は時間に比例して起きる」と決めてかかって「時間がある」としています。

運動とは、2つ以上の物体の相互作用です。

相互作用と単極誘導図1左の様に

物体(ア)と(イ)に「作用と反作用」が生じます。

pendulum2015図2(wikiより)

学校で習った振り子の等時性は、振り子の振幅の大小にかかわらず、振り子の「1周期にかかる時間が等しい」というものです。しかし、ここには「運動が時間に比例して起きる」という暗黙の了解が存在するに過ぎず、自然科学者は{運動/時間}の関係を決定したことはありません。 実際の所、「運動は時間から求め、時間は運動から求めている」に過ぎません。

ある人に、このことを話したところ、「哲学的な問題か?」と言われました。 そのときは咄嗟のこと曖昧に返事をしました。 岡潔の講演は、ほとんど哲学的な問題だととらえられているかも知れません。


管理人が行った実験の内、特徴的なものを挙げます。

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動画1 単極誘導モーターの力学的特性について(2015年2月5日)

動画1では、リング状の容器に満たした水銀は、反時計方向に回転します。細い線で吊り下げた磁石は電源のオンとオフの際に揺れますが、磁石が水銀の渦の反作用を受けているようには見えません。

また、

vlcsnap-2015-05-09-07h19m50s366写真2(2015年2月6日)

では、 水銀を満たした容器の上に細い線で吊り下げた磁石(水銀に接していない)は、反作用を受けているように見えませんでした。因みに、写真2の実験では水銀は時計方向に回転しました。 写真2の実験は動画としては公開していません。

動画1も写真2の実験も、磁石が反作用受けていないことを証明するには少し説得力に欠けていると感じていました。 しかし

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動画2 (2015年3月2日)

では、水銀に浮かべた磁石が水銀の渦流に押されて回転していることが確認できます。また、

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動画3(2015年2月16日)

として

vlcsnap-2015-05-09-08h24m53s012写真3

があります。水銀に浮かべたリング状磁石の中心にマイナス電極を設けます。外側に上から吊したリング状の電極をプラス電極とします。電流を流すと吊したプラス電極は、瞬間、反時計方向に振られ、少しおいて水銀が時計方向に回転します。最後に浮かべた磁石が水銀の渦流に乗って時計方向に回りました。  つまり、水銀による単極誘導モーターに生じる力の反作用は外側に吊したリング状電極が受けているのです。

このように単極誘導の現象は、運動が「発電は起電流」として、「モーターは力」として起きますけれど、その運動(作用と反作用)に磁石は関係ありません。しかし、現象の原因は明らかに磁石です


 

自然科学の一分野である物理学の古典電磁気学において、単極誘導の現象は

単極誘導の起電力を求める式

単極誘導の起電力を求める式(右辺第2項)

で表されます。 式には明記されませんけれど、古典力学の概念(作用反作用)がそのまま含まれていることは誰もが認めることです。  つまり、単極誘導の現象は、「磁石」と「近傍にある回転する導体の間」に起きる「相互作用」であって、媒介するのが「磁場」であり「磁力線・磁束線」あるいは「磁束密度」だと説明されているのです。

自然科学は宇宙のすべて、森羅万象を説明する学問と考えられています。上記実験の結果は、自然科学の一分野である古典力学の想定する範囲外です。一つでも例外があればダメです。 つまり、自然科学は終わったのです。

管理人は「エネルギー、運動(作用反作用)、時間、お金」について考察を続けてきました。ある情報によれば、地球の科学者は、「エネルギーの量を正しく求める方法を知らない」とのことです。たぶん本当のことです。(注:真のエネルギー値は時間[T]を含みません。)  自然科学者たちに道を見誤らせた原因は、(10進法による)お金:通貨にあったとの気持ちが強くなっています。情報の絶対優位者たる両替屋(金融資本家)たちは、とっくの昔から知っていたと思います。(注:スピリチュアル情報は基本見なのですが、これだけは信用できそうです。理由は機会があれば書きます。)

2014年1月10日の記事に「学者にとってフリーエネルギーより単極誘導の方がきつい」と書きました。記事を書いた当時と、実験が進んだ現在では若干、考え方が変わってきていますけれど、大筋では今でも同じ気持ちです。

 

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これまでの研究と目的

研究は6年目に入り、内容が充実するとともに目的が明確になってきました。研究のこれまでを少し振り返ります。

  • 2009年11月29日 研究ノートを作り考察を書き始める。
  • 2010年4月     本格的に研究を始める。
  • 2011年10月29日 弧電磁気論を自費出版
  • 2012年12月20日 「第3起電力のエネルギー源についての考察」をサイトに発表

エネルギー軸上の実体が 弧”Ark”を描いてM軸上(3次元物理空間)に現れる。そのときM軸上の形状がレンズ状をした発散トーラス

clip_img166であると気づく。

  • 2013年2月2日 ファラデーの単極誘導モーターの実験を始める。
  • 2013年9月25日 弧電磁気論を弧理論(Ark Theory)に改める。

単極誘導の現象は古典電磁気学の範囲を超えており、原子力の一種であることに気づく。

  • 2013年12月    「フリーエネルギーはいつ完成するのか」明窓出版に「第3起電力のエネルギー源についての考察」が掲載される。

フリーエネルギーはいつ完成するのか101b

  • 2014年6月20日 「弧の力場仮説」を提唱

単極誘導モーターの実験を通じて、単極誘導の現象が磁場と関係ないことから、磁石を構成する原子と近傍の自由電子の間に働く「弧の力場」であるという仮説を提唱。 この「場の形状」は発散トーラスである。

  • 2015年2月    単極誘導の現象は、「電極を構成する接点」と「電解質あるいは水銀」との間に相互作用を生じるが「原因である磁石は力学的に孤立・無関係である」と気づく。

現在、この磁場に似ているが磁場とは異なる『遠隔的に「磁石近傍の自由電子」に相互作用を生じさせる能力」=弧の場”Ark Field”=発散トーラス なのではないかと考えています。

いつも引用するある科学者の説明によれば  強いフィールド=地球の重力場 かつ 弱いフィールド≒磁場 でしたから、「弱いフィールド」こそ弧の場”Ark Field”=発散トーラスなのではないか。 そして、弧の場”Ark Field”が引き起こす単極誘導の現象は「重力制御」のカギなのではないかというのが考察の結論です。  ある科学者の言葉を次に示します。

 運動している物体のすべては今述べた理由によって周囲に磁場を持っています。つまりあらゆる物質は電子を含んでおり、運動している電子は磁場を作り出す。地球の磁場はその重力場にくらべてたいそう弱い。強いフィールドに対する加速が、弱いフィールドに反発することによって生じることは、あなたには理解しにく いかもしれない。

過去記事に少し書きましたけれど、フリーエネルギーは重力と直接関係するらしいというのは、上記のことです。 考察を進めた結果、むしろフリーエネルギーより先に重力制御がありそうです。理論的には辻褄が合っています。

さて、管理人が研究する目的なのですけれど、 実はフリーエネルギーなどどうでも良いです。 G・アダムスキーがコンタクトした理由がそれに当たります。新アダムスキー全集第6巻:UFOの謎から一部引用します。(こちら様のサイトの「与えられた宇宙文字の本当の目的」を引用しました。)

さて、この象形文字が私に与えられたおもな理由の一つは、地球人が欲しがっていることを宇宙人が知っていたという〝具体的な証拠〟を与えるためであった。彼らの多くは地球人の想像も及ばぬほどに自然の精神感応の能力を発達させているので、われわれが自分自身を知る以上に彼らはわれわれをよく知っているのである。これは彼らが短期間なり長期間なり地球へ来ることに決める場合、地球人の習慣や物の考え方を熟知しようとして時間と労力をかけるからである。
私が撮影した宇宙船の写真は或る人々にとっては役立つことを宇宙人たちは知っていた。(中略)
象形文字が円盤写真の真実性を高めるだろう。そして遊星人と接触しつつあるわれわれの現在の体験と発掘されている古代の記録とのあいだの必要な一環として役立つであろう。
(中略)
宇宙の兄弟たちは次の事実を認めている。すなわち地球の古代文明の歴史やその文明の哲学のなかには、彼らの遊星上で知られていて、そこに住む人々によって保たれている歴史や哲学と一致するものがあって、それが例の象形文字のなかに述べられているというのだ。
それで、ずっと以前に私に与えられたあの象形文字の完全な説明をすることは現在でも私にはできないけれども、その文字はおそらく目的を果たしたであろう。宇宙人たちは満足の意を表わしている。

ほとんどの人は宇宙船の写真や金属片のことを知っても、その存在を認めることはありません。管理人の目的は「地球人が欲しがっていることを」事実として示し、その事実を既に「宇宙人が知っていたという」ことを認めざるを得ない状態を作ることにあります。

 

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静電誘導発電機 ディロッド・ジュニア

佐々木さんのコメントで思い出したので、棚から取り出して動かしてみました。

CIMG1733写真1

CIMG1734写真2

CIMG1737写真3

ディロッドとは、A・D・ムーア著「静電気の話」 高野文彦訳 1972年6月初版 河出書房

CIMG1740写真4

に出てくる静電誘導発電機のことです。 ウィムズハースト式誘導起電機

wimsh4写真5

と同じ原理で電気を集めます。こちらの下の方にディロッドの動作原理が書かれています。

記憶は定かでないのですけれど、30年近く前にボール盤さえ持ってない時期に作ったように思います。一応ベアリング2個を使っています。 電気を集めるブラシには導電スポンジを用いています。 入手が容易で耐久性があります。 今も確実に動きます。

当時、インターネットのない時代に、本に出てくるプレクシガラスが何なのかわからず本の入手から製作を始めるまで、結構時間差があったように記憶しています。

 

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単極誘導は「相互作用」か?

うまく書けないかも知れないけれど、やってみます。

現在の物理学は、ベクトルポテンシャルが電磁気現象より基本的な物理量であるとされます。ファラデーが「電気緊張状態」と呼びマクスウェルが「電磁運動量」とした物理量が現在の「ゲージ場」であるとのことです。(残念ながら 「ゲージ場」が何たるか管理人には理解できないのですが。)  早い話、横波である電磁波の媒質{古典的な「エーテル」}が電気緊張状態や電磁運動量であったものが、数十年を経て、「ゲージ場」と呼ばれるようになったと理解しています。それがベクトルポテンシャルです。 (誤りかも知れませんけれど、そう理解しています。)  ベクトルポテンシャルについて、井口氏のブログに「ディラックとスカラー波:ディラックの「量子力学」にまつわるお話」として述べられています。

氏のブログでは「エーテル=(空間そのもの)」とされますけれど、弧理論では

20140421静止図1

エネルギー軸(E軸)上の実体が(積分を伴う回転投影)によって「質量と位置」が決まります。 1つ以上の物質が投影されることによって「空間」ができるのですから、それが「エーテル」ということになりますし、すべての物性はE軸上の実体からきていると解釈します。 これを管理人は

.

動画1

万華鏡に例えます。

氏のブログにある「スカラー量」について、弧理論との関係を考えているのですが、よくわかりません。

自由電子モデル図2

弧理論では、E軸上の実体が双極をなし、M軸に投影されると一方の極が無限遠に位置することになり

電子と実体に働く斥力図3

左の様に、投影された電子(単極F)から見て、電場とともに何らかのスカラー量が存在するように考えられます。このスカラー量は図2の双極A-Cに相当する「無限長ソレノイド」と同じモノなのではないかというのがこれまでの考察から得た感じです。

氏のブログで気になるのは、ディラック理論の結論部分です。一部記事を引用します。

問題は、その帰結である。

そうやっていくと、縦波の電磁場成分(=テスラ波)も含めておくこと必要があり、もっとも数学的に自然に分析し ていくと、縦波の電磁場のもつ量子場と横波電磁場の持つ量子場の2つが残るが、どうあがいても、縦波電磁場のエネルギーは「負のエネルギー」になってしま う。とまあ、そういう結論になったわけである。

そこで、ヘビサイド流のマックスウェル理論に合わせるために、なんとかして量子場に制限(付帯条件)をつけることにして、横波成分だけの理論になるようにしたのである。これは結構うまくいった。そして、理論は一見完成したかに見えた。

と ころがどっこい、そうは問屋がおろさなかった。横波の電磁場だけで電子と電磁場の相互作用エネルギーを計算すると、無限大の自己エネルギーの問題という難 問題が出てしまったのである。この部分を書いたものが、冒頭の言葉である。そして、ディラックの研究は、ここで第一線から退き、表舞台、檜舞台から去る。

図3左から見て空間に存在するスカラー量あるいはベクトルポテンシャルから想定される縦波電磁場のエネルギーが「負のエネルギー」になるとともに、これを避ける制限(付帯条件)をつけることで、計算値に無限大の自己エネルギーが出るとのことです。

この量子理論での問題は、「幾つかの無限大・発散について」という記事に書いています。恐らく「運動/時間」の関係あるいは「エネルギー/時間」の関係が未決定であることからきているのではと推測します。

ただ、縦波電磁場のエネルギーが「負」になるのはどういうことかわかりません。数学的には虚数と関係するようにも思いますが。(E軸はM軸に直交する虚数で表す次元軸になると思われます。我々は絶対零度以下は想像できませんけれど、温度もまた、相対的な真のエネルギー値におけるある種の閾値であると考えています。)

 

以上、「ベクトルポテンシャル、スカラー量、無限長ソレノイド、電磁場」について、管理人がここ1年くらい時折考えていることです。 ここまで本題ではありません。

さて、上記のベクトルポテンシャルは、外村彰氏により実験でその存在が確かめられています。

電子波で見る電磁界分布 【 ベクトルポテンシャルを感じる電子波 】

論文が2000年12月ですから割と最近のことです。 外村氏の実験は、電子線(波)が磁石近傍を通過するときベクトルポテンシャルが電子波を曲げる現象をとらえたということです。 この実験を個人で行うことは不可能です。しかし、ベクトルポテンシャルと電子が「相互作用」する「物理現象」であることを示したものであるとするならば、管理人がこれまで、こだわりをもって実験で確かめてきた相互作用(力の作用と反作用)は成り立っていると解釈出来ます。

「相互作用」をwikiの「物理学」の項で見ると

物理学においては、二つまたはそれ以上の物質が互いに力を及ぼしあうという概念を相互作用と言い表す。

とあります。

相互作用と単極誘導図4

左の様に、物体(イ)を押せば{作用}、同じ強さで向きが反対{反作用}に押し返す力が(ア)に働きます。これが相互作用です。

ところが、図4右の様に、単極誘導モーターにおいては、軸対称の磁石近傍にある電子が印加された電圧に応じて、磁石から離れようとするとき電子には軸に直角に力(赤い矢印)が働き、その反作用は電極であったり、電解質あるいは水銀に働きます。 このとき磁石は力学的に孤立しています

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動画2



動画3  (水銀に浮くネオジム磁石は、水銀の渦に乗って同方向に回る。)

などの実験に見られるように、単極誘導モーターに生じる力は、電極と水銀の間に生じています。生じる力は磁石と力学的に無関係です。 これは物理学で言う「相互作用」の定義に当たらないと考えます。

この、磁石が近傍にある運動する電子に力を生じさせる能力を磁場あるいは磁力線が原因と考えるにはムリがあります。 最近では、管理人は、この能力を「相互作用」と表現するに抵抗を感じます。

で、問題は、冒頭に述べたベクトルポテンシャルです。単極誘導の現象に見られる磁石が持つ「ある種の遠隔的な能力」とベクトルポテンシャルの関係です。 (ゲージ場が理解できてないのに考えることに意味があるのか疑問ですけれど。)

磁石が持つ磁力の主な原因は構成する原子にある軌道電子の配列によります。 ベクトルポテンシャルと近傍を通過する電子の相互作用は、磁石を構成する軌道電子との相互作用だと考えるならば、ベクトルポテンシャルと近傍を通過する電子の間に働く力の相互作用は、文字通り磁石と電子の間に働いていると考えてよいと思えます。(実験で確かめられないので仕方ありません。)

abeffect mag3-2写真1

つまり、近傍を通過する電子は磁石との間に力が生じて軌跡(波)が曲げられたということです。これは「相互作用」であり、近傍を通過する電子と磁石を構成する原子の軌道電子との作用だということです。

一方で、単極誘導モーターに生じる力は、弧理論によれば、「磁石を構成する原子核と近傍を移動する電子の作用」であって、この作用は、電極と電解質(中の電子)あるいは電極と水銀(中の電子)の間に力を生じさせる能力であるということになります。 そして、磁石を構成する原子は近傍を移動する電子と電極間に生じる相互作用と力学的には関係が無いということです。これが弧理論による単極誘導現象の仮説です。

そして、管理人は、この仮説による力を起こす能力は、ベクトルポテンシャルとは関係しない作用だと結論づけます。 何故なら外村氏の実験は(電子と電子の相互作用) であると考えられるのに対して、単極誘導モーターの実験は(磁石の原子核と電子の作用) であると考えられるからです。

また、単極誘導モーターの性質は単極誘導(起電流)の現象にも同じだということです。単極誘導の定義は

tankyoku12図5

において、

(1)磁石を磁石を固定して円盤を回転すると誘導電流が流れる。

(2)円盤を固定して磁石を回転すると誘導電流は流れない。

(3)磁石と円盤を一緒に回転すると誘導電流が流れる。

というものでした。(3)が不思議な現象だとしていろいろ取り上げられてきましたけれど、管理人による一連の実験の結果、(3)が不思議なのではなく、元々磁石の磁場、磁力線、磁束線はこの現象に関係がないのです。 もっといえば、磁石は超巨大な単原子であると考えるならば、磁石(原子核)が回転しているか、静止しているかは観測者からは判別できないのが本当だということです。

磁石が持つこの遠隔的な能力は、磁場でもベクトルポテンシャルでもないというのが管理人の結論です。

余談です。実際の所、ベクトルポテンシャルを気にしながら実験を進めてきてちょっとしんどかったです。 トム・ベアデンはスカラー波(縦波)あるいはテスラ波がより本質的だと理解している様ですけれど、宇宙の大規模構造と物質の間に働く斥力が根源的なエネルギー源だという弧理論の考え方からすると縦波が存在するとしても、本質的に重要なことではないように感じます。

 

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お金は相対的なモノ。奴らはお金が伸び縮みする内に、「価値」をかすめ取る

弧理論による重力理論は概ね出来ていますが、単極誘導モーターの肝心な点がわからずに、余計なことに手を出したりしています。 前回に続き、お金:通貨のことについての考察を記します。 一般的に知られていることも併せて書きますけれど、誤りがあればご指摘いただけるとありがたいです。

お金:通貨の仕組みや特性を箇条書きにします。  まずは、生活の基盤であるお金が多くの人を苦しめていることを理解ください。 根源に皆が持つ欲望があることはわかりますが、その元締めが居るようです。

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動画1

1.お金は、金(GOLD)の預かり証である。

次の動画を見ればお金の仕組みがわかります。

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お金ができる仕組み1/5

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お金ができる仕組み2/5

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お金ができる仕組み3/5

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お金ができる仕組み4/5

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お金ができる仕組み5/5

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2.10進法による「数字」は絶対だが、「単位」が付くと「相対的なモノ」になる。

地球上で「数字」と言えば、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9の10個の文字を使って表す「10進法」の数字のことです。 ご存じのように、この「10進法による数字」は、例えば1000であれば絶対に1000のままです。当たり前のことです。

彼ら(両替屋:国際金融資本家?)は、単なる数字に「単位」を付けることで「お金:通貨」にすることができます。これが上記の「通貨発行権」です。  「数字」が「通貨」になるとき「絶対」から「相対的なもの」になります。なぜなら「通貨」は複数あるからです。それぞれの通貨間で「相対的な価値」が決まるのであって、「絶対」ではありません。

彼ら両替屋は、通貨発行権により「紙幣を印刷」するか、「印刷を指示」してきました。 私たちはパソコンに向かいインターネットバンクにログインした上で、キーボードに1000(CR)と打ちます。するとオンライン上で「1000円」のお金が銀行間の口座で移動します。 ところが彼らは、端末のキーボードに「100,000,000(CR)」と数字を打てば、オンライン上で「1億$」というお金:通貨になるのです。今では、印刷すら必要がないようです。(ベンジャミン・フルフォードがどこかに書いていた記憶がありますが未確認です。)

この通貨の裏打ちは、金(GOLD)から石油に代わっています。 通貨、$、€、GBP、CHF、YENなどが受給に応じて交換(外国為替)されます。この交換が相対的な仕組みです。

 

3.時間の経過とともにお金の「価値」がかすめ取られる。

動画(お金ができる仕組み)でおわかりのように「利子は負債」です。通貨発行権者が100発行すると市場には、およそ10倍の1000くらい流通するようです。その膨らみの原資は、我々の「借金」です。ところが、元の発行は100しかありませんので、手数料をとられれば原資を割り込みます。借金ができない状況になれば、全体がしぼみ消滅します。

このような仕組みを彼らは「信用創造」といいますがインチキです。「信用創造」は、本当のところ「掛け率Odds」でしかありません。過去記事にもありますが言葉遊びというか、言い換えやすり替えを彼らはやります。言葉遊びを通じて、誤魔化し、混乱させた上で、思考停止にさせるのです。汚いやりかたです。

管理人の知るところでは(株)の掛け率は2~3倍ですが、FX(外国為替証拠金取引)は30倍以上にもなります。これも信用創造に入るのでしょうか。  普通、熱い物に触れたら人は咄嗟に手を引っ込めます。手を引っ込める動作を(買う)とするならば、彼ら手下は、意図的に手を差し出します。つまり、(売る)のです。証拠金さえ積めば、実際に売らなくても売ることが出来ます。これを空売りといいますが、普通の人は手を引っ込める動作(買う)は出来ますが、手を差し出す(空売り)動作は本能的に困難です。

税や為替のことは知っていても、お金:通貨が相対的なものであることを意識することは困難です。今、100万円手元にあるとします。この100万円はいつまでも100万円です。誰でも知っています。ところが上記の仕組みを通じて、時間が経過することでいつの間にか「100万円」から「価値」がかすめ取られるのです。100万円のまま。 要は、「上げても下げてもかすめ取られる」ことに変わりありません。

一部でお金:通貨が減価しないことが問題だと指摘されています。減価する通貨を導入することで欠点を補おうということで、地域通貨の試みがなされています。 しかし問題は、減価しないだけではなく、通貨が相対的であるが故に「流通する過程でお金は伸縮し「価値」がかすめ取られる」ことが問題だと思います。恐らく、本質的に(両替)行為そのものに問題があると考えられます。本来、ほとんどの宗教で、利子をとる行為を禁止しているそうです。

 

4.自然科学は「絶対」であることを強制されている。

このように、お金:通貨は相対的であるから、「我々から巧妙に価値をかすめ取る」ことが出来るのです。 お金:通貨は「絶対である数字」を偽装しています。 我々が「景気や物価」などという動きで「薄々感じているお金の危うさ」に気づかれないよう彼らは、「我々をして、常に忙しく、時間に追われるように、混乱させ、諦めさせ、思考停止の状態に陥る」ように画策しています。そのやり方が、「原因と結果のすり替えや言葉遊び(言葉のすり替え)」なのです。    言葉遊びやすり替えは多いです。 援助交際、JKビジネス、地球温暖化、など素直におかしいことは矢張りおかしいと考えることは大事だと思います。

ですから、お金の相対性を偽装するには科学が「絶対」である必要が出てくるのです。人々が相対的なものの見方に慣れてもらっては困るのです。科学上の「単位」が絶対であるならば、お金:通貨という「単位」も絶対であると見なされやすいのです。 そのような思考に慣らされています。学校教育の場で、このようなことはほぼ扱われません。

 

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時間とは何か

これまで「時間」について何度か記してきました。

時間・お金・エネルギー・数学

質量・運動・エネルギー・時間

時間のドレイにならないこと

幾つかの発散・無限大について

その時々に理解したことを書いていますが、時間について管理人が考える切っ掛けは岡潔の講演録でした。

数学者岡潔は講演で「自然科学は間違っている」として、「時間」が問題だとして、次のように述べました。

時間というものを表わそうと思うと、人は何時も運動を使います。で、直接わかるものではない。運動は時間に比例して起こると決めてかかって、そういう時間というものがあると決めてかかって、そして、時間というものはわかると思っています。空間とは大分違う。

人は時間の中なんかに住んでやしない。時の中に住んでいる。

時には現在、過去、未来があります。各々、全く性質が違うんです。それ以外、いろいろありますが、時について一番深く考えたのは道元禅師です。

が、その時の属性のうちに、時の過去のうちには「時は過ぎ行く」という属性がある。その一つの性質を取り出して、そうして観念化したものが時間です。非常に問題になる。

時間は、「時」すなわち「過去・現在・未来」の内の、「過去」の属性である「時は過ぎ行く」という性質を取り出して、観念化したものが「時間」だと述べました。

その過去の属性の一つである「時間」は「運動」から求める訳で、

具体的には

vaus352図1

天体の運行(回転運動)を観察し、星々のかたまりを星座として認識することで、農耕に役立てることから始まりました。  そして、一年を季節として、月、日、時、分、秒と細かく割り振ったのだと思われます。

つまり、時間とは

 

回転運動を角度で等しく割り付けたものなのです。 ですから、「時間」は切りよく「12の倍数」でなければならないのであって、「10の倍数」で表すことが本質的にムリなのです。 そして、「時の過去」の属性の一つでしかない「時間」を運動の「現在」と「未来」に適用できるかどうかは別の話なのです。 未だ起きていない運動を未来に等しく刻めるかどうかなど誰も確かめたことはありません。

 

ですから、難問であるポアンカレ予想の幾何化された宇宙の形

topol0AA図2

の研究は、数学としては重要なのでしょうけれど

{c4de8a001cbcae7c382f1dd801287804055307794e3d216dc125c16c479c4f5b}3A{c4de8a001cbcae7c382f1dd801287804055307794e3d216dc125c16c479c4f5b}2F{c4de8a001cbcae7c382f1dd801287804055307794e3d216dc125c16c479c4f5b}2Fpdss{c4de8a001cbcae7c382f1dd801287804055307794e3d216dc125c16c479c4f5b}269写真1

雪の結晶や

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ベンゼン環や

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蜂の巣の構造や

cristal214-0写真3

鉱物の成り立ち、あるいは

clip_img164図4

水素原子の波動関数の様な、現象をうまく理解するには、(宇宙)空間を等しく分割することができる数学体系を用いることが重要だと思います。

 

時間の本質は運動であって、人の五感にわかる運動を時間という存在しない概念に置き換えているだけなのです。

弧理論ではエネルギー軸上の実体が「積分を伴う回転投影」によって

20140421静止図5

「質量」と「位置」を得ます。 位置と位置の間が長さ(距離)です。 質量が位置間を移動することが運動です。ここに時間の本質があります。

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写真4

 

追記

でもまだ、「時間とお金」の関係が説明できないでいます。 時間とお金は両方とも数学上の概念に過ぎませんけれど、一方が「12の倍数」で、もう一つが「10の倍数」ですから、うまくかみ合わないことは理解できます。 ということは、運動は真のエネルギー*1の一形態ですが、お金は虚構です。 お金をうまく使えば、人々からエネルギー*2をかすめ取れるのか?

(注:*1 弧理論によるエネルギーのこと時間[T]を含まない。 *2 物理学でいうエネルギー、次元[ML^2T^(-2)]に時間を含んでいる。)

いや、もっと言えば、彼らはエネルギー[ML^2T^(-2)]の虚構を初めから知っていて、お金を使って真のエネルギーをかすめ取る方法を知っているのかも知れない。 特に、為替が怪しい。

 

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弧理論による電場と磁場

拙著「弧電磁気論:現弧理論」にも書いたことですけれど、E軸上の実体が「積分を伴う回転投影」によって電場や磁場として現れるということについて、模型を使い説明します。

管理人は、若い頃にある人から「電場と磁場は常に直交して現れるが、本当は一つのものだ」といわれていました。 それを模型にしたのが

CIMG1720写真1

です。 今、白いシリコンチューブの輪を電場とします。ピンクのシリコンチューブの輪を磁場とします。2つの輪は互いにリンクしており、直交して現れます。 ある人の言うとおり、別の次元軸上に存在する一つの実体が電場・磁場として現れるならば、3次元的に電場にも磁場にも交わる「第3の輪」を考えればよいと気づきます。 写真1では、ゴムの輪が3番目の輪です。第3の輪は、白とピンクの両方の輪を通っています。 すると

CIMG1723写真2

第3の輪(ゴムの輪)は白い輪(電場)にも重ねられるし、

CIMG1721写真3

の様に、90度ひねればピンクの輪(磁場)にも重ねられます。

つまり、E軸上の実体は投影される際の条件が異なることによって、3次元物理空間に単極である電場として現れたり双極である磁場として現れるということがわかります。 これが、

ネガフィルム写真4

下にある紡錘図形の中に描かれた卍のヒゲの部分ではないかというのが、ン十年前に管理人が何となく考えたことです。 管理人の理解も不十分ですけれど、これが研究の発端です。 詳しくは、第3起電力のエネルギー源についての考察や弧理論への入り口などをご覧ください。

写真4のネガフィルムも

足跡図1

の足跡も猛烈に情報が圧縮されています。 最初に考えたのは誰なんでしょうか。

 

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