その時は正しかった

興味深い動画があるのでメモしておきます。

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動画1 小保方氏は嘘をついていない 守ってあげられなかった 武田邦彦解説

STAP細胞の騒動は記憶に新しいところです。動画において、研究は4つの種類に分けられると述べています。

  1. 未知の研究 まだ専門用語ができていないことから、学術用語が出てこない。そのため、研究のレベルが幼稚に見える。 再現性はない。
  2. 既知の研究 レベルは高く見える。再現性有り。
  3. データ採取の研究 既知であり再現性はあるが、中長期的な影響を調べるためにデータを集める研究。
  4. 御用研究

再現性について、動画では超伝導を例に話されています。

管理人は、動画を見てマクスウェル方程式のことを思い出しました。 マクスウェル方程式として知られているのは

div D = ρ

div B = 0

rot H – ∂D/∂t = j

rot E + ∂B/∂t = 0

の4つのベクトル方程式です。しかし、J・C・マクスウェルが発表した論文(1864年)は、20の変数を持つ20の方程式群でした。マクスウェルの論文はこちらにあります。 これら20もの方程式群を上記の4つにまとめたのがオリバー・ヘヴィサイドでした。このへんの事情は黒月氏のサイトに「1864年のマクスウェル原方程式について」としてまとめられています。

J・C・マクスウェルの論文では盛り込まれていたベクトルポテンシャルは、ヘヴィサイドにより削除されていることがわかります。 そして、2000年頃、外村彰氏によりアハラノフ・ボーム効果の検証実験が行われています。電子波で見る電磁か分布【ベクトルポテンシャルを感じる電子波】   マクスウェルの論文が発表されてから約136年間の時間差があります。

昔、恩師F先生と会話した際に、当方の質問にF先生は言われました。 「その時は正しかった。」 確かに、そういうものかも知れません。(質問内容は失念。)


 

ところで、管理人は、これまでの考察で時間は存在しないと結論づけています。あえて定義するならば、「時間とは過ぎ行く運動の記憶、あるいは記録である。」としています。そして、「自然科学は近似である。」と結論づけました。

五感でわかるスケール

図1

の赤い括弧で括った範囲にしか自然科学は適用できないと考えます。 この限界を越える解決方法として考えたのが、別の次元軸としてE軸を設けるというものでした。


 

動画1に指摘されていますように、上記、弧理論の考え方についての説明で、専門用語や学術用語がでてきません。研究のレベルは低く見えます。幼稚に見えます。

ある科学者は次のように述べています。

君たちにとって最も必要なのは、自然の基本的法則または事実が全くかんたんだということを発見することだ。そうすれば君たちは現在不可能と思われる物事を容易に生み出すことができるだろう。

天動説と地動説の違いは、視点の違いでしかありません。 ”まったく簡単なこと”だと、誰でも知っています。 自然が精巧で緻密な対称性を持ったものだと理解するより万華鏡のような簡単なものだと見つける方がよりよい結果を得られるだろうと直観します。 ただいまのところ、実験に結びついていませんけれど。

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Φ について

2010年より研究しています。
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その時は正しかった への3件のフィードバック

  1. のコメント:

    初めまして。
    私は市井のフリーエネルギー研究者です。
    イオン交換樹脂を用いた新しい電池を発明しました。

    イオン交換樹脂を用いた新しい電池
    http://hashimoto.syoyu.net/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E6%A8%B9%E8%84%82%E3%82%92%E7%94%A8%E3%81%84%E3%81%9F%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E9%9B%BB%E6%B1%A0

    これは簡単に言うと、電極近くにイオン交換樹脂を配置し、2つの電極間に恒常的な濃度差を生み出すことで半永久的な濃淡電池とするものです。
    まだ出力が低く実用性のないものですが、材料の工夫や微細化で実用性のあるものにすることはできると考えています。

    上記ブログをぜひご覧になってください。
    コメントや批評をお待ちしております。

    • Φ のコメント:

      Jさん コメントありがとうございます。ブログ拝見しました。化学に疎いもので、適切なコメントできなくて申し訳ありません。

      これまでの考察により、弧理論の考え方に示す「距離の7乗に逆比例する力」は電磁気というより「化学」に近いと感じています。一見電磁気力や強弱の相互作用のように見えるのですが、まったく異なる原因でそれらが生じているように見えるのだと思います。クオークの-3分の1や3分の2も、そのように見えるだけだということです。 紡錘図形を眺めていてそう思います。
      因みに、陽子が-1、中性子が+-1、電子が+1の状態です。ただし、数値はいずれもE軸(真のエネルギー値)のことです。E軸上にある6種類の実体のかなり複雑な(引力斥力の)組み合わせにより原子はできているようです。 何年か前に「距離の7乗に逆比例する力」について検索していたところ、「カシミール効果」が検索に引っかかりました。カシミール効果とゼータ関数は関係があります。「距離の7乗に逆比例する力」と素数はどこかで繋がっているとこのとき知りました。そのときからE-M軸平面とゼータ関数は近いか、もしくは同じものだと感じています。
      さらに「距離の7乗に逆比例する力」は契約の箱(アーク)の持つプラズマ兵器のような力と同じ類だということです。ttp://quasimoto2.exblog.jp/22634670/

  2. のコメント:

    初めまして。
    私は市井のフリーエネルギー研究者です。
    イオン交換樹脂を用いた新しい電池を発明しました。

    これは簡単に言うと、電極近くにイオン交換樹脂を配置し、2つの電極間に恒常的な濃度差を生み出すことにより半永久的な濃淡電池とするものです。
    まだ出力が低く実用性はありませんが、材料の工夫や微細化で実用性のあるものにすることができると考えています。

    上記ブログをぜひご覧になってください。
    コメントや批評をお待ちしております。

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