人がわかるのは物と事ですが、そのわかり方が 如来 です。如来には3種のわかり方がありました。如来三種回向です。仏教の大枠を説明します。
如来の形
仏教 の核となる部分は次で表せます。
- わかると言う働きを仏陀(Buddha)
- わかり方を如来(tathagata)
- 創発を他力
そして、如来のわかり方には3つの形があります。
- 往復(振動)
- 循環(回転)
- 再帰
人が物と事をわかる順は以下です。
如来で意味がわかる
- 物がわかる(仏陀。これが根源的な働き)
- 事が分かる(ここから言葉で言える)
- 意味がわかる
- 価値がわかる
- 意識してわかる
物と事が揃って、言葉で言えます。そのわかり方が3種あって、これを如来と言います。
ですから、如来三種回向によって、物事の意味はわかりますが、物事の価値がわかるのは、その後です。最後に物事を意識してわかります。
- 如来と言うわかり方に意味はあるが、価値はありません
では、物事の価値観はどの様に出るかです。
価値観はシヰ
ヒトとは何かをヲシテ文献を参考に説明します。
- ヒト=タマ+シヰ+ウ
ヒトは経験を積んで成長する存在です。タマは心の本体で容れ物のようです。タマには、ナサケヱダがあって、岡潔の情に同じで「物がわかる」と言う働きで、仏陀や覚に同じです。各々呼び名は異なりますが、皆同じ働きです。
- タマ(ナサケヱダ、情、仏陀、覚、気、キ)
シヰも同じく容れ物のようです。シヰには、アワレヱダがあって、これが生命維持の欲求です。欲しい欲しいのシヰ。強いるのシヰです。
- シヰ(アワレヱダ)
この欲求が物事に価値を与えます。
それから、ウは渦のウで、物と事(動き)の総称です。ヒトはウ(肉体:物質)で出来ていることを示します。
逆転
ここから変な話になります。過当な生存の競争から、人々は先に価値観があります。
トランプ大統領を応援する人、変人だと毛嫌いする人。ウクライナを応援し、ロシアを巨悪と考える人などです。先に価値があって、それに合う情報や理屈を採用するという逆転が起きます。
- 如来に価値観は無い
私たちに悪魔崇拝は理解できませんけれども、「神(GOD)と悪魔」というわかり方に価値観はありません。それは人の立場や状況、あるいは何を欲するかによって決まります。
- 先に思想や信条、主義や主張があって、それらに合致する理論付けをしているに過ぎない
- 如来というわかり方において、人の立場や状況によって、物事の意味と価値は幾らでも反転する
- 何故ならば、 如来 は相互依存の形だから
何故、皆、「自分が!自分が!」と言う人ばかりなのでしょうか。ここまでを飲み込めば、五月蠅くがなり立てる気はなくなります。
参考までに、以下をお読みください。
- 2026年4月19日 神( GOD )は信仰にならない
信仰に優劣はありませんが、順位はあります。
- 如来は単に物事のわかり方だから、信仰の対象にならない
- 如来の内に「神(GOD)と悪魔」はある
ですから、神(GOD)は信仰の対象になりません。優劣自体が如来のわかり方の一つに過ぎませんから。個人的には、真実とか真理とかあまり言わない方がよいように思います。真は偽の如し、偽は真の如しですから。


