ヲシテ文献にある「カミ」と 神 の違い

最近、気になるのはヲシテ文献に示される「カミ」といわゆる神仏の の違いについてです。

もぎせかチャンネルにおいて、連続してホツマツタヱが取り上げられています。


動画1 ヲシテは古代文字なのか?/いときょう先生にホツマを学ぶ01


動画2 神代七代からアマテルまで/いときょう先生にホツマを学ぶ02


動画3 天孫降臨から神武東征まで/いときょう先生にホツマを学ぶ03


動画4 欠史八代〜崇神天皇/いときょう先生にホツマを学ぶ04

動画5 垂仁天皇〜ヤマトタケ。ホツマはなぜ書かれたか?/いときょう先生にホツマを学ぶ05

大変興味深くて、ヲシテ文献に歴史的な価値があることがよくわかります。しかしながら、ヲシテ文献に示されるとなる部分は歴史ではありません。幾つかある中で、最も大事な点を2つあげます。

  1. 神武天皇以降の”ヒトノヨ”とそれ以前の”カミノヨ”の違い
  2. 日本人の核となる日本語の起源であるヨソヤコヱ:48音韻の成り立ち

神 の世は、いわゆる神話の世界と受け取られていますが違います。この点をもぎせかチャンネルで取り上げて欲しいです。

ヲシテの時代におけるカミ(の仕組み)ははっきりしていますが、現代における神仏との違いはよくわかっていません。神の字義並びにカミの仕組みについては、過去記事にあります。

カミの仕組みは、弧理論そのものですからよいのですが、ヲシテ文献にある”カミ”と漢字の神との違いがわからないです。”神”なる概念はいつどこからもたらされたのかです。

図1 カミノヨから初代人皇タケヒト(ヒトノヨ)へ

これまで、Youtubeは観るだけで、コメントしたことはありませんでしたけれども、ホツマツタヱを紹介する(上記)一連の動画で初めてコメントしました。面白いです。茂木誠氏には、ホツマ研究の第一人者である池田満氏のお話を伺って頂けることを希望します。

多くの方は、歴史や登場人物にロマンを感じて動画を観られると思いますけれども、管理人の興味は専ら思想哲学にあります。何故、この島に住むことで日本人になったのかという疑問です。

「アナニスマエバ ヒトナラズ」がヒトになった境界にあるのが日本語の成り立ちだと考えます。

ヰトシフユ ヲハハカマキル
メハカツキ コトハオナオス

アワウタオ ツネニヲシヱテ

『アカハナマ イキヒニミウク
フヌムエケ ヘネメオコホノ
モトロソヨ ヲテレセヱツル
スユンチリ シヰタラサヤワ』

アワノウタ カタカキウチテ
ヒキウタフ オノツトコヱモ
アキラカニ ヰクラムワタヲ
ネコヱワケ フソヨニカヨヒ
ヨソヤコヱ コレミノウチノ
メクリヨク ヤマヒアラネハ
ナカラエリ

 

Follow me!

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  

Φ について

2010年より研究しています。
カテゴリー: 解説 タグ: , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA