重力場に対する加速は磁場に反発することにより生じる

これまでに何度か引用したある科学者の言葉について、もう一度考えます。

運動している物体のすべては今述べた理由によって周囲に磁場をもっている。つまりあらゆる物質は電子を含んでおり、運動している電子は磁場を作り出す。地球の磁場はその重力場に比べてたいそう弱い強いフィールドに対する加速弱いフィールドに反発することによって生じる。  (下線は管理人による)

地球の磁場 < 重力場 であると述べています。強いフィールドは重力場で、弱いフィールドは地球の磁場ということです。置き換えますと。

重力場は、磁場に反発することにより生じる。

となります。これは過去記事にも取り上げたことです。

(1) 一般的に、地球の磁場は弱いと認識されているようです。

earth_magnet_09図1 出典:省略

もしかしたら地球の磁場(磁力線:磁界)は内部で(閉じているために)強くても、地表にはあまり出てきていないのかも知れません。

そういえば、

bergsmotor写真1 出典:省略

バーグのモーターは、U字型磁石をうまく配置して磁場を相殺しようとする意図が感じられました。単極誘導モーターの一種ならば、磁場の強さではなくて、磁石を構成する原子の向きが揃っていることが重要だと考えられます。

 

(2) 重力場が磁場に反発することにより生じるという主張は、一般には笑止です。 しかし管理人による仮説では、あながち無視することができません。仮説

単極誘導の現象は、磁石の周囲にある電子と磁石を構成する原子核との相互作用である。

この仮説について、管理人は、単極誘導の現象は原子力の一種だと認識しています。この仮説から見ますと、以下の様に解釈できます。

単極誘導モーターによる力図2

に示す単極誘導モーターに生じる力(ア)は回転を生じます。回転運動は接線方向の斥力であり、これは反発です回転方向にかかわらず。 これに対して、電磁誘導は、往復運動(吸引反発)ですから該当しません。  分類整理しますと

単極  単極誘導 回転(反発:斥力)

双極  電磁誘導 往復(吸引反発)

(3) 一方で、ある科学者はこう述べています。

彼らはエネルギー軸を中心に全質量を回転させることを知った。

エネルギー軸とは、物理学でいうところのエネルギー[ML2T-2]とは異なります。そして、

回転軸はE軸に重なる図3

XY平面で回転する物体のエネルギー軸は、z軸に重なります。 さらに全質量とは、物質を構成する陽子、中性子、電子のことです。

(4) 磁石は、原子の方向が揃った謂わば「巨大な単原子」と見なせそうです。そして、単極誘導の現象は、原子力の一種だと仮説できます。

 

まとめますと、単極誘導モーターを用いて、磁石の原子(陽子中性子電子)を各々回転させることにより、重力場を生じさせ得るのではないか? これが上記引用文の大意だと考えます。

 

以前の記事よりかなり具体的になってきています。もっと云えば、同軸三重反転型の単極誘導モーターがこれにあたると考えています。 磁石が巨大な単原子と見なせるにしても、三重反転型の単極誘導モーターで陽子、中性子、電子をどうやって回転させるかが問題になります。考えはあるのですけれど、うまくまとめられません。

ただし、重力場は例えていえば、表面張力による

.

動画1

「真のエネルギー値」による引力と斥力のようなものですから、単極誘導の現象と直でつながるものではありません。

 

過去の実験を振り返りますと「失敗だったけど、失敗じゃなかった。」という感じがします。 実験を行うには予想があり、実施し結果を確認し、考察します。  ただ評価自体は実験よりかなり後になって気付くと云うことが分かってきました。直後の考察と客観的な認識とのずれ、あるいは管理人の誤解があり、失敗だったと落ち込むのですけれど、ずっと後になってから最初の意図とは異なる事実に気付くことがあるということです。

2台の直流安定化電源を使って予備的な確認を行ったのですけれど、どうもうまく行きそうにありません。実に憂鬱です。 また実験いやいや病がでてきました。

追記 9月16日

念のため追記します。過去記事、二重反転型単極誘導モーターに見る「運動の相対性」についてに示した

同軸二重反転の比較図4

のように、地球が多層反転型の単極誘導モーターであれば、その運動の相対性から見て、周囲に固定されたものが無くても自転できるでしょうし、何より自転方向とジェット気流が同方向であることも理解できそうです。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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