悟り と完全な理解

悟りとは

悟り とは何かAIに訊いてみました。

「悟り(さとり)」とは、仏教などでいう「迷いの世界を超え、真理を体得し、自己と世界の真の本質を直観的に理解する境地」で、覚醒や解脱とも同義です。日常的には「物事の道理をはっきり理解すること」ですが、仏教的には、自分の欲望や思い込み(無明)から解放され、苦しみから解放された「目覚めた状態」を指し、ブッダ(仏陀)とは「目覚めた人」を意味します。

管理人は悟りを得た訳ではありませんけれども、どうも穏やかで無駄な自己主張をしない人と言うイメージがあります。

 

言葉

前回の記事に示したように、ヒトは物事を言葉でわかっているのではありません

悟ったヒトが、「ああすべき、こうすべき」などと自己主張しないのは、心の核となる自己に従っているだけのように感じます。

  • ヒト=タマ+シヰ+ウ(肉体)

但し、タマの働きをナサケヱダと言いまして、これを自己と呼んでいます。これは岡潔の情に同じですし、覚、気、あるいはBuddhaに同じです。

 

戦争と平和

ところで、別の資料によれば、ある科学者は、戦争と平和について次のように述べています。 続きを読む

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なぜ 戦争 はなくならない

至極簡単です。ヒトは物事を言葉でわかっているのではないからです。

ヒトの物と事のわかり方は次の順です。

  1. 物が”わかる” ・・・岡潔の言った情、あるいは気、ナサケヱダ、覚、Buddha
  2. 余として空間がわかる ・・・1.がわかるから空がわかる
  3. 事が「わかる」 ・・・動き、運動がわかる
  4. 物と事が揃って、初めて言葉で言える
  5. 物事の意味が(わかる)
  6. 物事に価値が(わかる)
  7. 物事を意識して(わかる)

括弧を付けた(わかる)を理解や物の理と言います。

  • (わかる)=”わかる”+「わかる」

わかるという働きをと言います。物と事の現れ方ですが、以下です。

  • 物と事は一つの実体の異なる面に過ぎない

図1

この仕組みにより、物と事は互いに規定し合う関係になります。ですから、物も事も単独では決してわかりません。物と事が揃わない何かは決してわかりません。

  • 物と事は、互いに規定し合う繰り返し、ループ

よって、物事は必ず「対」となって現れます。

  • 右と左、上と下、前と後ろ、表と裏、陰と陽、+と-
  • 男と女、雄と雌
  • 神と悪魔
  • 天国と地獄、天と地
  • 善と悪、善意と悪意、希望と失望

ですから、言葉が持つ意味と価値と意識は幾らでも反転します。同じ言葉でも立場によって幾らでも反転します。つまり、

  • ヒトは物事を言葉でわかっているのではない

と言うことです。

  • すべての人々は、自ら信じたいものを信じているに過ぎない
  • 自ら信じる物事に合った理屈、論理を展開し、主義、主張を構築し、それを互いに押しつけ合っている

たった、これだけです。それが

  • 民主主義、共産主義、社会主義、資本主義、新自由主義、何であろうとも同じ

憲法や法律を決め、ルールの内に討論し、選挙によって方針を決めても何も解決しないのは歴史が証明しています。

ですから、このままでは 戦争 は決してなくなりません。

 

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素粒子 物理学者の過ち

前回、の量と関係が無い「」を抽象だいう説明をしました。また、美術、芸術は物の量と関係がない「事」の一種だとも説明しました。

今回は、物理学者たちが 素粒子 について勘違いしている点について書きます。

素粒子は事の質

人がわかるのは物と事です。

物理学者たちは物(物質)とは何かを探求し続けました。電子は19世紀末に発見されました。最初に発見された素粒子は電子です。

注:当サイトでは、基本粒子は3種(陽子、中性子、電子)とします。電子は物であり素粒子でもあります。

その後、多数の素粒子が発見されました。数え方にもよりますが、100以上ともあります。それらを17種類、あるいは18種類に分類しています。

図1 物質の標準模型

この素粒子群はソリトン(孤立波)であって、波の性質を持っています。前の記事に書いたように、素粒子は波の一種であり、「事」です。波には様々あって、管理人はこれを事の質と呼んでいます。

  • 事・・・・動き、運動、出来事、波の質

素粒子は粒子と呼ばれますが、その性質は波であって事の質です。

例えば、電子は物であるし素粒子でもありますが、電子波、光子の性質を合わせ持っています。 続きを読む

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音楽や絵画は物の量と関係がない 抽象 である

前回の記事は難しかったです。

プラスチックや塗料でできた統計あるいは確率とは関係ありません。

 

同様に、ピアノの音を聴くであるピアノとは関係がありません。何故ならばピアノの音はオーディオ装置の音で代用できるからです。

 

花瓶に生けてある植物も絵画に描かれた植物も同じです。

これらの間にあるのは、物と 抽象 である「事」です。

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物の量との関係が希薄な「事」を 抽象 という

以下の記事は難しいです。前提からです。

ある科学者の言葉

ある科学者の言葉をまとめると「自然は別の次元軸からの投影による映像」です。すると「は一つの実体の異なる面に過ぎない」訳で、物と事は必ず「」として現れます。例外はありません。

ですから、物と事は互いに規定し合う関係にあります。どちらか単独では、言葉で言えないし、決して意味価値もわかりません。当然、意識も出来ません。

 

物と事

物には量があります。事とは、動き、運動、出来事であって、管理人は事の質と呼んでいます。参考記事です。

これまでに拾い上げたを示します。


物については、次の3つです。

  • 陽子、中性子、電子の3種類のみ

事の質(動き、運動、出来事)には次があります。

  • 角度、時間
  • 速度、流速
  • 加速度、躍度(加速度の時間変化)
  • 圧力、気圧
  • 温度
  • エネルギー
  • 波、音
  • 波動(時間の観念を含む)
  • 孤立波(ソリトン)
  • ソリトンの一種である素粒子
  • 電磁波、光子
  • 確率
  • 情報(記憶)、知識、統計、確率
  • エントロピー
  • お金、 etc

注:素粒子の質量はGeV/C2で求められますが、光速度cには事の質である時間が含まれていて正しくありません

また、多数観測される素粒子は孤立波です。粒子とされますが事(運動:波)の一種です。ですから、素粒子の現れ方は統計や確率に従います。


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自然とヒトの心 10年分のまとめ

2010年から研究を始め、2015年頃より参考資料を元に 自然 とは何かヒトとは何かを考え続けてきました。参考とした資料は以下。

  • ある科学者の言葉
  • ヲシテ文献(ホツマツタヱ、フトマニ)
  • 数学者の岡潔の言葉
  • 仏教(Buddha、如来)
  • 本居宣長
  • ほか

凡そ10年分をA4サイズ1枚にまとまました。入れられたのは精神科学と社会科学の基礎となる部分です。それと物質科学の一部です。

解説は省きますけれども、ご興味があれば印刷して頂いた上で、気になる語句について、当サイト内右の検索窓にて検索して該当する記事をお読み頂くと有り難いです。

但し、当サイトの記事は、教科書や参考書と異なり「わからないもの」を追求する過程を記しておりますのでトータルとしてお伝えしたいことを汲み取って頂けると幸甚です。

(現在、記事件数は1070件ほどあります。最近の記事を優先してお読みください。よりまとまっていて、簡潔になっていると思いたい。)

 

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全ては「対」になっている  善意 も悪意も、希望も失望さえも

自然の仕組みと働きについて考察して来ました。その結果、ヒトのわかり方が仏教の如来に同じであるとわかってきました。但し、下に示した(3.)より後の「わかる」を示しています。

少し説明します。

ヒトがわかるのは、物と事です。この場合の「わかる」を理解とか物の理と言います。その表れが時間空間である訳です。以下が、それらのわかり方順番です。

  1. 物がわかる
  2. 動きがわかる。出来事がわかる。事がわかる。
  3. わかった物と事を音韻に割り当てたのが言葉。これより以下、言葉で言える。
  4. だから、物事の意味がわかる
  5. そうして、物事の価値がわかる
  6. 最後に物事を意識してわかる

この仕組みによれば、全ては「対」となって現れることがわかっています。しかも、そのパターンは二通りあります。

図1 往復(振動)と循環(ループ)

言葉の仕組みは図1の通り、2つを組み合わせに過ぎません。これが言語の要素(エレメント)です。どれだけ複雑な理論、思想、あるいは哲学であっても同じです。この構造について、お気づきの通りネットワークの要素だとわかります。 続きを読む

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空間 は意識できるけど、数学で扱うことは出来ない

前回の記事で書き漏らしたのでメモします。

 

物と事と 空間 が「わかる」順番

数学者の岡潔は、「空間は量的質的にない」と言いました。同時に「空間はわかる」としました。では、なぜ空間はわかるのか、というお話です。

前回の概要(「わかる」の順序)を示します。

  1. 物がわかる
  2. 余白として 空間 がわかる
  3. それから事(動き)がわかる
  4. 物と事を音韻に割り当てられる(これが言葉:ここからの領域)
  5. 物事の意味がわかる
  6. 物事の価値がわかる
  7. 物事を意識してわかる

結果として、ヒトは

  • 空間がわかり、物と事がわかり、意味と価値を伴って意識できる。物事を言葉で言える(と思っている。)

私たちの「わかる」と言う意識、認識とは順序がです。

 

存在しない空間

しかし、空間は量的質的にありません。それを模型で示しました。 続きを読む

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意識 にある階層構造とその問題点

最近、意識には階層構造があると感じて、幾つか記事を書きました。

 

2つの心

所謂、心理学で言うところの意識、無意識とは関係ありません

ヒトが持つ(わかる)と言う働きは2つあります。以下、2つを” ”「 」で区別します。

  • (わかる)=物が”わかる” + 事が「わかる」
  •  事とは動き:運動を言う
  • (わかる)を理解、あるいは物の理と言う

ヒトが(わかる)順を示します。

  1. まず、物が”わかる”
  2. 次いで事が「わかる」、動きが「わかる」
  3. 物と事が揃って、初めて言葉で言える
  4. 言葉とは知識、記憶、情報である

これまでに示したとおり「物が”わかる”」から「余白として空間わかる」のです。

誰でも「空間はわかる」と思っていますが、順序が違います。

数学者の岡潔は次のように述べています。

  • 情的に「物が”わかる”」と言うのがなければ、一切は存在しない
  • 空間は量的質的にない

量的質的にない空間がわかるのは、岡潔の言った「情」の働きにより「物が”わかる”」からです。その余白として量的質的にない空間がわかるのです。

それから順に2.事(動き:運動)が「わかる」のです。

 

言葉、知識、記憶、情報

物と事が揃って、初めて言葉で言えます。これが「知」です。知識、記憶、情報です。

ところが、知識、記憶、情報は単なるネットワークに過ぎません。 続きを読む

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ファラデーの単極誘導と 重力 は直交することの説明

先日の記事にて、単極誘導の現象と 重力 直交しているとの考察を示しました。

 

電磁誘導と単極誘導は直交

前回の復習を兼ねて説明します。電磁誘導と磁石の磁場(磁界)との関係は以下です。

図1 磁石が持つ磁場

これに対して、実験で確かめた単極誘導の性質をまとめると、(多分)楕円双極によるとしました。

図2 磁石が持つ楕円双極(4種類の発散トーラスの内、2つを組み合わせて出来る 右回転と左回転がある)

丁度、磁石を取り巻く力線は2種類あって、図1に図2を重ねたものの様です。

図3 2つはほぼ区別できないが、各々独立して存在する 楕円双極は電子原子核との相互作用

  • 電磁誘導(磁場) ⊥ 単極誘導(楕円双極)

但し、単極誘導の現象は、本質的な回転運動(円運動)です。一方で電磁誘導は、往復運動(吸引と反発、振動)の現象で、力は回路に生じます。 続きを読む

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