これまで、地球の文明は、抽象化が進んでいると何度か書いてきました。抽象化は2つの心の乖離を生むから、不健康だとの考えです。 ただ、うまく説明できませんでした。何とかわかりやすい例を示せそうなのでメモします。
前提として、「自然はE軸からの投影による映像(M軸)」というのがあります。ヒトが肉体に備わった器官でわかるのは物と事です。
- 弧理論では、物と事は一つの実体の異なる面に過ぎない。
図で示すと次です。
図1 物と事(運動P)は一つの実体の異なる面に過ぎない 事は実体の投影角による
- 物は基本粒子(陽子・中性子・電子)からなる
- 事(運動P)は次による
- 波
- 熱
- 圧力
- 角度
- 時間(角度から作る:過行く運動Pの記憶に基づいて、人が抱く観念)
- 波動(含む”ソリトン:孤立波”~素粒子群)
- 速度
- 加速度
- 統計
- 確率(投影の結果であって、原因ではない)
- 情報(記憶)
物は、ヒトの肉体に備わった器官でわかる具体です。
例えば、お砂糖とかバナナなどの食物などです。 物と物との関係も具体です。例えば、コーヒーにお砂糖を入れます。 物と事との関係は少し抽象になります。お金は物(商品)との関係になります。先物取引は既に抽象です。お砂糖や大豆の先物取引には未到来の時間(期日)の値を予想します。日常生活で利用するポイントカードなども抽象です。不換紙幣であるお金自体が抽象なのですが、現金を持ち歩かなくてよくなっていることは、さらなる抽象化を意味します。
以上を区分します。
- 物
- 物と物
- 物と事
- 事と事
物は比較的に単純ですが、事は幾らでも複雑化できます。数学なども抽象ですから、際限がありません。(必ず、どこかで繰り返しが現れます。)ですから、数学や物理の問題で心を病むことがあります。
因みに、上記の2つの心の乖離とは次図で示す、具体と抽象に対応します。 続きを読む
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