私たちがいる宇宙において、最初にあるのは「 働き 」です。この働きを” わかる ”と言います。
この働きには2つあります。仮に1つめを”わかる”、2つめを「わかる」という具合にダブルクォーテーションとカギ括弧で区別します。そして、2つをまとめて(わかる)とします。この2つの働きを心と言います。
ですから、ヒトが(わかる)と言う心の働きは2つある訳です。この働きを順に示します。
- 物が”わかる”
- 事が「わかる」あるいは動きが「わかる」
- 物と事を母音と子音に割り当てる。これが言葉。
- 物と事の意味が(わかる)
- 物と事の価値が(わかる)
- 物と事を意識して(わかる)
ここで、1.の” わかる ”が唯一の現在です。古神道で中今と言います。
- 岡潔:現在は新しい現在に変わり、古い現在は過去になるということは限りなく続く。
注)物と物の間を事がつなぎます。新しい現在(物が”わかる”)と古い現在の間が{事が「わかる」}です。これを因果と言います。
また、この働きを気とも言います。中今にある気を別の表現では「気づかされる」と言います。この「気づかされる」というのは仏教の他力です。発見や創造は「気」の働きによります。
自然科学には、発見や創造の仕組みがありませんし、物と事の区別さえありません。更には、自然科学には「働き」がありません(物と物の動きしかありません)ので、ビッグバン宇宙論などを用いざるを得ません。要は、自然科学にヒトは存在しないのです。
- 岡潔:自然科学(時間・空間)は、簡単な模型であって、自然そのものではない。
- 自然科学は、思想(の寄せ集め)であって学問ですらない。
感想を少し。10年ほどかかって、これ以上遡ることができないところまで来ました。
追記(5/24) 2つあります(わかる)という働き、これを心と言います。
- (わかる)=”わかる”+「わかる」
”わかる”という働きが無ければ、一切は存在しません。
”わかる”というのを、「Buddha、気、キ、情、ナサケヱダ、ソウルマインド」などと言います。また、「わかる」の語源は「わける」です。「わけることによりわかる」とするものです。所謂、理解とか物の理です。人類のほとんどは、「わかる」しか知りません。
後者の人たちには、当サイトの記事について、納得頂くことは100%近く不可能です。
ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。

