宇宙背景放射と、赤方偏移を理由に宇宙は、(等方的に)膨張しているとされます。しかも遠いほどに速く遠ざかっているようです。これを根拠にビッグバン理論(仮説)が考えられました。 ところがビッグバンというアイディアには奇妙なところがあります。これについて考えます。 糸口として、簡単な例をあげて、その例を元に拡張して考えます。
今、人が地表に立っているとします。
図1
左の様です。 人は、地表面(2次元平面)を観察し遠くが湾曲していることに気付きます。しかも四方八方、どの方向にも等しく湾曲しています。 そこで人は「自分は地表のてっぺんに立っている」と考えます。 やがて人は、地表面をあちらこちら歩き回ることによって、地表面のどの地点に立っても常に「自分が地表のてっぺんに居る」ことに気付きます。 つまり、2次元平面たる地表面の湾曲の中心は、地表面にはなくて3次元球体である地球の中心にあることが分かります。 まとめると、2次元平面から3次元球体に思考を上げることにより理解を深めることが出来るということです。 続きを読む
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