居心地の悪さ

新しい年度が始まりました。日本では年度は4月~3月です。管理者が研究を始めたのは2009年12月にメモを取り始めたのが切っ掛けでした。正式に開始したのは2010年4月ですので、4年が経過して5年目に入ったことになります。

現在の研究生活に十分満足していますけれど、小さい頃からずっと何かなじめないというか、しっくりこないというか、どう表現していいのか分からない居心地の悪さを感じてきました。無理にサイズの合わない靴を履かされている。しっくりこない服を着させられている。例えて言えばそんな感じで、自己の環境に不満を言うわけではありませんけれど、何かが違うと考えてきました。

本来、電気のこととか、物理のこととか自分では好きなはずだと思っていても、授業に何の興味も持てませんでした。天文学・星座・宇宙という言葉も関心を惹きませんでした。 弧理論(Ark Theory)について研究を始めてから、ようやく興味も持てて、納得することができました。 研究の4年を振り返ってみると内容も豊かになり、自分なりに理解も深まりました。すると人類が百何十年の間、究極的にはどうでもよい枝葉末節に向けて進んでいるらしいことが分かってきて、ようやく小さい頃からの居心地の悪さと、興味を持てなかったことの理由が分かったように思いました。 「究極的にはどうでもよい枝葉末節」というのは穏やかではありませんけれど、これまでにご紹介した

五感でわかるスケール表において、極小極大の世界へ向かっているということです。既に自然科学が間違っていること、相対論が誤りであることを理解した上では、19世紀に立ち返るべきと考えるわけです。

それにしても、管理者が行っている研究は、第3者から見て「遠巻きにされている」らしいことが分かってきました。管理者が投稿した動画サイトにある単極誘導モーターの実験について、中にはコメントを残してくれる方もありますが、反応はほぼありません。 ですから、管理者が行った実験について、興味を持たれる方もあるのですけれど、同時に「第3起電力のエネルギー源(考察)」や「弧理論による原子模型と単極誘導の現象」など、管理者が記した理論について、ほぼ全ての人が「訳が分からない」ので、「遠巻きに見ている」のが現状かと思います。 たとえ管理者が記していることがさっぱり分からないとしても、実験の結果はこれからも出てくることと思っていますので、それほど心配はしておりません。何しろ百ウン十年も意図して放置されてきた単極誘導の現象には「伸び代」が豊富にありますから。

 

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ゲストブックを設置

いろいろ対策を施した結果、スパムへ対応できそうなので、ゲストブックを設けました。体裁は適宜変更するかも知れません。

ご意見やご感想を記入いただけるとありがたいです。

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物理現象は「2π」より「360度」に馴染む

過去記事に(物理現象は「整数」である)と書きました。関連したことを少し書きます。

相変わらず単極誘導について研究しているのですけれど、先日、直流モーターがほしかったのでFDドライブを分解したところ、

ブラシレスモーター

ブラシレスモーター

古い型のブラシレスモーターが出てきました。余りにも綺麗なので写真を撮りました。現在ではもっと小型のモーターが使われているでしょうけれど、それよりFD自体が滅多に使われなくなりました。 コイルは機械捲きなのでしょうか、綺麗ですね。 ところで、このブラシレスモーターの磁極は15あります。ステーターの数は6や9、あるいは12などがあり、制御のための極数は2、3、あるいは4極などがあるようです。

問題は、磁極やステーターの数についてです。 モーターの回転をスムーズに制御するには、2、3、6、9、12などが都合良いようです。 これまで管理者が展開してきた弧理論(Ark Theory)に引用する、ある科学者の言葉に次のようなものがあります。

「十二進法を基礎としたシステムがもっとかんたんで有用で、本質的により可分性があるとわかったんだ、知ってのとおり十二は、二、三、四、六で割り切れるが十〇は二と五でしか割れないんだ。」

なぜ、突然に素数の話をするのか訳が分からないものの、何か引っかかるものがありました。 研究を続ける内に、弧理論での模型図が

clip_img153リーマン予想に出てくるゼータ関数にそっくりだということに気付きました。 エネルギー軸上の実体が我々のいるM軸上に(積分を伴う回転により)投影される仕組みは、ゼータ関数そのものです。 ただ、ゼータ関数の横軸は整数ですから、意味が分かりませんでした。 ところが、弧理論の仮説には、「積分と回転を伴う」というのがあります。 積分の回数に実数はあり得ないことに気付きました。ですから、弧理論の考え方によれば、物理現象は当然のこと「整数」なのですし、実際、微小な領域での現象は、離散的な訳です。 M軸上の物理現象は、E軸上の実体へ、次いでE軸上の実体の変化は、M軸上へ投影されます。この間、回転と積分が繰り返されます。 例えば、電気は磁気に磁気は電気に90度、変化して現れます。

超効率インバーター「デゴイチ」での第3起電力仮説を弧理論の考え方で説明するとき、都合、最初の積分投影から数えて7回の積分があります。(第3起電力のエネルギー源についてを参照) インバーターのコイルにパルスを印加することで、最初の1回を除いて、6回の積分が繰り返されることで、パルス頂点が持つ躍度(jerk)は、磁力線と順方向に現れて、コイルに流れる電流の方向へ捻れながら、無限遠に消失する(レンズ状の場を持っている)らしいことが分かってきました。このときの場の力が「距離の7乗に逆比例する力」であった訳です。

clip_img166

ですから、物理現象は「整数」であり、かつ「3次元空間の角度を整数で分割」ものとして現れるらしいことが推測できます。では、いくつで分割すればよいのかが問題となります。その正解が上記の科学者の言葉であるならば12進法で分割すべきだと気が付きます。 冒頭のブラシレスモーターの例にあるように、私たちは半ば無意識のうちに12を基本とする分割を角度に適用していることになります。

clip_img164

上図は、水素の原子模型です。図は確率分布として描かれていますけれど、核を中心として整数に分割されていることが分かります。 E軸からM軸へ投影されるときの3次元形状が未だ分かりませんけれど、投影された質量mと運動の関係及び真のエネルギー値iEとの関係が理解できれば、M軸上での形状が理解できるようになる気がします。 数学ができて「πやe」で表現した方が何か格好いいですけれど、管理者がある科学者の言葉に従って12進法の数学に変えよう(弧電磁気論のあとがき)と主張する根拠はご理解いただけるでしょうか。 結局のところ、物理現象は整数であり、かつ12を基本とした数にもっとも馴染むということです。

ここからは、管理者の妄想です。 なぜ、現代において、時間や角度に12を基本として使うのか?いつから使うようになったのでしょうか?例えば1ダース12というのもあります。 地球の文明は、いくつも作っては壊されてきたといいます。前回の文明の崩壊の危機において、人は最期に何を残すと思われますか。 文明崩壊後の彼らの子孫(つまり現代の私たちの祖先:たとえばシュメール文明)は放射能の影響によって急速に原始化するでしょう。 そういう私たちの祖先に、12進法の大切さを残すためには、口伝(口承)に頼るしかないと考えたのではないでしょうか。 羊飼いや農耕民の口伝において星座が12であれば、季節(時刻)も12で分割するでしょう。 なんだか漠とした話ですけれど、分かるような気がします。

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「渦とサイホン」の模型について

YouTubeのサイトに投稿してある「渦とサイホン」の動画に説明を付けました。 同じ説明ですが、下記にメモしておきます。


渦とサイホンの模型を使って、フリーエネルギーとは、どのような概念なのか説明します。ポテンシャルからエネルギーを取り出したらお終いなのは、当然ですけれど、ポテンシャルの原因が「別の次元軸」にあると考えると模型のようなことが可能になります。最近、我々はエネルギーの量が正しく測れていないことが分かってきました。エネルギーの次元をとると[E]=[M][L^2][T^(-2)]です。 問題は時間[T]にあります。
数学者の岡潔は、「自然科学者ははじめに時間と空間があると思っている。」 「運動は時間に比例すると決めてかかって、そういう時間があると決めてかかって、時間というものは分かっていると思っている。」 「人は時間を表そうとすると運動を使う。」と述べました。 突き詰めると「時間は運動から求め、運動は時間から求めている」ということになります。つまり、自然科学は本質的には時間[T]を決定していないのです。
同じく、相対性理論は、光速度cを中心に据えて組み立てられています。速度vの次元をとると[v]=[L][T^(-1)]です。ここでも時間[T]が問題となり相対論は誤りだということです。
運動の古典的な範囲においては、たぶん問題はないでしょうけれど、「事象の地平面」や「相対論的補正を施した素粒子の世界」には適用できないと考えられます。エネルギー保存の法則はこれまでに例外がないとされる経験則です。
そこで、質量や質量が持つ運動、及び全てのポテンシャルの原因を別の次元軸に求めます。その次元軸とはエネルギー軸です。エネルギーは直接計測できていないとの考え方です。質量や質量が持つ運動並びにポテンシャルは、エネルギー軸上にある「実体」との「位相」により出現すると考える一つの仮説です。この仮説(弧理論Ark Theoryといいます。)によれば空間からエネルギーを運動として取り出すことが可能だという結論になります。
電気磁気の現象は、必ず90度位相がずれて生じます。電気現象と磁気現象は一つの実体の異なる側面だということです。この電気磁気の現象を3次元空間上で操作することによって、エネルギー軸上に存在する実体に作用することができると考えて考察したのが超効率インバーター「デゴイチ」の第3起電力を説明した「第3起電力のエネルギー源について(考察)」です。

少し具体的に、電気磁気の現象は90度位相がずれて現れますので

高次の実体を仮定すると!

上の図の様に、電気と磁気は第1の輪と第2の輪のように直交しています。 今、仮定しているエネルギー軸上に存在する一つの電気磁気の実体は、私たちが存在する3次元物理空間に直交しているのですから、第1の輪と第2の輪のいずれにも直交していることになります。すると、3次元で考えた場合に、実体は第3の輪のように2つの輪ともに交叉していると考えられるわけです。 第3の輪の点アは第1の輪の点イに重ねられるし、第2の輪の点ウにも重ねられます。 ですから、エネルギー軸上にある電気磁気の実体は、3次元物理空間上に現れると電気にも磁気にもなるということです。 電磁気現象をうまく、操作することで3次元物理空間上にエネルギーを電磁気として、あるいは運動として取り出せる可能性があるということです。・・・・・

その後は、サイトの方をお読み頂くか、「フリーエネルギーはいつ完成するのか」をお買い求めいただけるとありがたいです。

 

 

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Michael Faradayが最初に考案したのは実験2だった

管理者がファラデーの単極誘導の現象について研究を始めたのが1年と少し前でした。 単極誘導に関して十幾つの実験を行ってきました。英国のmichael faradayが単極誘導モーターを考案したのが1821年のことで、ファラデー自身が考案したモーターを調べてみたら、図1

このようなものでした。水銀を貯めた容器に棒状の磁石を立てて、水銀に垂らした電極に電流を流すと電極が磁石の周囲を回転するというもので、図2

このようなものです。 上のgifでは「お酢」とバッテリーを使っています。 この装置は、管理者が行った

実験の装置とほぼ同じものです。 それで、ファラデーは1832年に単極誘導発電機を作りました。

図3

このようなものです。左側にあるのがU字型の磁石です。N極とS極の間を導体の円板が回転することで回転軸と外縁部の間に電圧が生じるという装置です。 それで驚いたのですが、一般的に単極誘導による起電力の説明には、図4

が使われています。軸対称の磁場の中に同軸の回転する円板を設けています。対してファラデーが最初に作った発電機は、磁場の外側に円板があります。これでは、

の第1項に相当する部分が生じて、円板の回転に対する抵抗になっています。 で、驚いたのは、管理者は図4の装置から試行錯誤した結果、ファラデーが最初に考案した図3の装置に到達したのです。 この場合は、発電機ではなくて、モーターの方ですけれど。

それが、単極誘導モーターの実験2でした。 知らずに歴史を遡ったという顛末でした。 おしまい。

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物理現象は「整数」である

これまでの議論「弧理論への入り口(自然科学は間違っている)」において、数学者岡潔は「時間」が問題であると述べました。(過去記事を参照) そして、時間を含んでいる光速度cを中心に据えてしまった相対性理論は誤りです。  詰まるところ自然科学は、「運動は時間より求め、時間は運動より求めている」からに他ならず、古典的時間の概念を事象の地平面である天文学や相対性理論の補正を施した素粒子理論に適用することは、誤りで、彼らは正しいエネルギー値を示していないという結論でした。

で、弧理論(Ark Theory)の考え方によれば、エネルギー値は直接には求められずE軸上の実体が「積分を伴う投影」によって、我々の住むM軸に質量mと運動Pが生じると考えています。第3起電力のエネルギー源について(考察)を参照。

E軸上にある実体は、積分を伴ってM軸に投影されることで、例えば電子の質量や電荷、あるいは周囲の様々なポテンシャルが生じると考える訳です。 すると、最初の第1回の積分を伴う投影によって、M軸上に質量等が現れて、超効率インバーター「デゴイチ」のトランス内部には、都合第1回から数えて7回の積分が行われることになります。

最初の1回を除くと6回の積分を伴う投影と回転が、E軸とM軸の間で繰り返されることによって、M軸上に「距離の7乗に逆比例する力」が現れるというのが第3起電力の考察の骨子でした。(この力場はレンズ状をしていることも分かりました。)  そして、肝心なのはM軸に現れる現象は「積分を伴う」わけで、積分に2.8回とか3.48回などというものはありません。 ですから、M軸即ち、3次元物理空間に現れる現象は、全て「整数」であることになります。 整数とは、つまり現象は「離散的に現れる」ということを意味します。  極微小な領域での現象が離散的であることは、よく知られています。 結局、弧理論(Ark Theory)の考え方によるE軸-M軸の複素数空間では、M軸(3次元空間)に現れる物理現象は微小な領域において、離散的にならざるを得ないということです。

この考察を踏まえて「第3起電力の考察」の補遺1「ゼータ関数との類似性と数体系」(pdf版ではp73)について考えます。 この補遺では、弧理論(Ark Theory)によるE軸-M軸の複素数空間は、リーマン予想のゼータ関数に似ているとしました。 今、M軸に現れる現象が離散的であることの理由が、「積分を伴う投影」であり、物理現象は基本的に「整数」に起因すると考察するならば、E軸-M軸の複素数空間を基本とする弧の考え方は、リーマン予想におけるゼータ関数にそっくりということが、更にいえるという結論になります。 というより、そのものです。 ですから、素数が原子核のエネルギー準位と関係があるというのは、もう少し先の話です。 ましてや、12進法の数学が宇宙に馴染むというのは驚異という他ありません。

物理現象が離散的であることの理由は、量子理論からは説明が付かないのは明かです。約100年前に放棄したのですから。

 

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重力の原因は質量ではない

重力について、相対性理論では時空の歪み、あるいは質量が原因で時空が歪むと説明されています。

しかし、相対性理論は、弧理論への入り口(自然科学は間違っている)で考察したように、光速度cを中心に据えてしまいました。速度は時間を含みますけれど、数学者岡潔は時間が問題だと主張しました。 つまり、運動は時間に比例して起きると決めてかかって、そういう時間があると決めてかかって、自然科学者は時間・空間があるといった訳です。 でも、岡潔の述べたことは、「運動は時間から求め、時間は運動から求めている」ということでしたから、相対性理論は誤りです。

では、弧理論(Ark Theory)の考え方でいうと、重力とは表面張力のようなものです。

水面に浮かぶ一円玉を考えます。水面を窪ませた状態で浮いた一円玉をマイナスの状態とします。一円玉2枚を浮かべると互いに引き寄せ合います。 次に、アルミホイルを浮かべます。アルミホイルは自身の表面張力によって、水面をほんのわずか引き上げます。これをプラスの状態とします。

その結果、2個のアルミホイルは互いに引き寄せ合います。  では一円玉とアルミホイルを浮かべます。

その結果、2つの物体の間には斥力が働きます。 引力をプラス斥力をマイナスとして整理すると

物質の持つ
エネルギー状態
働く力(重力)
(-) (-) 引力(+)
(+) (+) 引力(+)
(-) (+) 斥力(-)
(+) (-) 斥力(-)

となります。以上をまとめたのが次のビデオです。

実のところ、前回の記事でも分かるとおり、あらゆる物が歪められて解釈されて来たようです。もし、宇宙に神がいるならば、私たちが五感で分かる範囲に自然の仕組みを例え話のように潜ませてくれていると考えるのはナイーブなことなのでしょうか。 表面張力のように。

 

 

 

 

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エネルギーって何?

エネルギーとは仕事をすることのできる能力のことですが、一般的には石油・原子力・光エネルギーや運動エネルギーまたは位置エネルギーなどとも応えられます。 しかし、弧理論への入り口(自然科学は間違っている:数学者岡潔)で考察したことによればエネルギーEとは、運動と質量mと位相θの組み合わせによる複素数であることが分かっています。

一般に複素数空間を用いるのは、例えば電気工学においては、電力は電圧×電流で表されるのですけれど、時間的に電圧・電流が別々にある相関をもって変化する交流では、2つの量について複素数で表します。交流での電力は複素数を用いて計算されます。

弧理論によるエネルギー・質量mと運動の関係は下図になります。

上図の画用紙(弧の思想)である複素数空間上のL(E軸上の実体とM軸上の物質との距離)は可変であるけれど、他の変数から求められるので消去でき、真のエネルギー値Eは、

iE=f(,m,θ)  式1

になると考えられます。 この考え方で時間tは、

(t)=f(iE,,m,θ)  式2

の関係になると考えられます。 真のエネルギー値Eは、運動と質量m、そして位相θから求めて、エネルギーは虚数であるということです。虚数だからといって物理的に意味がないわけではなくて、直接求めることができない値というくらいの意味と理解しています。冒頭、一般的なエネルギーとは、石油とか原子力をあげましたが、エネルギーとは究極的には物体の運動に帰納すると考えられます。直接には得られていません。 ただし、物理学ではエネルギーの次元[E]は[M][L^2][T^(-2)]とされますが、次元に時間[T]を含んでいるので使えません。

ここで、奇妙なことは時間(t)は直接求められない真のエネルギー値Eを含んでいることです。つまり、時間も虚数であり直接求められない値であるということです。 「自然科学は間違っている」と主張した数学者岡潔は、「運動は時間に比例して起こると決めてかかって、そういう時間が存在すると決めてかかっている。そういう時間と空間があると決めている」と述べました。 そして、「人は時間の中に住んでいない。時の中に住んでいる。時には現在、過去、未来があり、時の内の過去の、(過去は過ぎゆく)という性質を使って時間を計っている」と述べました。つまり、「運動は時間から求め、時間は運動から求めている」わけです。 時間は時の性質の内の「過去」の運動を測ることで得て、これを時の性質の内の「未来」の時間に適用しているということです。これを自然科学者は無意識のうちにやっているということです。 しかも光の速度cを中心に据えてしまった相対性理論は誤りなので、

表の右側の相対論の世界も、相対論の補正をした素粒子(左)の世界も使えないということになります。究極的には、「現代の物理学は19世紀から変わっていない」ということになります。因みにニュートン力学での運動量Pも時間を含む速度vが入っているので再考が必要だということになります。 奇しくも数学者岡潔が(物理現象は)「五感でわかること」(が必要だ)と述べたこととぴたり一致します。

さて、時間t∝運動∝エネルギーと考えられてきたのに、時間もエネルギーも直接に求められない値だとすると奇妙なことになります。  お金:通貨は、人が時間をかけて労働し、その対価として受け取ります。 つまり、お金≒時間≒運動(労働)≒エネルギー として扱われてきたのです。 労使ともども、時間あたりの賃金・給与・報酬額を当然のこととしています。しかし、お金:通貨は実数 時間・真のエネルギー値は虚数で位相θが媒介しています。これは不思議なことです。実数=虚数ではありません。 19世紀に科学者たちに介入した両替屋はこの仕組みを知っていたに違いありません。つまり、この仕組みを知っていれば人々からお金:通貨をだまし取れるということです。 両替屋は人々からお金を巻き上げられるということです。

弧理論への入り口」でご紹介したミヒャエル・エンデの児童文学「モモ」の時間貯蓄銀行という灰色の男たちについて、「時間泥棒」という表現は鋭いと思います。 エンデはユダヤ人?

追記  時間とは何か?  数学者岡潔のいう、時の「過去」の運動の記憶でしかないのだろうか? 実は時間なんて存在しない? あるのは質量と運動だけ? ”ある”というのは五感で分かることということ。 もし、時間が「時」の過去の性質でしかないならば、未来に起きる運動は「時間」の制約に縛られない。物質の真のエネルギー値が負の値を持っても因果律は壊れない。物質が負のエネルギー状態にあっても、運動は順を追って起きるのだから。

 

 

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フリーエネルギー模型をスノードームに入れてみた

過去に公開しました「渦とサイホン」の模型をスノードームに入れてみました。 スノードームとは、透明の容器に水を満たしてラメを入れたもので、容器を振るとラメが雪のように舞うという置物でとてもきれいです。

今回フリーエネルギーの概念を説明する模型である「渦とサイホン」をスノードームに入れてみました。

特に新規性はありませんけれど。

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N極とS極の間には何があるか?

昨日に続いて実験8-1を撮り、動画サイトにあげました。

 

ファラデーの単極誘導という現象において、その起電力は、式1で表されるとされています。

(注:式に誤りがありましたので、下図に訂正します。2014/10/02)

図起電力の式

一般に、発電の装置に、逆に電流を流せばモーターになるといえるので、 実験8-1でも、式1に従うと考えられます。式1の右辺第1項は磁束密度Bに時間的変化がある場合ですので、実験8-1ではゼロになります。(モーターでは、電流を流しても回転力は生じない。)  第2項なのですが、閉じた回路を貫く磁束密度で、回路の一部が速度v(実験8-1の場合は角速度ω)を持つとき、速度vに比例する起電力が生じると解せます。つまり、モーターでいえば電流によって円柱状磁石が回転する力は、閉じた回路を貫く磁束密度Bに比例することになるはずです。

モーターが式1に従うと考えて、ブラシを磁極方向に位置を変えてみた場合に各位置において、生じる回転の力はどうなると考えられるでしょうか。

  1. 回路を貫く磁束密度B(磁力線の単位面積あたりの数)は、N極・中央部・S極、いずれも同じなので 回転数は、N極側=中央部=S極側となる。
  2. テスラメーターで磁束密度Bの分布を計測すると、中央付近がゼロでN極側はプラスの値で、S極の値はマイナスを示す。つまり磁力線の極性が反転するのだから、回転する力はN極とS極では反対?になる。 従って、実験8-1では、回転軸のブラシがS極側に設けてあるから磁石に接するブラシの位置によって、その回転力は、S極側=中央部 かつ N極側=0(打ち消すことによって回転しない)となる。
  3. 磁束密度Bに極性など存在しないのだから、磁束密度はテスラメーターで計測したとおり、N極側>中央部<S極側 の順で力は生じる。

実験8-1について、ビデオでは回転数を計測していませんのではっきりしませんけれど、昨日の実験8の結果と同じです。 つまり、実験8-1の結果は、 N極側<中央部>S極側 でした。 恐らく、式1を忠実に解釈するなら1.なのでしょうけれど、結果はいずれでもありませんでした。 永久磁石を2つに折っても、N極とS極とに分割することはできません。 しかしながら、磁石は磁極にこそ本質があると誰もが信じています。 では、これまで発表してきた一連の実験「ファラデーの単極誘導モーターに生じる力解析」によって示される、「磁石の中央部分」には何があるのでしょうか。  実は管理者が感じているのは、過去記事にもあるように

clip_img166

 

トーラスの赤道半径を無限大にしたレンズ状の力線です。 この力線に気づいたのは、超効率インバーター「デゴイチ」内部に生じるとされる第3起電力の仮説を弧理論で説明した結果として、得られたものです。 つまり、超効率インバーター「デゴイチ」とファラデーの単極誘導モーターは、見かけこそ全く異なる装置ですが、本質的には同じものの異なる側面だということです。

 

20140419古典電磁気

ただし、超効率インバーター「デゴイチ」は電子単独の挙動によっています。つまり、上図の右側のみになります。(過去記事を参照) 電磁気学では、陽子と電子の電荷は量が等しく、極性が反対である。鏡面である、という前提があります。 しかしながら、ファラデーの単極誘導の現象は「陽子と電子の相互作用」でしか説明できないと考えています。上図では、鏡の両方にまたがった現象だということです。(非対称)  磁力線が磁石に固定されて、磁石と一緒に回転しているとか、磁力線は空間に固定されているとかいう、意味不明なことを考える必要はありません。 弧理論によれば、磁石は超巨大な単原子だと考えられます。単極誘導の現象は、磁石の中心に存在する原子核と近傍に位置する自由電子(具体的にはブラシ接点の隙間)との相互作用です。そして、ブラシ接点の位置にきた自由電子は、磁石中央に存在する原子核と相互作用して、「距離の7乗に逆比例する力」=極めて近距離にしか力を及ぼさないが非常に強い力をもっていると考えられます。 単純な話し、観測者から見て軸対称の原子が回転しているか、静止しているかを判別することはできません。そもそも磁力線は関係ないのです。

管理者は、次のように考えています。 量子理論からは、「磁石は超巨大な単原子である」という考えは出てこない。また、古典電磁気学の範囲では単極誘導の現象は説明できない。すなわち、実験8-1の理由は既存の方法論では説明できないと思います。 ホームページにも書きましたが、「自然科学は間違っている:数学者岡潔」、「相対性理論は誤り:杉岡氏」ですので、19世紀に遡って全部やり直すべきです。

因みに、素粒子は弧理論によれば、100種類あろうが、例え300種類あっても、関係ありません。これも、過去記事にあります。 装置の内容等についてご意見をお願いします。

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