前回の記事の補足です。問題のポイントが明らかになってきました。
目次
なぜ力は合成できる
- 2026年3月9日 物理学 は間違っている
動画「重力は磁力か?」についての問題です。
動画 22 重力は磁力か?
AIとのやり取りから、一般的な説明は次の通りの様です。
- ベクトルは方向と強さ(大きさ)である
- ベクトルは合成出来る
- 力は方向と強さである(事実)
- だから力はベクトルとして扱える
- だから、力は合成出来る(事実)
- ついでながら、力は加速度である
一見正しいようですが、5.の「だから」の部分はこじつけです。ベクトルだから合成できるかどうか決まるのではありません。
ベクトルと加速度は別
一方で管理人は、次のように考えました。
- 重力と磁力は合成出来る(事実)
- 力は加速度である。(物理学での表現)
- 重力の加速度と磁力の加速度は合成出来る(事実)
- 重力と磁力は関係があるか?「はい」
- 異なる加速度は合成出来る(事実)
- でも、理由はわからない
これが管理人がAIに期待した答えです。
- はい。重力と磁力は関係があって合成できます。しかし、なぜ合成できるのか理由はわかりません
レトリック
最近知った言葉にレトリックがあります。
- 言葉を巧みに用いて相手を説得したり、感情に訴えかけたりする効果的な表現技術の総称
論点をずらす代表的なレトリックにストローマン(藁人形論法)があります。
- 相手の主張を歪めて解釈し、論破しやすい架空の議論(藁人形)を作り上げて攻撃するレトリック
明確に言えない
物理学の「力の合成」において、レトリックがあるとわかります。
- 重力と磁力には関係がある
- 重力による加速度と磁力による加速度は合成できる
- 異なる 加速度は合成 できる
この事実を、明確に言えません。
だから、回答に力をベクトルとして扱って「はい。関係あります」とも「いいえ。関係ありません。」とも言えないのです。
ですから、力の統一と言う歴史において、重力と電磁力の間には関係がないかの様に扱ってきたのです。

図 自然界の力の統一と歴史
どう考えても、19世紀の後半、ある時期に実験していた何名かの科学者は、加速度に種類があると気づいていたはずです。
ベクトルとテンソル
物理量※↓を空間全体で※↓扱うために用いられる計算法にテンソルがあります。
ベクトルとテンソルの関係を示します。
- ベクトル(1階テンソル):方向と大きさ(x,y,xの3成分など)を持つ量
ベクトルは空間のある位置においての値ですが、これをより複雑で、かつ空間全体で扱うためにテンソルが用いられます。
- テンソル(n階テンソル):スカラー(0階)、ベクトル(1階)、行列(2階)を一般化した高次元のデータ集合
※:自然科学は物の量と事の質を区別していません。時間とは何なのか、空間とは何なのかが問題です。
力の合成にあるレトリック
最初にレトリックがありますので、それを空間のあらゆる現象に適用しても意味はありません。以前にも書いたように、
- 物理学は最初から転けている
この意味が漸くわかりました。
そうなると、テンソルの対称性によって分類される素粒子の性質が物性(の全て)を反映していると言えなくなります。
- 正しい風を装っているが、正しくない


