前回の記事に関連します。
長さ(距離)を時間に
昔、1メートルの基準は、メートル原器によりました。

写真1 メートル条約並度量衡法関係原器
しかし、現在は、光速度に置き換えられています。Google AI(Gemini)によれば、次です。
1m(メートル)は、現在「真空中で光が1/299,792,458秒の間に進む距離」と定義されています(1983年~)。物理的な基準(原器)ではなく、不変の光速度と時間を基にした、国際単位系(SI)の長さの基本単位です。
詳細な定義のポイント
・基準: 光の速さ(299,792,458m/s)。
・旧定義: 歴史的には「地球の子午線の北極?赤道までの距離の1000万分の1」や「メートル原器」を基準としていましたが、現在は不正確さの解消のため、光速ベースへ移行しました。
・目的: 普遍的な物理定数を基にすることで、どこでも誰でも正確に長さを再現できるようにするため。この定義により、高精度のレーザー技術などにおいて、正確な1mが世界中で共有されています。
これまでに示した通り、時間が問題です。
- 運動から時間を作る
- 時間を光速度に置き換える
- 光速度を基準に「物や事」を定義する
- 事とは、動き、運動、あるいは出来事
物理学を含む自然科学の全体を眺めると、循環(ループ)になっています。

- 空間にある物質→運動→時間→光速度不変→空間(重力、質量、時間)というループ
その基準が時間です。
ある科学者の言葉を挙げます。
宇宙空間を進行している二個の惑星のそれぞれに一人ずつ観測者がいると仮定しよう。この惑星はいわば光速の半分の速度で動いているとする。しかしどれも等速度で平行に進行しているのだ。もし宇宙空間に他の天体が存在しないとすれば、二人の観測者は当然のことながら自分たちの惑星は運動エネルギーを持たないと考えるだろう。なぜなら二人の関係位置が同じエネルギー・レベルにあるからだ。そこで三番目の惑星を置いたとして、これが空間に静止しているとすれば、二人の観測者は自分たちの惑星が相関的には運動エネルギーを持たないのに、第三の惑星に関してはすさまじいエネルギーを持っていると感じるだろう。しかし実際にはどの惑星が動いているかを決定する方法はない。ただ惑星間に相対的な運動または異なるエネルギーがあると言えるだけだ。
よくお読みください。
これこそが管理人の考える「運動の相対性」です。
絶対性理論
前回の記事に記したように、アインシュタインの相対性理論に「運動の相対性」は、微塵もありません。
相対性理論は、物の量の基準であるメートル原器を光速度に置き換えただけです。
- 光速度がわかるためには、その前に時間がわかっている必要がある
- 時間は運動から作る
- 運動は物の量ではない
- 出来事。事である
- 理論の全体を時間、あるいは光速度で表したのが自然科学
物事の関係性
物事の関係性には、幾つかあります。
- 物と物の関係
- 物と事の関係
- 事と事の関係
これには、人や組織、社会も含まれます。
事の複雑さに限りはありません。何故ならば、事は階層となっているからです。これが問題です。現在で言えば、
- イランとイスラエル・アメリカの関係と中国・ロシア、その他の国々の関係
物を事に置き換えた
問題は、事と事の関係にあります。時間あるいは光速度は、事です。すべてを事と事の関係で表したのが自然科学です。
量子力学は、古典物理学が物と物の関係を探ってきたのを波に置き換えました。波は事です。事である波に質量はありません。
つまり、素粒子(孤立波)の質量をGeV/c2としました。ここでも基準を光速度、時間、運動に置き換えました。
要は、全ての基準を「事と事の関係」として整理したのです。
- だから、物理学は物はわからなかった
- しかし、事の関係はわかった
- その最小の値がプランク定数だった
- プランクの長さ
- プランクの時間
- プランクの質量
全てはアインシュタインの相対性理論から始まっています。その結果、
- 人類の殆どは、物事の相対性を理解しない
- 同じ事でも、立場が換わると
- 意味も価値も変わるし
- 意識も変わる
殆どの人々は、物質的、精神的、社会的、宗教的、科学的なすべての物事おいて絶対的な価値観、価値判断基準しか持ち合わせていません。
- 自分が、自分が、自分が
- 自分こそが、自分こそが、自分こそが
- 自分だけが、自分だけが、自分だけが
- カンダタ 蜘蛛の糸の世界


