フリーエネルギー装置:QEGについて

最近、QEGというフリーエネルギー装置を

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共同で製作しようという活動がなされているようで、日本でもこちらで活動されているようですのでメモしておきます。

調べてみたところ、最初の情報は、フリーエネルギー研究者のPeter Lindemannからのようです。

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日本にピーター・リンデマンが開発した発電機を紹介したのは、未知領域研究所所長 多湖敬彦氏のようです。同氏が製作したモーターの概要は、こちらにあります。

可変磁気抵抗発電機

写真のような発電機で、平成10年11月26日に早稲田大学で開催された第2回意識・新医療・新エネルギーシンポジウムで発表されたものです。当時のプログラムから一部引用します。

広域科学研究所 多湖敬彦 「特殊変圧発電機の試作と実験」より

ピーター・リンデマンが発明した特殊変圧発電機を試作と測定を行った。・・装置は、積層コア(鉄芯)二個をローター及びその周囲の出力コイルと、四つの界磁篭磁石のステーターからなる。界磁電磁石の極性は隣同士で反転しており、ローターが1/4回転するごとに、ローターコアを通る磁束の流れは反転する構造になっている。ローター周囲に撒かれた出力校いる自体は回転せず、同コイルのコアの時速変化によって電圧が誘導される。今回の塩飽実験では、電力測定における非正弦波や無効電力の問題を避けるため、入出力双方を直流として比較した。その結果、一定条件において入力増分よりも出力がおおきくなる現象(超効率効果)が観察された。同装置は発電機の構造と条件によってはバックトルク(負荷時のブレーキ力)が生じないことを示しており、電気機械の反作用の問題を考える上で重要な意味を持つと思われる。

 

どうも、この講演で、システムの効率は110%~115%くらいだと発表されたようです。 写真によれば、上部に取り付けられたモーターによりローターが回転する構造になっています。 ローターは磁気回路の一部になっており、磁気回路が回転することによって回路の磁束が時間的に変化します。このとき負荷(電気として外部に取り出すこと)がローターの反作用(ブレーキ)として現れないと主張しています。入力と出力はいずれも直流で測定したということですので、超効率は確かなようです。

QEGの写真・回路と比較すると、特殊変圧発電機と同じ構造をしていることがわかります。 見た目はBedini Motorと同じです。

現時点で、この発電機について、弧理論からわかることはありませんけれど、昨日発表しました「第3力場(仮説)pdf」の図7の※印に示したように、第3の力場から「正の方向の磁場」が生じる機構が磁気回路ローターに形成されているのではないか?と感じます。  「第3起電力の考察」(右ブログロール)のような複雑な説明が必要のように思います。 写真の装置に、弧理論の考察を適用する気力はありません。

追記

ピーター・リンデマンは、EMAモーターなどについても研究していましたけれど、QEGの大本はこちらのようです。資料の末尾に発明者のニコラ・テスラの特許資料があります。  管理人にはニコラ・テスラのことはよくわかりません。

それにしても、フリーエネルギーに関する研究は連綿と続いていることを実感します。多くの研究者が不遇であったことを考えると、こういう主張をしても殺されないような時代になりつつあるようで、何よりです。

追記2

QEG が Quantum Energy Generator つまり、「量子エネルギー発電機」の略だそうで、でも弧理論の考え方からすると量子とは何の関係も無いように思えます。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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