2021年より縁あって、仏教について考えてきました。その結果、心の仕組みについて、以下のように取りまとめました。
図1
岡潔は第2の心(ヲシテ文献で言うタマ)について、次のように述べました。
- 日本人は情の人である。
- 大宇宙の中心は情である。
お釈迦様はBuddhaとしています。善導大師は、Buddhaを音で言えば”仏”だとし、意味を漢字で言えば”覚”だとしました。だから、人の肉体に備わった器官を感覚といい、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」と言います。
- 2021年6月19日 研究 は知識の量や理論の複雑さとは無関係
ところが、図1のように整理できたにもかかわらず、どうにも納得できないでいました。このままでは、 科学 になりえないことに気づいたのです。
ここで、日本語の起源であるヲシテ文献のヨソヤコヱ(48音韻:アワウタ)について説明します。
ヒトの肉体に備わった器官でわかるのは物と事です。物と事を音素(ネコヱ)である母音と子音に割り当てたのがヨソヤコヱです。これが大和言葉へつながります。
図1 出展:日本ヲシテ研究所
この48音を七五調で詠んだのがアワウタです。ヨソヤコヱを上下半分に折り返して読んだのがアワウタです。アで始まりワで終わります。アとワの間にすべての物と事が割り振られています。
- アカハナマ イキヒニミウク フヌムエケ ヘネメオコホノ
- モトロソヨ ヲテレセヱツル スユンチリ シヰタラサヤワ
アではじまり、ワでおわります。アは物の初めで、ワは事の終わりです。因みに、ヒトとは、「ヒ・フ・ミ・ヨ・イ・ム・ナナ・ヤ・ココ・ト」のヒトです。
弧理論においては、物と事は互いに規定しあって成り立つ繰り返し、循環でネットワークです。かつ、外のない内です。あるいは、物と事は一つの実体の異なる面(映像)に過ぎません。そして、「物がわかる」ということは「静止画がわかる=現在」であり、「事がわかる」ということは「動画がわかる=うごきがわかる=過去」です。過去がわかるためには記憶が必要です。 続きを読む
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