フリーエネルギー の理論背景

これまでに、 フリーエネルギー という語を含む記事は114件あります。何度も記事にしてきましたが、考察を続けることによって、次第に内容がわかってきます。

弧理論の前提から順に記します。前提は長いです。ご辛抱下さい。

  • 自然は別の次元軸(基軸という。)からの投影による映像(M軸という。)
  • 宇宙の中心は基軸上に2つある。(
  • 基軸上にあるいくつか実体が投影されて、物(物質)と事(運動)として現れる。
  • 基軸上に実体が描く弧がArk
  • (まだよくわからない部分は後述:発散トーラス→楕円双極→電磁気現象)
  • 物は、陽子・中性子・電子の3個(映像だから3種ではなく3個)
  • 事は、以下。
  • 速度、加速度、流速、運動量
    エネルギー
    波、音、波動、孤立波(ソリトン:素粒子)
    電磁波、光子
    圧力、熱、温度
    角度、時間、
    知識、記憶、情報、統計、確率
    エントロピー
    お金 etc

以上をまとめたのが以下の図です。

図1 弧理論による原子模型

 

図2 赤い囲みの部分が(電子-実体)の対

赤い囲みにあるヒゲのような部分は電子による、電磁気学が表している部分です。左側のヒゲのような部分が陽子が持つ電磁気的性質を意味します。中央の十字部分が中性子のようです。

電子(物)と実体CのがM軸上に現れる際の略図です。

図3

少し詳しくした図が次です。ただし、下図は正確ではありません。あくまで概略です。

図4 2つの実体CとIによって電子(質量m)が現れる。

どうも、基軸上にある2つの実体CとIが投影されることによって、質量mを持った電子が現れると考えます。実体C-電子の弧を描いて「質量mを持つ電子と運動3」のとしてM軸上に現れるのが+の発散トーラスです。また、実体I-電子の対が「質量mを持つ電子と運動3」の対としてM軸上に現れるのが-の発散トーラスです。

発散トーラスは、基本双極ですがM軸上において物である電子は次元を失っています。M軸上での形状は、次図です。

図5

図4のとおり、2つの弧が交わるところは、+-2つの発散トーラスの組み合わせができます。これが磁気双極です。発散トーラスは右手左手の+-の4種類あります。

図6 例えば、XY平面内での回転ならば、回転軸(z軸)方向に基軸は重なる

それで、発散トーラスは双極ながら単極のような働きをします。際だった特徴として、発散トーラスは、基軸とM軸の両方にまたがっているということです。つまり、電磁気現象は、の両方の性質を併せ持つということになります。

+の発散トーラスをSとします。-の発散トーラスをNとします。例えば、左回転であるならば、+-2つの(単極のように振る舞う)発散トーラスを組み合わせることによって完全な双極(SとN)ができます。

写真1 右手系左回転の+と左手系左回転-の組み合わせ

これがいわゆる磁石です。発散トーラスは、距離の7乗に逆比例する力の場です。しかし、で(基軸方向に)相殺しますので、そのほとんどは外部に出てきません。この辺の仕組みはまだよくわかりません。

写真2 磁石は原子の構造に起因する性質をマクロに表している

原子は、発散トーラスを組み合わせた磁気双極の性質を持ちます。原子の向きが揃っていることによって、磁石は磁性を持ちます。つまり、磁石は+-2つの発散トーラスを組み合わせた楕円双極の性質持っているはずです。これが単極誘導の現象であるようです。

 

ここから本題です。

M軸上には、物と事は互いに規定し合って現れます。

  • 物と事はいくつかの実体の異なる面に過ぎない。
  • 物と事は互いに規定し合って成り立つ繰り返し。
  • M軸上に現れる物と事は、+と-を組み合わせた差分である。

物と事は互いに規定し合っていますから、物と事のすべては必ずネットワークになります。人がわかるのは物と事です。

  • 人がわかる物と事について、「すべてを覆っているが、それより外へは決して出ていない。」
  • これを外のない内という。

これを言い換えると次になります。

  • 人がわかる物と事の総量は保存する。
  • 同時に、それ以外も存在する。

いわゆるエネルギー保存の法則です。同時にそれ以外も存在しうると言うことです。なぜならば、我々が「わかる」のは、差分だけだからです。そのほとんどを打ち消し合っているからです。要は、打ち消し合う2つの発散トーラスの組み合わせにおいて、回転にかかるバランスを崩せば良いと言うことになります。

もう少し詳しくします。

単極誘導の現象はとても微弱です。なぜならば、そのほとんどは原子内部で打ち消し合っているからです。図1から読み取れる原子内部の(回転の)バランスについて考えます。

どうも、原子内部には3つの回転運動が関わっているようです。

  1. 陽子-中性子の回転運動
  2. 中性子-電子の回転運動
  3. 陽子-電子の回転運動

1.と2.にかかる回転運動の差分が核力に相当するようです。(よくわかっていません。)そして、3.にかかる回転運動の差分が僅かに外部に漏れ出てくる単極誘導の現象だと考えられます。 単純に言って原子の回転運動は三体問題に帰結すると考えます。

注)量子力学を無視しているのではありません。我々がいる自然界の主たる現象は映像だという捉え方です。空間における電子の存在確率を関数で表すというのは、否定はしませんが、全部に適用できません。物と事の投影結果に過ぎません。統計も確率も投影の結果であるです。

原子核の外部への現象としては核磁気共鳴が知られていますが、単極誘導の現象も原子核と周囲を運動する電子との相互作用だと考えます。ですから、かねてより単極誘導の現象は原子力の一種だと述べてきました。

それで、3.を利用して差動装置を工夫すれば、原子の回転運動を外部に電子の運動として取り出せるはずと考えます。ほとんどが内部で打ち消し合っているのですから、僅かな差動であってもとても大きな電子の運動となるはずです。

以上です。

どのように差動装置を作れば良いかはわかっていません。ヒントになるのは、管理人が行った単極モーターによる二重反転、あるいは三重反転だと考えます。

単極誘導の現象には、回転させる機構(クランクやスイッチング機構)がありません。磁石(原子)が持つ本質的な性質によります。物理学では、本質的な回転運動と任意の加速度運動とに区別がありません。

動画1 単極誘導モーター(同軸反転による水銀の盛り上がり)2015/01/30

動画2 単極誘導の実験(水銀による同軸三重反転機構と誘導起電流)2015/03/02

二重反転、あるいは三重反転について、磁石は単原子のように振る舞うと考えると、磁石は原子の形をドーナツ型に変形したのと同じだと考えられます。この反転運動に差動をつければ、差分が大きくなるはずと考えます。

次は、フリーエネルギーをイメージするために作った模型です。

動画3 渦とサイホン(フリーエネルギーとは)

gif1

渦の落差を利用した無限サイフォンです。「渦→原子(磁石)」であり「サイフォンで取り出す」というイメージです。サイフォンの機構にあたるのが二重反転、三重反転です。もっと、考察と実験が必要になるようです。

 

追記8/17 ここでお伝えしたかったのは、「私たちがわかるのは差分だけであって、総量は保存しているし、フリーエネルギーもあり得る。」という至極簡単なことです。外のない内という仕組みは実に巧妙です。この記事は、どちらかというと、管理人のためのメモのようなものです。

しかし、さすがに物理学者たちは、嘘をつけません。エネルギー保存の法則は経験則です。今までなかったから、これからも無いとは言えません。電磁気学においても、成立過程で単極誘導の現象を消したかったけれども、消せませんでした。できるだけ小さく、かつ本質から遠ざける以外になかったはずです。ですから、単極誘導をローレンツ力と言い換えたと考えられます。ただ現実として、平気で嘘をつく大学教授がいることも確かです。

 

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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