論理に繰り返しが現れたら、論理の終端( 抽象 )である

何かの議論をする内に、その論理の中に”繰り返し”が現れたら、その論理の終端です。終端とは論理がすでに 抽象 になっていると言うことです。 その論理に矛盾があるわけではありません。むしろ論理が正しいからこそ繰り返しが現れるのです。

問題は、なぜ論理に繰り返しが現れるかということです。その仕組みの理解が大切です。如何なる理論にも最後は必ず繰り返しが現れます

 

例えば、過去の記事に取り上げた話を抜粋します。

1.唯識論に繰り返しが現れる件について。2021年7月7日 唯識論 は”繰り返し”になっている。だから間違い。 2021年7月7日 如来 の意味。何々の如しの如し・・・・

元は、ある僧侶からの話でした。「唯識の考えを続けていくと繰り返しになっている。だから、唯識については、これ以上考えないということになっている。」

2.岡潔「自然数の1は決してわからない」【6】数学の使えない世界 仮に2進数で考えた場合。1とは0でない数で、0とは1でない数です。ですから、1は決してわかりませんし、これは繰り返しです。何進数でも同じです。

3.管理人「匙とスプーンの関係」写真1が何かをできるだけ詳しく説明します。

写真1

辞書の説明をネットワーク図にすると「スプーンとは洋風の匙であり、匙とは詰まるところスプーン」であるという循環になっています。

図1 言葉は互いに規定し合って成り立つ循環・ネットワークであり、外のない内

3.電磁誘導とローレンツ力の関係を量子力学的に解釈した際の話。   2017年9月9日 電磁誘導と ローレンツ力 はなぜ同じ起電力を与えるか~ とね日記よりメモ この話は読み取りにくいです。

「古典電磁気学で見られた2つの本質的に異なる方法」とは、ファラデーの電磁誘導の法則とローレンツ力のことです。区別がつかない「同じ誘導起電力」を得る方法が2つあるということです。

それを量子力学的に解釈すると「電子の波動関数の位相因子の2重性により繋がっていた結果である」とのことです。つまり、2つの起電方法が位相因子の2重性に置き換わっただけで、これは繰り返しだと感じます。本質的な解決に至っていません。単に抽象化しただけです。

4.何より、大元である自然科学そのものの全体が繰り返しになっています。

図1 自然科学は、量ではない時間を用いた循環・ネットワーク

なぜ、このような循環が現れるかというと、第1の心の要である言葉の性質から来ているからです。

観測や観察の結果を数値や数式を含む言葉で表した段階で必ず循環になります。これを回避することは不可能です。

 

問題は、なぜ繰り返し(循環)が現れるのかと言うことの根底(心の仕組みと働き)をしっかり把握することです。

”人は物や事を言葉でわかっているのではない”ということが根底にあり、かつ言葉の持つ性質を深く理解した上で、論理を慎重に検討する必要があります。たとえ、論理として正しくても、論理のうちに繰り返しが現れていないかどうかを慎重に見極める必要があります。

現代において、人が優秀かどうかは知識(正しい論理)の豊富さと応答の素早さでしかありません。知識の部分(専門分野)と全体が 抽象 化しつつあるかを見極める方が大切だと感じます。

加えて大事な事。論理の複雑さにおいて、AI(人工知能)に限界はありませんけれど、人の脳には耐えられる限界があります。コンピューターにはメモリさえ十分にあれば、スタックポインタの深さ?はいくらでも深くできます。しかし、人間の脳には限界がありますし、何より人には心が2つあり、論理の 抽象 化によって、2つの心が乖離します。これに人は耐えられません。(これが弧理論による社会科学の基礎です。)世界が病んでいると感じる原因です。何事も速く複雑化するのが進歩・進化ではありません。

 

電子マネーや仮想通貨、株やFXの電子取引など、社会の 抽象 化は進んでいます。これも優秀だとされる人たちが先導する社会だからです。しかし、これらは皆、10進数です。ある科学者が言うように”12進数が実質的に有用であると証明できれば、すべてを覆せるのに”と独り言です。

我々の算数はいくつかの重要な関係で君たちのものと違っているからなんだ。我々の祖先は君たちと同様に最初に計算法を学んだときに十本の指を使ったんだ。

我々が君たちがやっているのと同じ十進法を基礎とした計算システムを開発したのはおきまりの結果だった。長い習慣から、その後数世代の間このシステムが使用され続けたが、十二進法を基礎としたシステムがもっとかんたんで有用で、本質的により可分性あるとわかったんだ。知ってのとおり、十二は、二、三、四、六で割り切れるが十は二と五でしか割れないんだ。

12進数の素数列はきっと宇宙の性質に直接関係するはずです。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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