唯識論 は”繰り返し”になっている。だから間違い。

これまでの考察により” 唯識論 は間違っている”と結論づけてきました。

先日、ある方から「気付くというのは、気付かされるということ。」とのお話しを聞きました。参考 2021年7月3日「日月神示 は”他力”を説いている

昨日、同じ方から「唯識は、第6識、第7識、第8識、とあり、岡潔は第9識と述べていますが、唯識の考えを続けていくと繰り返しになっている。だから、唯識については、これ以上考えないということになっている。」とのお話しを聞きました。口頭ですので、ソースは聞き漏らしました。

管理人はこれまで、唯識論の詳しいことは読んでいませんので、わかりませんけれども、第1の心の特性である。言葉が循環でありネットワークでり、外のない内であることを何度も強調してきました。この「繰り返し」というお話しを聞いたとき、まさに我が意を得たりとの気持ちでした。

岡潔が最晩年に取り組んでいたという唯識論が間違いであると気付いたのは2019年8月24日に高知市で開催された「数学者 岡潔思想研究会夏期合宿」に参加したときでした。参考 2019年8月26日「時には 思想 や哲学を捨てなければならない

 

唯識の繰り返しについての、説明では”合わせ鏡”を例えに述べられていました。

写真1 出典:合わせ鏡

後から思ったのは、例えるならば、これまでブログで何度か取り上げてきた万華鏡の方が理解が深まると考えました。過去記事を万華鏡で検索すると29件ほど出てきます。

先日、伺った”気付かされる”について、仏教用語では「他力」というはずとお聞きしたところ、他力の例え話として「鐘と撞木」を例に話されました。これは既に 2014年6月11日の記事として「鐘がなるのか 撞木がなるか」を書いていました。この撞木の話が他力の例に出されたのは少し驚きでした。その他、撞木の例えについては、2012年2月12日の記事「富士と鳴門」が初出で、4件ほどの記事があります。

実際、これまでの研究において、他力というのは、待ち受けの状態を意味すると、その方にお伝えしました。岡潔が云った研究の手法として、概ね次のように述べています。


わからないものXに関心を集め続ける。右の内耳に関心を集めて、聞こゆるを聞き、見ゆるを聞きなさい。やがて、努力感のない精神統一に至る。するとあるとき、情的にわかる。情的にわかるものを知的に言い表すことにより文化は出来てくる。


これを平たく言うと、新しい知見を得る手法です。このような状態をG・アダムスキーは「弛緩と関心」と述べています。この「関心を集め続ける」というのがまさに待ち受けの状態です。

いつ何処でどのように情的にわかるのかは、まったくわかりません。ひたすら関心を集め続けるのです。自分では如何ともしがたい状態です。これが他力の本来の意味です。これをおわかりの方は極少ないです。この手法が、本来の科学の手法だと感じます。(緊張を強いる)数学ありきでは決してありません。

 

これは”匙とスプーン”で何度も示した言葉の特性を示す図で理解しやすいです。

写真2

これを見て、まずこれが何か、情的にわかります。そして、何となくその趣がわかります。これを言葉で言い表して次図を作ります。

図1 国語辞書を3回もひくと言葉が循環であるとわかる。

スプーンは匙で、匙はスプーンです。これが、循環でありネットワークであり、外のない内です。これに新しい知見を入れるには、どうすればよいかということです。

わからないものXが情的にわかって、これを言葉で言い表すと次の図になります。

図2 これまでにわかっている言葉を組み合わせてXを言い表す。

それでも、全体は循環でありネットワークであり、外のない内のままです。これが岡潔が云った「全部を覆うている。しかし、それより外へは決して出てない。」ということの意味です。参考まで。岡潔講演録(14)「心そのもの、命そのもの」【1】 2つの心

いずれにしても、第1の心の行き着くところは抽象です。これが2つの心(タマとシヰ)の乖離を引き起こすことは度々指摘したところです。わけることによりわかるというのはあり得ません。ブラックボックスを要素にわけて、どもまでやってもブラックボックスのままです。

図3 わけられた部分もまたブラックボックス。

新しい知見とは発見のことです。その過程を詳細に述べたのは、岡潔が最初だと思います。やはり岡潔は天才です。

今回の「 唯識論 に繰り返しがある」ということによって、 唯識論 の件については終了です。以下の記事を参考とします。

 

Φ について

2010年より研究しています。
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