これまで数学者岡潔の言葉について、いろいろ考えてきました。自然科学の一番大きな問題である「時間」については、概ね理解できました。 次に問題なのは、「五感で分かる」という点でした。これについても理解できました。 管理人の得た結論は、「自然科学は近似である」というものでした。「五感でわかるもの以外は、無いとしか思えない(唯物主義)」なのですから当然のことです。自然科学は古典的範囲において正しいといえそうです。 五感の限界が自然科学の限界だったのです。それをムリに補完したのが「時間」でした。 ただ過去記事にあるように何十年か前に自然科学は唯物主義を捨てていることも事実です。 以下に、少し補足します。
肉体に備わった
図1
「五感」は、基本粒子である「陽子、中性子、電子」で構成されています。極大の世界である宇宙は、距離がありますので、五感でわかる範囲が限られているのは、当然のことです。表1の右側。
表1 続きを読む

