およそ10年ほどもかかって、 3つの科学 の源流を求めてきました。その結果を示します。
ある科学者は、 3つの科学 について次のように説明しています。
(1)肉体あるいは物質の科学で人間の肉体や彼が住んでいる物質空間の自然の必要性と要求を処理する分野だ。この中には、生活・安楽・安全等に必要な物資を際限なく作り出す研究はもとより、物理・化学・天文学等の主要なものがこの分野に入っている。
(2)人間関係や、その関係がよりうまく、生産的に、しかも耐えていけるような方法を処理する社会科学である。この中には社会・政治・精神分析学それに経済学の非物質的な部分などが入っている。
(3)精神科学で、人間と君たちが神といっているすべての自然にあまねく浸透し、制御する偉大なる創造の力と無限の英知との関係を処理する分野だ。
宇宙における科学のすべて、真実の探求と理解の追求のすべては、この三つの分野の中に入るんだ。もちろん、この三つの分野の間には明確な分離線は引けない。お互いにラップしているからだが、しかし、それらを支配する基本的な法則は全く同じものなんだ。
宇宙において、文明が完全にしかも成功して発展するならば、進歩のこの三つの支流に同程度の努力と勤勉さがなされなければならない。しかしながら、まず精神科学と社会科学がでてくる。 その二つの基礎がなければ物質科学の発達はありえないんだ。
3つの科学(精神科学、社会科学、物質科学)は、互いにラップすると言います。そして、「それらを支配する基本的な法則は全く同じもの」だと述べました。この中心に来るのが「働き」です。
精神科学においては、この働きを(わかる)といいました。この(わかる)は、”わかる”と「わかる」により成り立っています。
- 2025年4月30日 まず「 働き 」がある この働きを”わかる”という
(わかる)=”わかる”+「わかる」です。これを心と言います。ヲシテ文献では、タマとシヰにある働きで、ナサケヱダ、アワレヱダと言います。それと、”わかる”が唯一の現在で、中今とも言います。
この働きは、社会科学にも物質科学にもあります。今のところ、残り2つの科学についての働きはよくわかっていません。少なくとも、源流を求めて河上へ遡る(科学)よりは、「ヒトとは何か」を探求して源流から下る(科学)の方が容易であることは間違いないです。
なお、上記のある科学者の言葉において、(1)(2)(3)の説明は、西洋人向けなので無視してください。
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