弧理論による 質量 とは何か

勿論のこと、物質質量 です。その前に、物質という用語が気になっています。

人がわかるのはです。

  • 物には量
  • 事には質

弧理論では事の質を運動と呼んでいます。数には2種類ありました。

  • 物の量にかかる数
  • 事の質にかかる数

この結論は、岡潔の言葉が発端でした。

 

弧理論においては、物と事(運動)は一つの実体の異なる面に過ぎません

図1 事を運動と言う 「物がわかる」は現在で、「事がわかる」は過去

常に物の運動に直交して基軸があります。ですから、任意に運動する物にかかる基軸の方向は、特別の場合を除いてわかりません。

図2 xy平面で回転運動する場合のみ回転軸(z軸)に基軸(旧E軸)は重なる

物の回転運動(渦)の結果が物の量として現れます。ただし、弧理論の前提(仮説)として次があります。

少し余談です。電磁気現象についての説明です。

  • 基軸からの投影に際して、軸の変換がある

うまく言えませんが、積分を伴う回転投影と呼んでいます。このような仮説を設けた理由として、電磁気現象があります。電気磁気の現象は、常に直交して現れます。基軸上の実体の投影が繰り返し複数回行われる毎に、軸の変換があると考えました。

  • 電荷を持つ電子(物)が運動すると周囲に磁場が生じる

この現象を説明のため、軸の交換があると考えるならば、基軸上の実体が投影されることによって、電場磁場の関係が説明できると考えました。言い換えますと、物理現象は、基軸とM軸との間の位相問題に帰着する訳です。

話を戻します。

物は回転運動(渦)の結果です。どうも、2種類の渦(凸と凹)の重ね合わせでは無いかと考えます。

図3 弧理論による原子模型(紡錘図形は、陽子中性子電子が互いに回転し合う連星のような形を示している)

自然(M軸)が映像だとすると、M軸(物質的自然)にかかる中心は基軸上に2つあることになります。2つの中心をと言います。図3を構成する物(基本粒子:陽子・中性子・電子)はそれぞれ2つの実体を持つようです。

図4 基軸(旧E軸)上の実体ABCとGHI

これらが組み合わさって弧(Ark)を作ります。図3のようにによる下向きの弧による上向きの弧重ね合わせです。弧によるの重ね合わせですから差分です。

この差分が渦(物)であり、渦の動きにくさ質量です。

人がわかるのは、基軸上にある実体であって、その差分が質量を持つ物だということです。人にとっての空間は、結果に過ぎません

図5

物(陽子中性子電子の3個)に質量がある原因綱引きに例えたことがあります。

左右の綱を引いている人がアとワだという例えでした。

ただし、弧理論では、綱引きでは無くて、による押し合い(斥力だと考えています。冒頭に述べた回転投影という仕組みを考えると宇宙にある基本的な力は斥力にあると考えざるを得ないのです。

図6

質量mを持つ電子F実体C双極を考えます。運動2の状態(C2)は、M軸上での形状が発散トーラスです。実体Cは、基軸上に直交であることが安定です。これは図6で省略した下にあるからの斥力が原因です。実体CはC2の状態からC1を経てCに戻ろうとします。その際に質量mを持つ電子は正の方向に引っ張られます。これが電子をして原子核の周囲に回転運動を起こします。


注)井出治氏による第3起電力の仮説を「電子が正の方向に引っ張られる」として説明したのが「第3起電力のエネルギー源(第2版)」です。一連の図によって説明していますが、その思考過程は非常に困難です。補遺にリーマン予想のゼータ関数との関係を示唆しています。真のエネルギー値を理解すると素数との関係がわかってくると理解しています。この考察の結果から、発散トーラスの発見につながりました。一度、丁寧にご覧下さい。


勿論、M軸上には、アを原因とする下方向の弧による発散トーラスもありますので、電子は、2つの発散トーラスの組み合わせによって存在し得るのです。この差分質量であり、物(電子)が運動せざるを得ない仕組みです。

図7 実体Cが斥力によって、復元しようとするが故に原子核の周囲を回転運動せざるを得ない電子(接線方向に力が生じる)

 

原子は互いに回転し合うことによって、安定を保っていますが、各々6つの実体はM軸に鉛直の状態にはなり得ません。

平易に言えば、物質は絶対零度になり得ません。最低のエネルギー状態のことをゼロポイントフィールドと言います。また、宇宙が加速度的に膨張しているのは、中心であるアワの斥力によります。アワの隙間にウ(渦:物)があります。それが宇宙の基本的な構造です。

  • アとワはつながり、ウをもたらし、ウよりヒトを生じさせる

以下、感想です。

弧理論の核心をかなりうまく説明できるようになりました。基軸上の実体が持つ値を真のエネルギー値と言います。その差分が物理学上のエネルギーとなります。弧理論では物理学上のエネルギーは事(運動)の一種です。

自然科学は絶対値での視点しかありませんので、ゼロポイントフィールドをまともに理解する手立てはありません。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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