弧理論によるフリーエネルギーシステムの可能性

これまで、弧理論の考え方を用いることで超効率インバーター「デゴイチ」の理論的説明を試みました。 その結果、印加したパルスの頂点が持つ(躍度jerk)に応じて、「距離の7乗に逆比例する力場」が生じるらしいことが分かりました。

clip_img166図1

そして、この力場の3次元形状は、電流により生じる磁場と同じ方向に進み、90度捻る格好でコイル上の電子を加速する方向に無限遠に消失するレンズ状をしているらしいことが分かりました。(図1右) しかしながら、この考察によって、なぜ超効率になるのかを説明出来ませんでした。

また、「弧理論による中性子を含まない原子模型」からファラデーの単極誘導モーターの性質の一端が説明ができるとともに実験により検証することができました。(過去記事や右ブログロール弧理論のサイトを参照下さい)

 

その後の考察により、弧理論の考え方によって、フリーエネルギー装置実現のヒントとなるアイディアを得ましたので、ここに記します。 ただし、 この考察は、比喩的な話しであり、すぐに実現するものではないことを予めお断りします。

 

まず、図のように任意の3次元空間に2つの直交するポテンシャルが存在するとします。

20140516二つのポテンシャル図2

X軸上の点Aを含むyz平面を境として、原点の側には-Z方向に引力が存在することとします。これをBとします。 点Aより画面手前側には-Y方向に引力が存在するとします。これをCとします。 ここでAとCは90度方向がずれている訳です。 そして、2つの直交するポテンシャルはyz面において断裂しているものとします。つまり、yz面は不連続面ということです。

いま、不連続面を横断する形で物体がaを出てb→c→d→e→f→g→hの経路をとおりaに戻ることを考えます。すると経路のすべては2つのポテンシャルから引力を受ける落下運動の状態にあることが分かります。特に経路 a→b間、及び f→g間において大きな落差があります。装置の摩擦抵抗を考慮しても連続して運動が生じることになります。

 

まるで、錯視絵で知られるマウリッツ・エッシャーのWaterfall(滝)と同じです。

 

imkg_0

しかし、実際に図2のような構造の装置を作っても動作しません。 何故なら、点Aを含むyz面で不連続なポテンシャルを実現することができないからです。 ポテンシャルBは画面手前側Cの領域まで影響を与えるし、ポテンシャルCは原点の側Bの領域まで影響を与えます。 例えば2組の磁石を直交して配置した装置を考案したとして、aからb→c→d→e→f→g→hを経てaへと戻る間の運動エネルギーと位置エネルギーの総和は一定です。摩擦等のロスを入れればマイナスになることは明白です。

 

動画サイトには永久磁石を使った様々なフリーエネルギー装置があります。中には非常によくできた装置もありますけれど、隠された他の動作原理がなければ永久磁石のみでは不可能ではないかと考えています。

 

では、上記の「直交する2つのポテンシャル」について、弧理論の考え方ではどうでしょうか。

clip_img153

M軸に直交するE軸上の実体がM軸に現れることで物理現象となるということです。 E軸上の実体はM軸へ「回転を伴う積分投影」されることによって物理現象があらわれる。 また「M軸からE軸へも回転を伴う積分投影」が起きるということです。右ブログロールの「第3起電力のエネルギー源について(考察)」を参照下さい。

そして、弧理論による中性子を含まない原子模型では

図3 原子模型の2次元描像図3

3次元物理空間においては陽子と電子の電荷による引力と、E軸上の実体である単極Gと単極Cの斥力の2つのポテンシャルが存在することによって、水素原子が構成されているというものでした。  図1における2つのポテンシャルは「直交する引力と引力」で、かつ直線運動でしたけれど、図3では「直交する引力と斥力」で、かつ回転運動です。 図1と図3の違いは「E軸とM軸の間の2つのポテンシャルは不連続である」ということです。  この仕組みは現在のところ仮説に過ぎませんけれど、少なくともファラデーの単極誘導モーターの現象は説明できたモデルではあります。 もう一つ大事なことは3次元物理空間は、常にE軸に直交しているということです。 4次元は次図のように4つの3次元空間に分けることが出来ます。

20140516直交するE軸

XYZのいずれの回転軸を持つ物体であっても、常にE軸に直交している訳です。 巨視的な地球や葉巻型の宇宙船などは一軸でなければなりませんけれど、原子などはその限りにありません。

現在のところは弧理論によるフリーエネルギー装置の原案はありませんけれど、弧理論の考え方を用いることによって、実験装置からおそらく回転運動としてエネルギーを取り出せると考えています。 当たり前のことですが、弧理論によれば、原子はフリーエネルギー装置そのものだということです。

 

追記

現代の物理学は理論的に次元軸が11だとうまく説明が出来るとして、次元軸を増やしているのだと思います。 11もある次元軸の間の相互に影響しあうことの想定はしていないのではないかと思います。 超対称性や超超対称性を求めるために次元軸を際限なく増やすことに意味を見いだせません。

西洋の庭園に見られる対称性より、

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日本庭園の方が美しいと感じるのは日本人だからでしょうか。

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また、非対称な盆栽がなぜ美しいのでしょうか。

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幾世代も行動原理の強化を続けるのは危険

前回の記事において、我々は幾世代もお金:通貨への執着・欲求を持ち続けてきたことを書きました。 そのような特定の行動原理の強化を続けることによって、エリートキツネと同様の進化を自らに施していることになります。その結果、我々は世界を危険な状態に陥れているのだということに気づくべきです。

自転車は200年ほど前にドイツで発明されました。

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自転車は、世界中で生産され買い物に、通勤に、スポーツに使われ続けてきました。管理人の生活圏において自転車に乗れない人はいませんけれど、日本における自転車の普及の歴史は1890年以降のことですから、120年ほど前のことです。

前回の記事でのエリートキツネの例を参考にして考えると、「生まれながらに自転車に乗ることが出来る資質を持った人」の比率はわずかでしょう。 自転車が普及しだしてからの歴史が浅いからです。 仮に、人々がこれからも自転車を利用する日常が1000年間続いたとしても、人々の生活を脅かす事態にはならないと考えられます。 何故なら、自転車の人への動機付けは小脳の部分に強化されると考えられるからです。

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では、お金:通貨への人々の執着・欲求は脳のどの部位に強化をもたらすのでしょうか? 昨日の記事で書きましたけれど、管理人は、おそらくは大脳辺縁系だと考えています。 お金:通貨は確かに数字であり、理知的な行動を支配する大脳新皮質の活動によるところが大きいのですけれど、お金:通貨への執着はむしろ「性欲・睡眠・食欲」など動物が持つ基本的な欲求に近いものだと思うからです。 このような動物的な欲望や欲求は間脳に関係するとされています。 要するにお金:通貨への執着・欲求は性欲・睡眠・食欲・権力欲など人の動物的な欲求を満たす代替えだということです。 現に人は生活に必要な「性欲・睡眠・食欲など」を得るためにはお金が必要だと理解して、お金取得のために「自らの有限な時間を労働に割く」のですから当然のことです。

大事なことは、お金:通貨への執着・欲求の結果がより動物的な行動を司る大脳辺縁系に「行動原理の強化」を促しており、その結果「生まれながらに犯罪者となる」資質を持った人が、世代交代するごとに増加するという大変危険な状況に陥っているということです。(小さな脳・爬虫類脳) しかも、全体として危険性を明確に意識している人が大変少ない状態です。 小さな脳を持つ両替屋(国際金融資本家)たちが自ら軌道修正するなどと期待できようはずはありません。 何とか軌道を修正するよう行動を始めるべきだというのが管理人の意見ですし、具体的な方法を書いたのが前回の記事だということです。

上記の説明での補足です。 管理人は脳が人の精神の中枢だとは考えていません。脳は精神の中枢へのコネクタだと思います。五感の接続点が各大脳皮質や間脳、小脳あるいは各器官だということです。

 

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エリートキツネと闘牛士

ある科学者は、人類のことを低い枝の先を登るアリに例えました。更に上へ登るには、幹の分岐点まで降りて再び登り始める必要があることを説きました。 我々が上へ登り続けるには、フリーエネルギー装置ができればOKなのでしょうか?管理人はそうは思いません。ただ、19世紀なりからやり直せばよいのではなく、それなりの手順が必要だと思います。その理由を説明するため、以下に5つのことを書きます。

(あ) 管理人は10年ほど前に、知人から人権団体の人たちのことについて次のように言われました。  「彼ら人権団体の人たちは世の中に差別がなくなれば仕事がなくなるんだ。だから、彼らは差別がなくなったら困るんだ。」 微妙なところですが、知人が言ったのは職業を差別したものでも個人を特定した差別でもありません。 現に時限立法が切れたときにある人権団体は解散しました。むしろ管理人は、知人の言葉は言い得て妙、核心を突いていると思いました。 この考え方はいろいろな職業についても当てはまります。

  1. 世の中に病気が無くなれば医者は失業する。(少しでも高い医療点数の手術を施したい)
  2. 世の中に病気が無くなれば製薬会社は潰れる。(少しでも多くの医薬品を売りたい。他の病気の引き金になる医薬品を作る?)
  3. 世の中に争いが無くなれば警察官は失業する。(暴力団とはほどほどの関係に)
  4. 世の中に争いが無くなれば兵器産業は潰れる。(何とか戦争を起こしたい)
  5. 世の中の相互理解が深まればマスコミは不要になる。(意図的に知らせないことで相互理解を阻害する。特定の事柄を持ち上げる。あるいは叩くことで報道機関勢力を拡大)
  6. 耐久消費財が長持ちすると製品の製造販売会社が不振になる。(ソ似ータイマー)
  7. シロアリを根絶すると駆除会社は不要になる。(無料点検と称して撒く?)
  8. 人々が心の平安を得たら宗教者は失業する。
  9. PCウイルスが無くなれば対策ソフト会社は不要になる。(新作を流す?)

他にもいろいろあるでしょうけれど、よく考えたら、上記のすべての人の行動原理は同じです。 お金:通貨の為に行動を起こしています。時には自らの仕事を増やすために悪事も働きます。 ネット上ではテレビ・新聞報道各社マスコミのことをマスゴミと呼んでいます。 何か事象・事件の報道があれば、その金の流れを追い、誰が得するかを見れば本当のことが分かるといわれています。

 

(い) 2011年8月26日NHK・BSプレミアムで放送があった「いのちドラマチック夏休みスペシャル オオカミはこうしてイヌになった~遺伝子1万5千年の旅~」という番組を見ました。 ロシアの遺伝学者が40年間に渡って毛皮用のキツネを選択交配することで人に慣れたエリートキツネを作り出したという話しです。

ロシアでは古くから毛皮をとるためにキツネの飼育が行われていました。 ロシアの遺伝学者ベリャーエフと神経細胞学の研究者のリュドミラ・ニコラエブナ・トルットは1959年から「家畜化プロセスの解明」の目的で毛皮用のキツネの飼育を始めました。実験個体として、エストニアやアルタイの毛皮用キツネの飼育場から、30頭の雄ギツネと100頭の雌ギツネが選ばれました。実験では誕生した子ギツネをテストし、「生まれつき人間に慣れている個体」を選択し交配しました。

何十世代に渡る選択交配の結果生み出されたエリートキツネは、人間との接触を切望し、尻尾を振ったり、人の気を引くために鳴き、人の臭いをかぎ、なめたがるし甘噛みをします。 驚くことに「生まれつき人に慣れている個体を選択交配した」だけのエリートキツネに白色毛が現れたり、巻き尾、垂れ耳を持ち、頭蓋骨に占める顔の割合が大きくなる等の特徴が現れたということです。 番組の内容を知りたくて検索した所、こちらこちらに詳しく書かれていました。一部を引用します。


 

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ベリャーエフと彼女の研究は1959年に始まった。研究の目的は「家畜化プロセスの解明」だが、その手法として、 「遺伝的な」というよりは「ふるまい」による選別を行った。実験個体として、エストニアやアルタイの毛皮用キツネの飼育場から、 30頭の雄ギツネと100頭の雌ギツネが選ばれた。実験では、誕生した子ギツネをテストし、「生まれつき人間に慣れている個体」を選択し交配した。

キツネは一生をカゴの中で過ごし、人間との接触は給餌のときのみ。人間による訓練は一切行わなかった。 「人に馴れる」かどうかのテストは次のように行われた。

●生後1~6、7カ月 性的成熟前の選別テスト
petimg6  人間になでられたり、抱かれた状態で、人間の手から餌を取る。テストは毎月、カゴの中と、 他の子ギツネがいる部屋の中という2つの異なった環境下で繰りかえされた。このテストにパスした個体が、生後6、7ケ月、 性的成熟後の選別テストに回された。成熟後のテストで、キツネは次の3つのレベルに分類された。

人間から逃げる、触られると噛む(このレベルでも、人間から手渡しで餌をもらうので、野生のキツネよりはよほど馴化しているといえる)
人間がなでたり抱き上げたりすることを許すが、自ら感情表現はしない。
人間に対して、尻尾を振ったり、くんくん鼻を鳴らしたり、親しみを示す。

●選別交配の6代目から、さらに厳しいテストを追加した。
人間との接触を切望し、人の気を引くためキーキー鳴き、人の臭いをかぎ、なめたがる。

このテストをパスした個体は「エリート」と呼ばれた。エリートクラスのキツネは、実に生後1ケ見頃からこの「人間馴化」の兆候を示した。

交配10代目、18%がエリート
交配20代目、35%がエリート
現在、70~80%がエリート

このような交配の結果、注目すべき身体的変化も現れた。
8~10代目、特定部分に毛色の変化が現れた。特に顔面に色素の抜けた白色毛の部分が現れた(これは犬や牛、 馬などでも家畜化によって生じたことが知られている)。耳がやわらかく垂れるようになった。
15~20世代以降、尻尾と足が短くなった。頭蓋骨に占める顔の割合が大きくなった。
このような変化は、形質による交配でなく振る舞いによる交配によって現れた。これはメンデルの遺伝法則に従わない。 このような身体的変化は「発達遅延」によって起こると考えられている。「柔らかい耳」は子供の象徴だし、 白色毛はメラニン細胞が未発達で色素が合成されないことを意味する。

ベリャーエフの実験開始から40年、4万7千頭のキツネの実験を通じて、現在、 200頭のユニークなエリートギツネが存在している (1995年には600頭いたが、その後の経済危機のため削減された)。 これらは一風変わった動物だ。従順で教えやすく、人を喜ばせたがり、人に馴れている。彼らの振る舞いは、 まさに犬のようで、外敵から人を守り、きゃんきゃん鳴き、名前を呼ぶと何処にいても犬のように舞い戻り、すまし顔で主人の側に座る。

狼から犬への移行は数世紀を経て実現したが、ここのキツネのペット化は40年で実現した。


キツネの成熟期間はおよそ10ヶ月くらいのようです。交配を40年間続けたならば40世代くらいは選択交配したことになります。 エリートキツネは遺伝子的に変わらないにもかかわらず、40年で人に慣れた上に身体的特徴が著しく変化したことになります。 よく知られたメンデルの法則に従わないと述べられています。

 

(う) 世の中には、ありとあらゆる思想・主義主張や宗教があります。多国間・多国籍企業間の貿易など経済活動も盛んですし、各地での地域紛争も続いています。 また、日本においては領土問題があります。 管理人はこれら多くの懸案・協議・争い・諍い等々を観察した結果、根本に「二元論あるいは二項対立」があると思いました。 二元論の起源は古くグノーシス主義とも関連があり、紀元2世紀頃には存在していたようです。 二項対立は例えていえば、闘牛士が持つマントのようなものです。 スペインの闘牛士は赤いマントを持ちますが、現実の主義主張や宗教の「色」は様々です。 赤や青、ミドリに黄色。ありとあらゆる色のマントがありますけれど、管理人の観察の結果では、闘牛士は一人のようです。 なぜなら、()で示したように、ほとんどの人・組織の行動原理はまったく同じだからです。  二項対立の例をあげれば次のようなものがあります。

1.英国議会の右翼席と左翼席

ukgi2.二大政党

3.使用者と労働者

4.イラクのシーア派とスンニ派などに代表される宗教対立

5.社会主義と資本主義あるいは共産主義並びに国家間の対立あるいは貿易摩擦

6.どちらに正義があるかという議論

あらゆる対立や紛争、議論などAやBあるいはCといった幾つかに分かれて行われる行動は、例え民主主義のもと多数決で決定されたとしても、結局の所はお金:通貨の制度を維持する行為に他なりません。 で、様々な主義主張という「色のついたマント」の向こうにいるのは闘牛士です。 その闘牛士とはお金:通貨のシステムを作っては壊し、作っては壊すことを続けている両替屋(金融資本家)だと考えるようになりました。 彼ら金融資本家は、18世紀後半、イギリス産業革命の頃には存在しました。あるいはもう少し古く17世紀頃には存在したようです。 また、一説によれば、為替の起源は紀元前3000年頃に、古代バビロニアであったとされますから、その時代からいたかも知れません。

現代の金融資本家たち一族が17世紀~18世紀後半から血統的にあるいは商習慣としてつながっているならば、約260年間余に渡って同じ行動原理を持ち続けていたことになります。

(い)にあげたエリートキツネの例にならって考えてみます。 人間の一世代を30年とすると、彼ら両替屋たちが17世紀からおよそ10世代もの間、同一の行動原理を持ち続けていたことになります。 すると、両替屋たちの「約18%」、10人に2人は生まれながらにして「犯罪者」ということになります。 何故なら、過去の争いのほとんどすべてが、この行動原理に基づいて起こされてきたからです。 もし、紀元前バビロニアの時代から彼ら両替屋たちの行動原理が受け継がれてきたとするならば、現代の金融資本家(両替屋)たち一族は、生まれながらにして100%犯罪者の資質を持っているということになります。

大事なことは()にあげたエリートキツネには遺伝学者という飼い主がいましたけれど、両替屋(国際金融資本家)たちには飼い主がいないということです。 彼らはお金の特性を熟知し自らの意志で自己の特性を強化してきたのです。 あるサイトによりますと、「彼らの強欲装置全体が、石油に大きく依存しているので、石油を使い続けさせるためには何処までも行くのです。この井戸が涸れれば、彼らの血液であるお金の供給も涸れます。奴らの小さな爬虫類の脳は、彼らの金庫に加速しつつ流れ込む金の供給がなくなるという考えに、耐えられない。」と述べられています。 支配者である両替屋たちは、自らの意志で特性を強化してきたにもかかわらず、自らこの行動原理を捨て去ることが出来ないのです。通貨を熟知し支配している彼らこそ数字(お金)に支配されているのです。 彼らに地球の運営をまかせ続けることは、間違いなく破滅につながることでしょう。

とても傲慢なようですけれど管理人は、彼ら両替屋には、生まれたときから特別の教育プログラムを施すべきだと考えます。 (注:実際には、このような差別的な行為ができるはずもありませんけれど。)

 

(え) 管理人は、「人は出生に始まり、死により終わる」と考えてきました。死んだらおしまいということです。  ところが3年くらい前に、あることが切っ掛けで、「生まれ変わりがある」のではないかと感じるようになりました。

 

(お) 人の一生が「出生に始まり、死により終わる」と考える場合について、人類の進化を双六(スゴロク)に例えて考えてみます。 この場合、各個人にとって一生は「毎回、双六を振り出しから始める」のと同じだというように考えられます。下図参照  しかも双六のバージョンは、お金:通貨システムによる行動原理によって(1)から(2)へ、次いで(3)へと次第に変化していきます。 各人は全体図のどの位置にいるかの自覚はありません。 そして全体としては、お金:通貨システムによる行動原理は時代とともに強化されることになりますが、ほとんどの人は気づきません。 世代を重ねる間、個々人はほとんど進歩がないにもかかわらず、全体としてはお金:通貨による行動原理は強化されるということです。

20140513スゴロク

ここで、()に示したように「生まれ変わりがある」と考えた場合はどうでしょう。各個人にとって、双六は一つの大きな図版となり、生まれ変わるたびに次第に上へと進むことができます。何より、全体の進歩を見渡すことができるのです。

)において、両替屋たちを隔離して特別の教育プログラムを受けさせると書きましたけれど、それで問題が解決するはずはありません。  何故なら、()に示した社会構造や()に示した二項対立の構図には、管理人を含めてすべての人が入っており、お金:通貨システムによる行動原理を強化・維持する行為に参加しているからです。 管理人の自戒もこめて、重力により閉じこめられた地球の人々全員がお金:通貨システムの強化に責任を持つものであって、両替屋のみに罪を押しつけることが出来ないものであるということです。 つまり、ある科学者がいうように、我々が幹の分岐点まで降りて再び登り始める為には、お金:通貨システムを強化する行動原理を捨て去る必要があるということです。 具体的には、両替屋たちに自らの過ちを認め、行動を正すように説得し、()の社会構造や()に示した二項対立による行動原理の強化を廃止すべきなのです。(注:分割統治ともいわれる仕組みです)

その上で、ある科学者がいうように、物質科学の基礎となる2つの科学(精神科学と社会科学)をしっかり準備することが是非とも必要だということです。 弧理論の英語表記が(Arc Theory)ではなく(Ark Theory)である理由がここにあります。その説明は別途になります。

 

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核抑止力という言葉遊び

管理人は何十年か前に次のような新聞記事を読んだ記憶があります。

日本の民間航空機パイロットが定期航路を巡航中に、一団のミサイル群が飛来し飛び去るのを見たというものです。 その後何事もありませんでした。

ラジコンのことをご存じの方は理解されると思いますが、専門教育を受けたパイロットの「見た」というのは、飛行物体の「形状(機体の識別)・大きさ・高度・上昇か下降か・接近か遠ざかっているか(旋回中かどうか)・機体の姿勢」が瞬時に分かることをいいます。 一般の人が「見た」というのはただ何かが視界に入ったということに過ぎません。 非常に信頼性の高い情報です。

ご存じの通り人類最大の危機はキューバ危機でした。当時のアメリカとソ連の冷戦構造は、核保有国どうしの核抑止力により平和が保たれているといわれてきました。

しかし、実際は上記の記事の他、ミサイルをUFOが撃墜したとか

ミサイル発射の際にUFOが飛来して弾頭を持ち去ったり、瞬時に機器を無力化したなどの話しがネット上に数多くあります。

核保有国の指導者や本当の支配者たちに理性があり全面核戦争の危機が抑制されてきたとは信じられません。 彼らは「核戦争を起こしたけれど止められたり、戦争をしたくてもさせてもらえなかった」あるいは「誤発射したけれども止められた」に過ぎないと思います。  彼らは、新しい大脳皮質で判断できなくて、巷言われるように古い皮質(は虫類脳)でしか行動できないのです。  「核抑止力」というのは、言い繕った言葉遊びなのです。   彼らが「お金:通貨の制度」を維持するために、地球上の大多数の人たちを危険に晒すのみならず、目的のためなら彼ら自身の首をギロチンの下に差し出している訳です。

なぜ彼ら支配者の連中がこのようになってしまったのかは、おおよそのことは分かっています。 彼らに地球の運営はできないと考えています。

いつも引用するある科学者は、地球の科学を一本の低い枝に例えた上で、幹の分岐点まで戻り、そして再び木に登り始める必要があることを説きました。 再び木を登り始めるには、三つの科学が重要だと述べています。それは「物質科学・社会科学・精神科学」です。 以下、長いですけれど引用します。


(1)肉体あるいは物質の科学で人間の肉体や彼が住んでいる物質空間の自然の必要性と要求を処理する分野だ。この中には、生活・安楽・安全等に必要な物資を際限なく作り出す研究はもとより、物理・化学・天文学等の主要なものがこの分野に入っている。

(2)人間関係や、その関係がよりうまく、生産的に、しかも耐えていけるような方法を処理する社会科学である。この中には社会・政治・精神分析学それに経済学の非物質的な部分などが入っている。

(3)精神科学で、人間と君たちが神といっているすべての自然にあまねく浸透し、制御する偉大なる創造の力と無限の英知との関係を処理する分野だ。

宇宙における科学のすべて、真実の探求と理解の追求のすべては、この三つの分野の中に入るんだ。もちろん、この三つの分野の間には明確な分離線は引けない。お互いにラップしているからだが、しかし、それらを支配する基本的な法則は全く同じものなんだ。

宇宙において、文明が完全にしかも成功して発展するならば、進歩のこの三つの支流に同程度の努力と勤勉さがなされなければならない。しかしながら、まず精神科学と社会科学がでてくる。 その二つの基礎がなければ物質科学の発達はありえないんだ。

一部省略

人類はどこでもいつでも、自分が理解できないにしても、至上の英知(心)創造力と無限の知力を理解する能力を生まれながらに付与されているんだ。発達段階で、この力に対する人間の態度は初めの恐れと憤りから最終段階の愛へと変わってくる。しかし人間はその創造力をもち、多くの性質を学ぼうとする本能をもっているんだ。そこで精神科学は知識の始まりの段階に起こってくる。人間は自分の生活条件を共同で改良できるんだということを理解すると、社会科学の始まりとなる最初の少しばかりの集団が発生することになるんだ。

この二つの科学(精神科学と社会科学)を基礎として、物質科学の上部構造が浮かび上がって来て、そこには大きな問題もまた生じてくる。

物質科学の発達は肉体の必要性と欲求によって刺激され続け、常に上昇の一途をたどるんだ。三十年の間の君たちの科学の技術進歩を考えてみたら、それ以前の百年間の進歩をはるかに超えていることがわかるだろうし、その前の千年間の進歩をも超えているんだ。

一方、精神科学と社会科学は普通にしか進歩しておらず、いつの時代にも関係なく時間に比例した進歩しかしていない。

結局、ほんの少しづつしか進歩しない基礎(精神科学と社会科学)の上にものすごい早さで成長する巨大な構造物(物質科学)を乗せているという問題をかかえている。基礎の成長を促す方法が見つからなければ、もはやその構造物を支えきれなくなって構造物は破壊し、構造物と基礎の両方を破壊し、衰退させるときがやってくるんだ。

一部省略

「新しく大きな建物を建てるときに」とアラン※が答えて「計算違いによって、基礎ができあがった建物を支えるのに十分強くないということを君が発見したとしたら、すでに建っている建物の一部を切り取って問題を解決するかい?そんなことはしない。基礎を大きくし、強くする方法を探すのが論理的な進め方だろう。

物質科学の進歩を止めることなどできやしない。それは進んだりもどったりはするにしてもだ。もどるとすると、それを支えている要素は退化のプログラムによってまず弱くなってきてそして崩壊することになる。

基礎的には地球の物質科学に悪い所はないんだ。もし、人々がそれを支えることができるような基礎を用意しないとそれは夢想だにしなかったほどに水平に広がって進歩してしまう。」

「もし、基礎がなかったら?」と私は言った。

「君たちの文明は終わるさ」とアラン※がゆっくり答えた。「ほんの少しの生き残りを残して全滅するんだ。生き残ったものは彼らの科学と技術を再建する能力はないだろう。数世代の間に、彼らの子孫はほとんど動物のレベルにまでもどるだろう。進化の過程はふたたび始まるだろう。一万から一万五千年で他の文明と技術が起こってくるだろう。そして彼らも同じ問題に直面し、それを解決する同じような機会をもつだろう。 もしそれに失敗したら、ふたたび同じ運命におちる。宇宙の不変の法則なんだ。君にはわかると思うが、人類の自由選択によってなされるものなんだ。

地球の人類と文明は絶滅を宣告されてはいないんだ。人類はこの危険を永久に自分たちの後ろに追いやるまで進歩の道を進み続けるだろう。 この選択は君たちのものさ」


※印は管理人による ※=ある科学者

我々の文明は貧弱な精神科学と社会科学の上に巨大な物質科学が乗っているということです。 人々がそれを支えることができるような基礎を用意しないと、夢想だにしなかったほどに水平に広がって進歩したあげく、ほんの少しの生き残りを残して全滅すると述べています。 管理人は、その根元にあるのは「お金:通貨の制度」にあると考えており、これまでの考察の結果、通貨と時間には密接な関係があることがわかっています。 自然科学の問題点は時間であった訳ですから、「エネルギーと時間の関係を明確にすれば」→「お金:通貨の制度」をなんとかできるかも知れません。 このままではある科学者の言うように、人類は水平に広がった後、退化のプログラムによって弱くなっていき、やがては崩壊すると考えられます。 選択の自由は私たちにあります。

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質量・運動・エネルギー・時間

管理人はこれまで何度か弧理論のサイトと当ブログに次のように書いてきました。

1.時間が問題である。  数学者岡潔の「自然科学者は、時間を決めるときに運動を使う。運動は時間に比例して起こると決めてかかって、そういう時間があると思っている。」という主張から、「運動は時間より求め、時間は運動より求めている」ので究極的には時間を決定していない。

2.従って時間[T]を含む物理量は使えない

一方で、ある科学者の言葉から次のように書いてきました。

あ) 運動は相対的である。

い) 運動の相対性からエネルギーも相対的な物理量である。

ところで、

う) エネルギーEの次元は、[M][L^2][T^-2] である

ことは物理学として常識であるとともに、(あ)も直観的に正しいことは疑いようがありません。 ということは、(い)の主張が正しいかどうかが問題になります。

観測者の立ち位置によって、質量mの物体は運動しているか、静止しているかが決まりますので、(運動の相対性) 観測者Aには対象となる物体が運動しているのでエネルギーを持っていますが、物体とともに移動している観測者Bには対象となる物体が静止しているのでエネルギーを持っていないということになります。(エネルギーの相対性)  ですから(い)について、管理人には至極真っ当なことのように感じます。詳しくは右ブログロールリンク先を参照下さい。

(注:ここで、エネルギーには様々な形態があることは承知しています。しかし、運動に関するエネルギーが相対的であるという例外を一つ示せば他の形態のエネルギーについても再考すべきことは、ご理解頂けると思います。)

(あ)を認めるとともに(う)を認めている人が、(い)に納得するならば、自己矛盾になります。(あ)と(う)を認めている人も自己矛盾に気づいていない。 その原因が1.であり2.であるということです。つまり、(う)が誤りであるということです。 但し、この考察において「静止エネルギーがある」という回答は使えません。E=mc^2の光速度cの次元は[L][T^-1]で時間を含むからです。

(い)を認めるならば、①開放系においてエネルギーの総量が保存しているとは言えなくなりますし、②孤立系ではエネルギーの総量は保存していて、①と②の両方が併存することも当然のことになります。 ですから、自然科学は②の孤立系にのみ適用できるのではないかと考えています。 それが数学者岡潔の主張である「五感でわかること」と重なると思います。

表の赤い括弧で括った範囲が五感でわかる範囲であり、この範囲しか孤立系のシステムである自然科学は適用できないということです。 右端の極大の世界も左端の極微の世界も開放系の力学でしか対応できないと考えます。その候補の一つが弧理論です。

弧理論においては、運動について、ニュートン力学の運動エネルギーK、運動量Pと区別するため運動Pと表記しています。 但し、現時点においては、次元に時間を含まない運動Pは未だ決定していません。

clip_img153上図の式で可変長の半径Lは消去できますので、恐らく

iE=f(P,m,θ)

の関係から導かれると予想しています。ここでエネルギーの真値をE、物体の質量をm、E軸上の実体とM軸上の物体との位相をθとします。

このように、エネルギーの問題を時間に置き換えるという極めて簡単で巧妙なすり替えを19世紀の時点で誰かが意図的にやったと考えていますけれど、確かな証拠はありません。

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やはり私たちはエネルギーを正しく測れていなかった

過去に「私たちはエネルギーの正しい測定方法を知らないらしい」という記事を漠然と感じたまま書きました。 その後の考察で「真のエネルギー値」について、何度かブログに取り上げましたけれど、改めてここにまとめておきます。

問題は時間の取り扱いであって、数学者岡潔の指摘によれば「自然科学者は、運動は時間に比例して起きると決めてかかって、そういう時間・空間があるとした」ことが発端でした。 何故なら如何に精密な時計を用いようとも「運動は時間から求め、時間は運動から求めている」からであり、究極的には、自然科学者は未だ時間を決定したことはないということです。 従って次元に時間[T]が含まれた基本となる物理量や組み合わせた物理量は使えないということです。

物理量としてのエネルギーの次元Eは[M][L^2][T^-2]で時間を含みますので、当然のこと使えないということです。例えば、素粒子の質量単位として使われるGeV(ギガ電子ボルト)も正確にはGeV/c^2です。光速度cの次元は[L][T^-1]ですので使えません。 ですから、これまでどおり時間[T]を含む物理量を使うためには、「運動に比例して時間が起きる」ということを別途証明する必要があります。どなたか証明していただけますか?

ということで、誰もが既知であると考えてきたエネルギーが直接測れないということから、弧理論ではエネルギーを複素数次元軸として扱った訳です。 (注:管理人の思考順序はまったく違うのですけれど、理解のし易い順番に並べました。)

参考に自然科学のモデル

clip_img146

と 弧理論のモデル

clip_img153をあげておきます。過去記事や右ブログロールを参照下さい。

 

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定性と定量

2013年から2014年はじめまにかけて、管理人が行った単極誘導モーターの実験の結果をまとめたところ、ファラデーの単極誘導モーターに生じる力は

  1. 磁力線あるいは磁束密度とは関係がない。
  2. 接点あるいは接触する面に生じる。
  3. 電流の経路には関係がない。
  4. 磁石との距離に逆比例する。
  5. 磁石の中央部分、重心付近が最も強い。
  6. 磁石の質量に比例する傾向にある。
  7. 火花放電が起きないときの方が強い。

ということでした。  一般に物理現象であることを証明するには「定性と定量」があり、管理人が示した上記は定性的な性質を示しています。 各々について、さらに検討すべきことを含んでいるのは承知しいています。それは厳密性と定量化ということです。 1.でいえば、実験において回路を貫く磁力線を最小にする工夫をしましたけれど、実際にはゼロではありませんでした。 厳密にゼロにして試すことで本当に1.が常に「Yesと言えるのか」を確かめる必要があります。 そして、もう一つが定量化です。

「定量」とは文字通り量を定めることをいいます。基本的な物理量を組み合わせることで「量を定める」必要があるということです。

基本となる物理量には「長さ」「質量」「時間」があり、それぞれの次元は[L][M][T]で示され、単位はSI系(国際単位系)ならば、メートル(m)、キログラム(kg)、秒(s)で表されます。 基本物理量には、その他幾つかありますが省略します。 そして、組み合わせた物理量には、速度v、加速度a、面積Aなどがあります。 これら物理量については、こちらこちらが参考になります。 これら基本的な物理量から上記の性質を決定することが必要となる訳ですが、ここで問題があります。

管理人はこれまでの考察で次のように考えてきました。 .自然科学は間違っている .宇宙・自然の姿を旨く捉えるには12進法の数学システムが望ましい。 過去記事や右ブログロールにあるサイトを参照下さい。

①.について、これまでの考察の結果、基本的な物理量だと信じてきた時間(t)は使えないということが分かりました。何故なら「運動は時間から求め、時間は運動から求めている」からです。 弧理論の考え方により説明すれば

clip_img153

真のエネルギー値Eと質量mと運動Pの間には、位相θが介在し、時間は E、m、P 並びにθから求めるべき副次的な量であって基本物理量ではないということです。 因みに図にある円弧の半径Lは可変長であって、消去されると思われますので、最終的に図の式は

iE=f(P,m,θ)

になると考えています。

上の式から我々が今まで馴染んできた時間(t)に相当する量がどのように求められるのかは、今のところ見当がつきません。もしかしたら、弧理論による「陽子・中性子・電子を含む完全な原子模型」ができるまで決定できないのかも知れません。 ただ、上の式から時間(t)は真のエネルギー値Eに比例するのではないかという気がします。漠然とそんな気がします。そうだとすると時間は複素数になってしまうので「?」となります。 ここで、運動Pは古典物理学の運動量Pとは異なるものです。運動量Pの次元は [M][L][T(^-1)]です。時間を含みますので使えません。

 

②について、過去記事により、「物理現象は整数である」し「物理現象は2πより360度に馴染む」ことが分かってきました。  弧理論の考え方に従えば3次元物理空間に現れる現象は、仕組みから「最小単位となる現象は離散的になる」はずであり、かつ「空間を等しく分割するには12を基本とする」12進法の数学システムがより自然に馴染むらしいことが分かってきたということです。前回の記事「角度と進数」を参照ください。

管理人はこれまでの記事やレポートで19世紀あるいは18世紀にまで戻るべきだと記してきました。 まとめた上で、具体的にどうすべきかを書くと上記のようになります。

管理人は、自身のことを偶々「ファラデーの単極誘導モーターの実験を行った」とは考えていません。 想像してみてください、スーパーで買い物して12進法によるお金を出して、お釣りはいくらですか?12進法の加減乗除できますか? 管理人は19世紀の不便な世界に戻ろうと言っているのではありません。 ここで述べているのは「オールリセット」です。数学の天才も小学生と同じスタートラインに立つことです。  荒唐無稽に思えますけれど、現実のことと受け止めるならば、上記の2つが如何に大変なことか想像できると思います。

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角度と進数

人は手指の本数である5の倍数10を基本とする数学システム(10進法)を使っています。 管理人はこれまで、弧理論のサイトや当ブログに弧理論の複素数空間はゼータ関数に似ていると書いてきました。ある程度関連性は理解できたのですが、どうも10進法の数学は3次元物理空間に馴染まないことが分かってきました。 つまり、素数といえば暗黙の内に10進法の素数を指しますけれど、宇宙の現象と10進法の素数とは直接の関係がないということです。 角度と素数について理解を深めたいのですが、前段として空間の角度と進数についての考察です。

我々は3次元空間に存在していますが、2次元でも同じですので、いまは2次元平面を等しく分割する場合を考えます。

角度と素数図は円を等しく分割したものです。最大12分割までを図示し、それぞれに分割数、角度とラジアンを書き入れました。

10分割を基本とした場合を考えます。 10は2と5で割り切れるので、▼印に示した2分割と5分割、それと10分割に対応することができます。 また、△印をつけた4分割(2の2倍)と8分割(2の4倍)にも対応ができます。  次に12分割を基本とした場合では、12は2と3と4と6で割り切れるので、◎印に示した2分割、3分割、4分割と6分割及び12分割に対応できます。 また、※印を付けた8分割(2の4倍)と9分割(3の3倍)、それと10分割(2の5倍)に対応できます。つまり、空間を等しく分割するには、10を基本とした分割より、12を基本とした分割の方が多くの場合に対応できるということです。

ですから、素数の性質が宇宙の現象と何らかの関係があるとしても、10進法による素数は対応する現象と適合する場合が少なく、12進法による素数の方が宇宙の現象に適合する場合の方がより多いだろうということです。

これまでの所、物理現象は整数であることと物理現象は2πより360度に馴染むことは分かってきました。また、上記のように角度に12進法を用いた方が有用らしいことが分かりました。 上記の表と

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水素の波動関数や

{c4de8a001cbcae7c382f1dd801287804055307794e3d216dc125c16c479c4f5b}3A{c4de8a001cbcae7c382f1dd801287804055307794e3d216dc125c16c479c4f5b}2F{c4de8a001cbcae7c382f1dd801287804055307794e3d216dc125c16c479c4f5b}2Fpdss{c4de8a001cbcae7c382f1dd801287804055307794e3d216dc125c16c479c4f5b}269

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雪の結晶を見比べれば12を基本とした分割の方がより自然に馴染むことが理解できると思います。 また、方位(方角)・角度から派生して季節(年月)と時刻が12を基礎にした体系ができたのは当然のことと思います。

ところで、10進法の数学システムを使用する人間が空間を等しく分割する際に12分割を基本とする角度(360度)を利用しているのはなぜなのでしょうか。いつから?誰が始めたのでしょうか? 1ダースが12というのはいつからでしょうか? いつも引用する、ある科学者の言うように12進法の数学システムを用いるべきだという意見は尤もだと思います。  (管理人は「12進法による素数列をゼータ関数に適用することによって原子のエネルギー準位を旨く説明できるだろう」と予想しています。どなたか取り組んで頂けたら有り難いです。)

 

 

 

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単極誘導モーターに生じる力は「経路に関係しない」

2013年2月6日には単極誘導モーターの実験3を行いました。

動画で分かるとおり、プラスの電極は銅円板の中心に取り付けず、銅円板の外縁に取り付けています。この動画の電流の経路は、 電源のプラス側→銅円板の外縁→(接点)細い銅線→電源のマイナス側 へとつながります。 つまり、マクスウェル理論による式1

clip_image002の示すとおりならば、生じる力は随分小さくなるはずです。なぜなら、電流の経路は磁束密度が比較的小さなところを経由しているからです。

 

では、電流の経路はネオジム磁石を挟んだ銅板を必ず通らねばならないでしょうか。 そこで単極誘導モーターの実験3-1を行いました。

2013年2月6日に行った実験では、右側の銅板を「ネオジム磁石を挟んだ銅板に接触させる」ことで電流を流しています。 動画の実験では、電流は「ネオジム磁石を挟んだ銅円板」を経由していますが、どうも、銅円板を経由しなくても細い銅線(接点)に力は生じるようです。

 

それで、次に行ったのは単極誘導モーターの実験3-2です。

動画では、ネオジム磁石を挟んだ銅円板を電流は通っていません。つまり、単極誘導モーターに生じる力は「電流の経路に関係なく」かつ「磁石の近傍に接点があればよい」ということになります。

ついでに、動画は作成していませんけれど、このとき確かめたのは、細い銅線の振動はネオジム磁石から「離れることで小さくなる」ということです。 つまり、生じる力は「距離に逆比例する」ということです。

それと、これも動画にしていませんが、右側に置いた銅板を垂直に立てると細い銅線は、垂直に立てた銅板に弾かれるか、立てる方向や電流の向きによっては、銅板に吸着されました。即ち、生じる力は接点の状況がどうあれ、ネオジム磁石の磁極方向と直交した向きに生じるということです。

 

以上のことを確かめた後で、2013年2月14日に単極誘導モーターの実験2を行いました。

単極誘導モーターに生じる力は、ネオジム磁石の近傍に接点があればよいので、近くにベアリングで支えた銅円板を置けば回転するはずです。この実験で生じる力はかなり弱くて、しかも接点に火花が生じて焼き付くことから何度もビデオの撮り直しをしました。 お気付きのように実験1と実験2は銅円板の回転方向が逆です。当たり前ですけれど。

 

これまで、実験のことを振り返って、観察したことについて考察するのですが、実験2の回転トルクがなぜ弱いか、考えてみました。

実験2の場合において、式1の右辺の第1項がゼロではないことに気づきました。つまり、右側の銅円板は回転とともにネオジム磁石に近づき、遠ざかるときに磁力線を横切ります。(銅円板にとって、磁束密度が時間的に変化します) つまり、右側の銅円板には電磁誘導による渦電流が生じており、単極誘導モーターにより(接点に)生じる回転トルクを打ち消しているということです。

その後、調べたところによれば、管理人による実験2は、

F_disk_gene1832年にファラデーが作った単極誘導発電機と同じ形式をモーターにしたものと同じだったと分かりました。ですから、ファラデーが作った発電機も手で回す回転エネルギーの一部は起電力にならなかったことになります。

 

では、単極誘導モーターに生じる力が「経路に関係ない」のならば、接点を含む回路が磁力線を最も通過させない構造を持つときにも接点に力が生じるかを確かめました。 それが単極誘導モーターの実験4-1です。

上の動画で、画面右から、電源のプラス→赤い導線→小さな銅片→細いスズメッキ線(接点)→電源のマイナス の順で電流が流れる回路を作ります。 アルニコ磁石の持つ磁力線ができる限り回路を貫かないような経路になっています。模式図で示すと

図3 変形2単極誘導概念図

のようになります。 電源から接点までの経路を磁極方向から眺めると直線上に配置しました。模式図でいうと磁力線の方向がZ軸方向ですから回路L-A-BをX軸上に配置したということです。生じる力は+Y方向と-Y方向になりますので、接点Aにある銅片を固定するとスズメッキ線は-Y方向に力を受けることになります。

実験の結果、アルニコ磁石が接点の近傍にあるときは接点に力が生じ、弾かれること、アルニコ磁石遠ざけると力が生じないことを確かめました。これを確認したのが2013年5月21日でした。動画は別途撮影したものです。

 

一方、実験4-1を行う前の段階で、いろいろな実験の観察により「接点の位置が磁極方向(Z軸方向)の各位置にあるとき」「生じる力が変化する」ことに気づいていました。

接点が磁極方向の各位置で生じる力はどのように分布するかを調べたのが、2013年3月25日に行った単極誘導モーターの実験7です。

ある所で手に入れた水銀を用いて行った実験です。DC0.6Vから0.7Vで最大電流60A~70Aというものです。N極あるいはS極付近において、接点の近くで水銀が盛り上がるのが観察できます。この盛り上がりは水銀中を流れる電流が生じる磁力にネオジム磁石の磁力線が作用して水銀の流路が曲げられたものだと考えられます。 そして、水銀貯めに生じた渦が、単極誘導モーターの実験2の銅円板の回転と同じものだと考えられます。 つまり、水銀に生じた渦はネオジム磁石の中央部分が強いのです。 実験7の結果は観察(目視)によるもので、数値化する必要を感じました。

 

ここで、時系列とは離れますが、磁場中にある電流は力を受けますので、この様子を撮影したものを動画サイトにあげました。  高圧放電の様子 実験4-3です。 2013年12月ころです。

この実験は、ネオントランスで生じるパルス波を整流した上で、アルニコ磁石の近くで放電させるというものです。ご覧のように、磁極の付近では放電電流が進路を曲げられますけれど、磁石の中央部付近では放電はほぼ直線です。

 

ところで、単極誘導モーターに生じる力は接点に生じる訳で、スズメッキ線が弾かれる変位の量は、バネの原理から接点に生じる力に比例します。 そこで、単極誘導モーターの実験4を行いました。 実験4は単独で動画サイトにあげていませんので、まとめた動画 「単極誘導モーターに生じる力の解析」の中に収録しました。

実験4は接点の焼き付きをできるだけ押さえて、すべての測定ポイントにおいて安定した値を得るためにかなり苦労しました。実験は2013年6月21日から7月1日で、データ取得と撮影は同時進行でした。

測定は、磁極方向S極付近からN極付近にかけて9カ所について、4回計測しました。接点を安定するために電圧と最大電流・使用するスズメッキ線の太さと支える支点までの長さについて、幾度も予備実験を行いました。 その結果、一部データの不揃いはあるものの、ある程度の傾向は分かる次のグラフ2が得られました。

グラフ2 実験4単極誘導にグラフ2

 

N極及びS極の両端において、振幅が大きいのは式1の右辺第1項の部分のようです。この場合は回路に力が生じているので、スズメッキ線が撓んでいます。 一方で中央部分での振動、つまり、単極誘導モーターに生じる力によっての振動はスズメッキ線を撓ませていません。この様子を示したのが、単極誘導モーターの実験4-2です。

因みに、実験に用いたアルニコ磁石の磁極方向の磁束密度はグラフ1の通りです。

グラフ1 アルニコ磁石の磁

グラフ1

グラフ1は、磁束密度をテスラメーターで測ったのですけれど、テスラメーターはS極の値をマイナス表示します。グラフ1は絶対値をグラフにしたものです。 磁石の中央部分の磁束密度はほぼゼロです。単極誘導の起電力が式1の右辺第2項に従うとして、単極誘導モーターに置き換えた場合は、単極誘導モーターに生じる力は磁石中央ではゼロになるはずなのでしょうか?分かりません。 結果は、グラフ2のようにWの形状をしています。磁極両端の振幅は式1の右辺第1項と考えるとしても、中央部の振幅はどのように理解したらよいのでしょうか? リンク先(詳しい解説)と「弧電磁気論による中性子を含まない原子模型とファラデーの単極誘導について」を参照下さい。

これら実験を重ねる内に気づいたことがあります。火花放電が起きないときに、スズメッキ線が大きく弾かれるということです。このことはエーテルエンジンの装置に見られた特徴に共通するものがあります。 過去記事か右のブログロールのリンク先(詳しい解説など)を参照下さい。

 

続いて、単極誘導モーターに生じる力は、磁石の最大磁束密度(いわゆる、磁極端面の磁束密度:カタログ値)に比例すると考えられますが、リンク先にある「弧電磁気論による中性子を含まない原子模型とファラデーの単極誘導について」によれば、どうも磁石の質量に比例すると考えられます。そこで、実験4で用いた装置を使って、大きさの異なる3種類の円柱状磁石に生じる力を比較したのが単極誘導モーターの実験6です。 動画は上記の「単極誘導モーターに生じる力の解析」に含まれています。

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左が長さ5センチのネオジム磁石です。中央が直径2センチ長さ9センチのアルニコ磁石、右が直径2センチ長さ15センチのアルニコ磁石です。 3種類の磁石のそれぞれ中央部分での弾かれる最大振れ幅を記録したのがグラフ3です。

グラフ3 実験6の振動幅のグラフ3

用いたネオジム磁石(小)はカタログ値で576mTであるのに、最大振れ幅は3.5でした。一方のアルニコ磁石(大)はカタログ値250mTで、磁石(小)の2分の1の磁束密度なのに、最大振れ幅は6.0でした。 勿論のこと円柱状の金属が永久磁石でなければ弾かれることはありませんので、磁束密度に比例することは理解できますが、むしろ重さに比例していると見る方が妥当です。

 

このことについては、過去、記事にしていません。考えられることを記しますと、磁石は

図6 強磁性体と磁区小さな結晶の集まりで、これを磁区といい小さな磁石の働きをします。この磁区がバラバラの方向を向いていると、巨視的には磁力を持ちません。磁区が図のように同じ向きをしていれば磁石になります。磁区の方向のそろい方によって磁石の強さが決まるわけです。  ですから、ネオジム磁石は磁区の方向が綺麗にそろっているから磁石として強いということです。

 

ここで、弧理論の原子模型は次のようなものです。 分かりにくいですけれど

図3 原子模型の2次元描像

簡単に言えば、図の弧理論による原子模型はファラデーの単極誘導によく似ているということです。 一方で、弧理論の考え方によれば物質の原子が一定の方向にそろっていると巨視的には、超巨大な単原子が存在することに等しいと考えられます。(次図)

図7 生じる力の磁石方向の

すると、上二つの図を勘案して、単極誘導の現象は、「単極誘導の性質は質量に比例する」 が 「磁石の磁区の向きが不揃いになると、超巨大な単原子としての性質が消える」 ということになります。

つまりは、単極誘導モーターに生じる力の強さは、質量に比例するが、単原子としての性質が無くなると消失するはずということです。おそらくは磁力が弱まると単極誘導モーターとして生じる力が弱くなると同時に、中央部のピークが低くなると予想します。要するに分布の曲線が台形に近づくだろうということです。

以上を考慮しながらグラフ3を見るとより理解が深まると思います。 ネオジム磁石は磁石としての性質は強いが、重さが足りないことから単極誘導モーターとして生じる力は小さい。 アルニコ磁石(大)は磁石としての磁区の揃い方が比較的小さい(不揃い)だけれど、元の質量が大きいので単極誘導モーターとして大きな力が生じていると解せます。ですから、「同じ材質」で「重さの異なる」「相似形の」磁石を用いて比較する実験をすれば質量に比例するはずだと考えます。

 

ここまでの実験結果をまとめたものが以下です。 ファラデーの単極誘導モーターに生じる力は

  1. 磁力線あるいは磁束密度とは関係がない。
  2. 接点あるいは接触する面に生じる。
  3. 電流の経路には関係がない。
  4. 磁石との距離に逆比例する。
  5. 磁石の中央部分、重心付近が最も強い。
  6. 磁石の質量に比例する傾向にある。
  7. 火花放電が起きないときの方が強い。

ということです。

 

その後、いろいろ分かりやすい実験を考えたのですけれど、機構的な問題が解決できたので、2014年2月22日から3月10日にかけて行ったのが単極誘導モーターの実験8です。


まとめの実験ですから、結果は最初から分かっていましたので問題はありませんでした。

 

以上の結論を書きますと、「ファラデーの単極誘導の現象はだれも理解していなかった」ようです。

なお、「弧理論による中性子を含まない原子模型」は、不十分な内容を含みますことを予めご承知下さい。 (分からないことがありまして、思案中です。)

 

 

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最初の単極誘導の実験(モーターの力は接点で生じている)

前回の記事で、マクスウェル理論により示される単極誘導について、管理人が理解したことを書きました。 式1についての理解が他の人と同じだという前提で、管理人が2013年に行った実験のことや実験で考えたことを時系列に沿って書いていこうと思います。 ですから、理解できないことや、磁力線は磁石に固定されているのか、空間に固定されているのか、などの疑問は一旦置きます。

最初に行ったファラデーの単極誘導の実験は、他の方が行われたものと同じです。 単極誘導発電機については

のようなものです。動画の装置は、動画サイトにあげるために別途製作したもので、初めてテスターで測ったのは2012年の後半くらいでした。

その次に行ったのは単極誘導モーターの実験で

ごく一般的なものです。 この段階では、これまで言われてきたことを確認したものです。

 

その次に、単極誘導モーターの実験1-2を行ったのは2013年2月2日でした。

上の2つの動画は、動画サイトにあげるために別途撮影したものです。

裸の細い銅線を銅円板の外縁に接触させると、銅円板がわずかに回転すると同時に、銅線が画面の前後方向へ弾かれて振動しました。 このことから単極誘導モーターとして生じる回転トルクの反作用は細い銅線が受けていることを確認しました。 このころの実験は、DC9V~15Vまで最大30Aの直流安定化電源しか持っていませんでしたので、低電圧大電流の実験はできませんでした。

当たり前のことですが、いろいろなサイトの資料や書籍を読む限り、「磁石の磁力線」や「磁石は磁極に引かれ、反発する」という意識が非常に強いと同時に、「力は回路に生じる」と思いこんでいると思いました。 それでも、このときは一方の電極を銅円板の回転中心に接続していました。 「電流の経路は磁極の中心を通らねば」との意識があったようです。

単極誘導発電機については、これまで何度か実験を行いましたが、いずれも電圧が小さく、銅円板を回転させるために設けた直流モーターが大きなノイズを生じるためうまく計測できなかったことから断念しました。

続きます。

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