(1) EMドライブは、
写真1 出典Gigazineより
のような円筒容器に
写真2 出典NPO法人 アドバンストサイエンステクノロジー研究機構より
のように、マイクロ波を反射・共振させる装置です。円筒容器の断面積の大きい面に向けて推進力が生じるもののようです。次の
.
動画1
のように、回転台の上に円筒容器を水平に(回転軸からずらして)設置して駆動すると、台ごと装置が回転します。 次の 続きを読む
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(1) EMドライブは、
写真1 出典Gigazineより
のような円筒容器に
写真2 出典NPO法人 アドバンストサイエンステクノロジー研究機構より
のように、マイクロ波を反射・共振させる装置です。円筒容器の断面積の大きい面に向けて推進力が生じるもののようです。次の
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動画1
のように、回転台の上に円筒容器を水平に(回転軸からずらして)設置して駆動すると、台ごと装置が回転します。 次の 続きを読む
ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。2年あまり、数学者岡潔の講演録を元に考察を進めてきました。主に「自然科学は間違っている」の中から【2】自然科学者の時間空間と【3】五感で分かるものを参考にしてきました。
それ以外はというと、簡単な言葉で語られているけれども内容が難しくて、ほとんど読んでいませんでした。 時間はかかりましたが上記の事柄についてだいたい理解できました。 自分なりにまとめたものが右リンク先の 1.時間とは何か と 2.五感で分かるもの という文章です。そして、2つの結論を弧理論の考え方に適用したものが「3.時間を含まない真のエネルギーについて」でした。
昨年、G・アダムスキーの残した宇宙哲学とヲシテ文献に記された縄文哲学の根幹が「たぶん」同じものだと気付いたのですけれど、岡潔の講演録にも「第1の心、第2の心」として似たものが出てきているようです。 他にも気付いたことがありますので、まとめていきたいと思います。
1・
岡潔は、「数は量のかげ」という色紙を残しているようです。講演録(3)「一滴の涙」【3】数学の使えない世界にある(※解説8)に出てきます。 調べてみましたら解説8に示されたリンク先の他に青空学園だよりというブログの新式算術講義に色紙を遺してる旨の記事がありました。 続きを読む
ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。かなり昔のバラエティ番組での記憶です。 南米かパプアニューギニアだかの原住民数人を日本に招待し、観光してもらうというTV番組でした。 検索してみましたけれどでてきませんでした。
日本に来る際には弓矢は持ち込めなくて、服装も少し異なりますが、
写真はこちらから
のような感じでした。(番組と写真は関係ありません。)
都内のあちらこちらを観光してまわったあと、隠しカメラを取り付けたマンションの一室に到着。 夕食は、霜降り牛による焼き肉でした。 彼らは脂が多すぎるとカリカリに焼いていた記憶があります。
食後の一服ということで取り出したのは、植物の繊維を乾かした蔓状のものと麻の繊維のようなものでした。
麻の繊維のようなものを床に置き足先で抑えて、蔓状の紐を繊維に掛けて紐を両手で持って、ごしごし擦るとあっという間に火をおこしていました。ほとんど一分以内でした。マンションの一室で火をおこすのは危ない話です。
・
このようなことが誰でもできるのものか、疑問に思い調べてみましたところ、古式発火法検定というのがありました。
.
動画1
動画では、30秒以内に発火しています。30秒以内だと1級合格だそうです。説明の記事リンク、古式発火法検定に行ってきた 古式発火法検定協会
検定協会では、キリモミ式
ヒモギリ式
ユミギリ式
の3つの方法による発火検定を行っているようです。(図はいずれもこちらより)
上記TV番組での発火法は、3つの方法とは異なるものです。持ち歩く道具も3つの方法よりかさばりませんので、より優れていると思います。
・
現代では、ライターなどで火をつけるかしますし、IHか電子レンジならば直接に火を使うこともありません。昔の生活は、
写真はこちらから
かまどに薪をくべてご飯を炊く。あるいは、照明は石油でランプを使う、または菜種油で灯心・行灯を使いました。 これらはたいそう不便だったろうと想像しますけれど、案外、その生活が当たり前なものです。ときどきの人々が知る技術なりを駆使することによって、生活の最終形なるものを目指してきたのではないかと感じます。 そうして、どの文明にもある種の完成形があるのだろうと思います。他を知らないのですから当然です。
翻って考えますと、現代の生活も「この文化・文明の完成形の一つに過ぎない」と気付きます。今は、知らないだけで、まったく異なる基礎の元に組み上げられる文明が存在するように思います。
それにしても、子どもの頃、ファミコンもパソコンも携帯もありませんでした。何をして時間を過ごしていたのでしょう。外でよく遊んだ記憶があります。 「かまど」はなぜか「ふどうさん」と呼んでました。また、東西の出入り口のことを「ヒガシラ」あるいは「ニシラ」と呼んでいました。 ホツマツタエのきつのなとほむしさるあや【東西の名と蝕虫去る文】にある「ヒノイツル カシラハヒカシ」あるいは「ヒカシラヤ ニヱハナミナミ」と同じです。
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これまでの考察の流れを次に示します。
1.ホツマツタエにある「ヰクラムワタヲ ネコヱワケ」の「ネコヱワケ」は音声である「コヱ:声」を要素に分けること(48音「ヨソヤコヱ」)であるとともに、心の内の「思考」そのものも示している。つまり、ネコヱは「想念」も示しているのではないか。 ほつまつたえ きつのなとほむしさるあや【東西の名と蝕虫去る文】
2.想念は伝わる。弧理論の考え方では、想念は物理現象の一旦を担っている可能性がある。
3.古より天皇の役割は、「天の恵み(宇宙からの叡智)を受け、民を導く」ことにあった。 その手法がネコヱに依ったのではないか。でなければ文明の発祥時の過程が成り立たない。 いつまでも「タミクサノ アナニスマエハ ヒトナラス」を抜け出せない。 これを抜け出したのがクニトコトチだったのではないか。
4.時代が漢字文化に至ってからは、ネコヱワケの意味は忘れ去られ、シラス・ウシハクのシラスと解釈されるようになった。 天皇は、国並びに民草を「シル:領る」であると。 だから尊敬語の「シラス」になった。
5.しかし、「シラス」の本当の意味は、「シル:知る」ことにより民を導くことにある。
6.歴代アマカミの「シル:知る」をまとめたものが、アウワやアモトあるいは、タマ+シヰの構造であった。
というものです。まとめますと
「シル:知る」は、想念をしてヒトとヒトとのコミュニケーションをとり、あるいは宇宙の叡智を知ることができるのであって、天皇のみならず民草(万人)が行えることです。 これが人に本来的に備わる能力です。 そして、人の肉体に備わる五感による「分けることにより分かる」の限界を越えることができるのです。
この万人に備わった能力は、G・アダムスキーによればテレパシー(精神感応)だということになります。 ついでながら、G・アダムスキーによるsoul mind と sense mind がタマとシヰに相当します。
一般に「シル:知る」は、個別のイメージを「streaming」するように考えられているようです。 個人的なことながら管理人の「シル:知る」のほとんどは、zip file の様な圧縮形式になっています。そういうのもありだと思っています。
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以前、自作CNCに取り付けた青色LD
p1
駆動用に定電流電源を
p2
作りました。ネットからの
(1)を参考に
(2)を書いて
(3)と決定して、作ったのがp2でした。ところが電流が不安定で使い物になりませんでした。調べてみたらねがてぃぶろぐさんのサイトに「EJ No.3にちょこっと写真が載りました」という記事に解説により意味が分かりました。 OPアンプの入力を固定にしてはダメということです。(2)のR11の分圧抵抗からOPアンプの入力を取るのが正解です。(1)は、そうなっています。
なひたふ新聞様の
定電流回路の解説にも示されています。勉強になりました。 レーザーダイオードに興味が薄れつつありますので、回路を修正して作り直すかどうか分かりません。
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当サイトにおいて、これまでの考察により出尽くしたことながら、改めて記します。
ある科学者の言葉を引用します。少し長いです。
知識や生きる目的の探求は議論とよりよい理解の目的で三つの大きな区分に分けられるほどの広いスペクトルになっている。この区分は次のように定義される。
(1)肉体あるいは物質の科学で人間の肉体や彼が住んでいる物理空間の自然の必要性と要求を処理する分野だ。この中には、生活・安楽・安全等に必要な物質を際限なく作り出す研究はもとより、物理・化学・天文学等の主要なものがこの分野に入っている。
(2)人間関係や、その関係がよりうまく、生産的に、しかも耐えていけるような方法を処理する社会科学である。この中には社会・政治・精神分析学それに経済学の非物質的な部分などが入っている。
(3)精神科学で、人間と君たちが神といっているすべての自然にあまねく浸透し、制御する偉大なる創造の力と無限の英知との間の関係を処理する分野だ。
宇宙における科学のすべて、真実の探求と理解のすべては、この三つの分野に入るんだ。もちろん、この三つの分野の間には明確な分離線は引けない。お互いにラップしているからだが、しかし、それらを支配する基本的な法則は全く同じものなんだ。
宇宙において文明が完全にしかも成功して発展するならば、進歩のこの三つの支流に同程度の努力と勤勉さがなされなければならない。しかしながら、まず精神科学と社会科学が出てくる。その二つの基礎がなければ物質科学の発達はありえないんだ。 (青色と強調は管理人による)
(1)が物質科学で、(2)が社会科学、(3)が精神科学です。
右リンク先の「3.時間を含まない真のエネルギーについて」で考察したとおり、自然科学の守備範囲は
赤い括弧で括った範囲だと考えられます。同時に人間に備わった五感で分かる範囲でもあります。その基礎は赤い矢印の部分にあります。 つまり、「陽子・中性子・電子」で構成される「物質」です。一方で、素粒子は「物質」の破片に過ぎません。
ある科学者は、人類が理解すべきとして三つの科学を挙げました。そして「それらを支配する基本的な法則は全く同じもの」であること、その内二つ(精神科学と社会科学)が最初に出てくると述べています。
管理人には、精神科学と社会科学、物質科学の三つが縄文哲学の象徴であるミクサタカラの「タマ、カガミ、ツルギ」に重なります。 数千年前、縄文の人たちは既に精神科学と社会科学を身につけていたと確信します。 翻って現代の私たちは己のことに無知です。 タマ(精神科学)とカガミ(社会科学)の基礎がないからツルギ(物質科学)が発達しないということです。 生命維持の欲求であるシヰ、欲しい欲しいのシヰの暴走を許している訳です。人類、自滅まっしぐら。
過去に書いたことながら、表の極大と極小を無理矢理ビッグバンにより統一しようと四苦八苦している様子は
自らの尻尾を飲み込む蛇に似ています。
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こちらの影絵を段ボールに焼いてみました。線画なので時間は3分弱でした。
Inkscape に取り込み、二値にしてオブジェクトにパスを通して、Inkscape Laser Tool Plug-InにてG-Codeを作成。
Grbl Controller にて出力しました。
同じくCB750を
焼いてみました。Inkscape Plug-Inの Raster 2 Laser GCode generatorによるデータですから、こちらは5時間くらいでした。このソフト、走査が一方向からです。往復焼き付けならば半分くらいの時間で済むはず。 最後のナナハン、写真と同じ青白に乗ってました。いわゆる教習車で乗りやすかった。
以前、製作した ipad 用アクリルスタンド
に文字を焼いてみました。
灰色がかったアクリルなので概ねOKでした。透明だと焼き付けられないかと思います。試してません。
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このところいろいろ考えているのですけれど、なかなか文章にまとめられなくてもがいています。
昨年10月に理解した「縄文哲学≒宇宙哲学」により、目的が何であり、手段はどうすればよいかが分かりました。 しかしながらミクサタカラである「タマ(精神科学)、カガミ(社会科学)、ツルギ(物質科学)」について、3つを等しく考え取り組まねばならないためになかなか先へ進むことができません。
ある科学者は次のように述べています。
どんな愛や慈悲や知恵がある前にます”理解”がなければならないんだ。
君の人類と文明に最も必要なものはかんたんで、人と人との間、国と国との間、すべての人々と自然を制御している偉大なる力と英知の間の基本的な”理解”なんだ。”理解”が君の人類が生き残るための鍵だ。もし人々の間に理解がなかったら、政府間の協定、協約や保証などにおける価値は全く少ないことになる。 (下線及び強調と色は管理人による)
この文章は、当初「世界中の人々の間において、相互理解が必要だ」くらいに理解していました。ところが、
の理由により、上記の
に関する「理解」とは、上記の1,2,3だろうと考えたのです。
こちらから拝借
G・アダムスキーが残した宇宙哲学は、1950年代のアメリカはカリフォルニアでのことです。縄文哲学は、17世紀頃日本の江戸時代に写本されたヲシテ文献によります。wikiによれば、原書は人皇12代ヲシロワケ(景行天皇)57年だとされます。 ヲシテ文献が真書であるならば、その内容は2000年~5000年以上、距離にして8000kmも離れた場所で起こされた2つがこれほどに似通っている確率はゼロに等しいです。
裏を返せば、これほどに似通っているということは、2つの哲学には「普遍的な何か」を含んでいるからと考えるのが自然だと思います。 すると、
ということです。過去記事に書きましたように
三種の神器をどこの誰が所有しているかなど、どうでもよいことです。ミクサタカラは、全ての人々に必要な縄文哲学を示しており、三種の神器はこれを象徴しているに過ぎません。
・
なぜ縄文哲学を学ばねばならないか? 明確な理由があります。過去記事「エリートキツネと闘牛士」に記したように、一つの行動原理を何世代にも渡ってとり続けると「生まれながらに(その)行動原理をとる」ようになります。 これまでの考察により分かってきたとおり、我々は何世代も「お金」に拘る生活を送ってきました。「既に」我々の何十パーセントかの人たちは「生まれながらに」「金銭に貪欲」であるかも知れません。
タマ+シヰ=魂の「シヰ」は、欲しい欲しい、強いるの「シヰ」であり、生命維持の欲求です。シヰがなければ生きていけません。しかしながら、お金に拘るシヰの暴走により社会が混乱を極めていることは誰も否定できません。 エリートキツネには飼い主がいます。しかし、人には飼い主はいません。
これがある科学者が述べた人類が生き残るための鍵だと確信します。そのために、縄文哲学その他を学ぶべきなのです。
この主張は、宗教や主義主張あるいは国家や政治信条とはまったく関係ありません。宇宙人やUFOあるいはフリーエネルギーなど、どうでもいいことです。 これまで戦争放棄や人類愛を説いても何も変わらなかったことを思い出してください。 このまま行けば、「貪欲なシヰ」の持ち主たちは、すべてを破壊し尽くすことでしょう。
ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。先日作りました自作CNC+1000mw青色LD用の
TTL定電流ドライバをテストしました。 原点の設定はやりやすかった。
このようなモノクロのデータからG-Codeを用意してやってみました。
材料は段ボールです。左下から右上にかけてスキャンするようになっています。 走査の速度を若干速く設定しています(F300:㎜/min) 結果、レーザー光出力の変動が大きすぎて使い物になりませんでした。不定電流ドライバです。 初めはうまく焼けているのに段々弱くなっています。
参考にした回路から省略したのが悪いのか、ドライバのトランジスタの温度変化のせいか、それ以外なのか? 何が原因か分かりません。安定しなければ前のドライバにもどすしかありません。今回用意したデータは二値です。二値のデータなら前のドライバモジュールでもできるでしょう。
使用したソフト Inkscape + Raster 2 Laser GCode generator extension
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先日、動画サイトで見た「パワーリストボール」に大変驚きました。
.
動画1
健康維持のために運動しておりましてkatochann33さんの動画を参考にさせていただいております。その一環で動画1を見たのですけれど、パワーボール(パワーリストボール、ダイナビー、ローラーリストボール、リストトレーナー、パワースピナー)の動作に驚きました。 ここではパワーリストボールと呼びます。
パワーリストボールについて、かなり前から存在は知っておりました。1970年代に開発されたようで、正式には「ジャイロスコピック エクササイズ ツール」というそうです。こちらを参考に。 ボールの回転は、何らかの動力があるか自然に停止するまでの間に用いる器具だと勝手に思っていました。 ところが、手首の運動とともにボールの回転が加速するのだと分かり、早速購入した次第です。いろいろ考えた結果をまとめたのが
.
動画2
です。
ジャイロ効果(gyroscopic precession)と歳差運動は、理解しておりましたし、経験的にも知っておりました。ところがジャイロ効果により回転が加速するという発想はまったくありませんでした。
ジャイロ効果について、
図1
回転する円板が何らかの原因でA点に力が加わると90度遅れてB点に力が働きます。円板の全体にジャイロ効果は働きます。 一般に回転する円板とそれを支える回転軸は一体です。ですから点Aに力が働いた結果、回転軸はBの方向へ力が働きます。 ジャイロ効果の結果、回転軸には常に力が働きますので、
図2
のように、回転軸がミソすり運動をします。これが歳差運動です。
パワーリストボールを分解してみますと
写真1
青いボールと白いリングに回転軸が固定された黄色い玉が入っています。 青いボールにはミゾが切ってあり、白いリングはミゾに沿って動くことができます。 従って、黄色い玉の回転軸はミゾに沿ってのみ動くことができます。
動画2で見たように、スローで観察しますと、パワーリストボール内における黄色い玉の歳差運動は、
図3
のように、ほぼ90度まで傾いています。
パワーリストボールの取扱説明書
写真1
とスローモーションの手首の動きと併せて考えますとミゾと白いリングは、
写真2
のように動いているようです。この動きは黄色い玉の回転軸を強制的に回転させることになりますので、黄色い玉の回転軸は写真2の赤い棒のような動きをしているはずです。(回転軸が写真の赤い棒より遅れがあるか、はたまた早めに動いているかは、観察では判断できませんでした。) これが図3の状態です。 強制的にミソすり運動を起こさせるには、ミゾと白いリングの間に適当な摩擦が必要です。試しにミシン油を少量つけてみたところ、回転の加速が難しくなりました。手首をうまく使ってもほとんど回らなくなりました。真似しない方がよいです。
2017/09/20以下 削除 回転加速の仕組みを下段に追記します。
何が不思議かといいますと、黄色い玉は、(加工精度の問題はあれども)軸対称であり、重心は回転軸上にあるとともに玉の中心付近にあるはずです。 物体に回転モーメントを与えるためには、重心位置から離れた位置に力を加える必要があります。 パワーリストボールはこの考えに当てはまりません。
身近にある電子機器の内部にあるモーターや自転車・自家用車などの機械類は全部、本当に全部「重心位置から離れた位置に力を加える」仕組みを持っています。 パワーリストボールは、管理人が知る中でほとんど唯一の例外です。
固定されたものが無い宇宙(3次元物理空間)において、如何にして回転するのかが最大の問題です。 当然、「回す」ではなくて「回る」でなければなりません。
これまで学んだ力学にはジャイロ効果も歳差運動もありましたけれど、ジャイロ効果を逆手にとって回転軸のみ固定された回転体に回転の加速を与えるという発想はありませんでした。 例えば
写真3 こちらから拝借
ヘリコプターの姿勢制御はジャイロ効果等を考慮していることは理解していても、まさかヘリを横倒しにして極端なミソすり運動をさせて、同期させればヘリのローターの回転数を上げられるかも知れないという発想は絶対にありませんでした。
動画2において、言葉では説明できても「ジャイロ効果」が具体的に「回転を加速する」ことのイメージができないと示しました。(管理人のみかも知れませんが。) 本当に不思議です。
ここまでが前提です。
電気と磁気は直交して現れます。電磁気現象は直交して力を生じます。 特に単極誘導モーターは
図4
電流の方向と直交して力を生じます。(力が回路に生じるか接点に生じているかは別として。) 特段の機構を持たずに回転力を生じます。 ほとんど唯一「回す」ではなくて「回る」現象です。
そして今回、パワーリストボールは「特段の機構を持たずに回転力を生じる」と気付きました。これもいわば「回す」ではなくて「回る」だと考えられます。 やはり気になるのは図1で示したジャイロ効果が90度遅れて生じる(直交している)ということです。 回転を加速するカギが回転軸にあることも重要です。 回転を加速するという事実は大きいです。
管理人は、単極誘導もジャイロ効果も3次元物理空間の基本的性質として「似通った何か」を感じます。
弧理論の考え方において、
図5
回転体においては、E軸は回転軸(Z軸)方向に重なるということを考慮すれば尚更です。 何を言いたいかと言いますと、弧理論で想定している「E軸」にアクセスするにはどうすればよいか?ということに尽きます。 その点、単極誘導もジャイロ効果も回転軸(Z軸)方向に何か関連した現象だからです。
まとめますと、管理人が求めているのは、
という何かです。 そのカギが90度に他なりません。 ある科学者は言いました。
望ましい結果を生み出すためにエネルギーの流出を見るような方法を講じさえすればよい
注:ただし、ある科学者は、エネルギーという言葉を2つの意味に使い分けていますので注意が必要です。 時間を含まない真のエネルギー値(真E)と時間を含むエネルギー(運動P)です。
余談ながら、ベルのジェットレンジャーはかっこいいです。昔2,3度乗ったことがあります。
写真4 こちらから拝借
上のKH4には1時間近く乗せてもらったことがあります。パイロットが離陸の瞬間、ヘリの姿勢を安定させるためにローターの回転に同期させて操縦桿をクイッと動かしたのを見たときは驚きました。未だに忘れません。
削除 ここまで
2017/09/20 追記
コメントをいただいたことでパワーリストボールの回転が加速する仕組みは分かりましたが、放置してきました。 ここに記事を修正し、追記します。
まず、パワーリストボールを手首の振りを用いることによって、コマ(黄色いボール)の歳差運動をより強くするところまでは、記事の通りです。 パワーリストボールの回転軸と白いスライドリングを観察すると
写真5
のような構造をしています。 青い部分がパワーリストボールの外周に切られたミゾです。 白いリングは青いミゾにはまるようにできていて、ミゾをスライドします。 大事なのは白いリングの厚みよりコマの軸の直径が僅かに大きいことです。
その際の回転加速の仕組みは次の通りです。
図6
パワーリストボールを手首の振りを用いることによって、コマの歳差運動をより強くすると
ことで、コマの回転が加速します。 また、コマのもう一方の回転軸も同様に、軸の反対面が青いミゾに押しつけられることになりますから、軸の回転加速の方向と同方向になります。 なお、コマは歳差運動から「立ち上がろうと」することによって「リングはミゾに押しつけられ」ますので、結果「スライドし、転がる」ことになります。
結果的に、強制的に歳差運動を強めることとコマ(黄色いボール)の回転加速とは、直接の関係はないということです。 ミゾに摩擦が必要なのは回転軸が青いミゾを滑らないで転がることが必要だからと云う理由になります。
軸の直径とコマの直径・質量、ミゾとの摩擦係数など、幾つかの微妙な関係の上にパワーリストボールの回転加速の仕組みは成り立っているということです。
余談ですが、削除した上記記事の考え方は「弧理論の考え方」におけるフリーエネルギーの仕組みと関係あるように感じます。未だ仕組みは分かりませんけれど、普通に人の持つ感覚によって観察される現象の内にヒントが隠れているような気がします。でなければ、次の段階へ行ける訳がありません。自然科学、特に物理学における時間の問題は致命的であることが分かっています。
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