二重反転型単極誘導モーターにみる「運動の相対性」について

運動の相対性については、誰しも「完全」に理解していると思い込んでいます。ところが現実の行動は異なるのではないかと感じます。 地動説は誰でも理解しているのに、太陽が東から昇ることに慣れきっていて、実験を計画するとき、知らず知らずの内に「天動説」側での実験しかしていないようです。  そこで、管理人がこれまで行った単極誘導モーターの実験を元に「運動の相対性」について考えます。

(1) 水銀を用いた二重反転型単極誘導モーターにかかる作用と反作用について

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動画1

の実験3(2015年1月30日実施、動画の1:25~)は、

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「2015/09/29単極誘導モーターを吊す実験」を動画サイトに掲載

昨年9月に実験した、水銀を用いた単極誘導モーターを吊す実験の様子を動画サイトに掲載しました。

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動画1

鉄製の容器の中央にネオジム磁石を置いて(-)極とします。容器の外側にΦ1㎜の銅線を3回巻いて(+)電極とします。(+)電極を用いて容器(単極誘導モーター)を吊り下げます。 給電はハンダ吸い取り線を用いました。 電源の設定値はDC0.6Vで、電流最大値30Aとしました。 容器の端に銅線の切れ端を接着しましたので、容器の捻れを目盛りで読めます。 容器の底に白色の塗料を塗っていますので、電気的に絶縁しています。 続きを読む

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単極誘導モーターの特徴について

ちょっと面白いことに気付きました。先般からのコメントのやりとりの中で、「回りに何もない空間に2個の物体AとBがあるとき、AあるいはBのどちらが運動エネルギーを持っているかを決める方法はない。」unndou図1

enundou図2   説明は右リンク「自然科学から弧理論へ」の中段「8.運動の相対性とエネルギーの相対性」にあります。

「これが運動の相対性だ。」と記しました。 そして、宇宙空間に居なくても地上で運動の相対性を直接見られるのが単極誘導の現象だ」と記しました。

このことについては、各種単極誘導に関する実験の結果、何となく気付いていたことでした。 そのことを上記コメントにてほぼ意識したのですけれど、本日漸く理解することができました。 本記事では書きませんけれど、まとめ次第掲載しようと思います。

この過程が岡潔の云う「情 知 意」なのだと思いますし、「シラス・ウシハク」の「シラス」の元の言葉である「シル:知る」であるように感じます。 でも時間がかかります。

 

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睡眠中に見る「夢」における嗅覚

研究は、主に考察によります。散歩に出たときや入浴中などリラックスしたときにアイディアが浮かぶことが多いです。 中でも睡眠からさめたときが非常によいです。

とは、「睡眠中あたかも現実の経験であるかのように感じる、一連の観念や心像のこと」とあります。 神経生理学に於ける夢の理解あたりに詳しく書かれています。

管理人は、普段から十分な睡眠をとるようにしています。前夜まで、あるテーマについて考察していたとします。普段は、(1)睡眠(2)夢を見る(3)目がさめて考える訳です。散歩中などより(3)でいろいろ考えつくことが多いです。で、翌朝には、当該テーマについて、何らかのアイディアが浮かんでいるということが多くあります。

睡眠中にみる夢は、主に視覚ですが他には、 続きを読む

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水銀を用いた単極誘導モーターを吊り下げる実験

管理人の予想と異なる実験結果もある訳でして、実施済みの実験で発表することなく、失念していた実験をここに掲載します。(もしかして掲載済みかもしれません。)

実験実施日2015年9月30日

目的 水銀を用いた単極誘導モーターに生じる力(渦)にかかる反トルクを本体(筐体)が受けるかどうかを確認する。

概要 水銀を用いた単極誘導モーターを架線により吊り下げる。本体に供給する電線は網線を用いる。網線にて吊り下げることにより、本体が水銀の渦と反対方向に力を受ければ吊り下げた網線を捻ることになる。この捻れを目盛りにより測る。

CIMG1940写真1

実験装置全体 網線は、ハンダ吸い取り線。本体は鉄製。網線の一本で本体を吊り下げる。もう一本の網線はたるませてある。 続きを読む

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アイデンティティを変えてはいけない

アイデンティティ(identity)とは、goo辞書によると

自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。「―の喪失」

本人にまちがいないこと。また、身分証明。

とあります。難しくてよくわかりません。もう一つ三省堂ワードワイズ・ウェブによれば

「あるものがそれとして存在すること」、またそうした認識をさします。「同一性」「一致」のことです。

自己同一性という言葉も難しいです。 日本語に訳して適切な言葉がありませんので、ここではアイデンティティとします。

アイデンティティとは何かを考えると、おおよそ「自分が何者なのか?何処の誰なのか?その出自を認識する」ことというような意味になりそうです。

ここのところ、東洋史家・学術博士の宮脇淳子氏による 続きを読む

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「情 知 意」の働きと「想念」の関係について

前々回の記事「岡潔の「情」と「もののあはれ(物の哀れ)」 ・・・・ミヤビ(アワレエダとナサケエダ)とは何か?」の続きです。

前々回は、「もののあわれ」を参考に縄文哲学のミヤビの内のアワレヱダがどのようなものか考察しました。単なる思いつきに過ぎませんけれど、ナサケヱダのみではうまく説明できないため、多少強引に結びつけました。しかし、縄文哲学を考えたその時代の人々は、凄いことを考えていたのだと感心します。

物を見て五感でわかる。「分けることによりわかる。」ということは、既にして言葉で云える事柄ですから、「意」の段階に過ぎません。 物の理ことわりに何の疑問も抱かないというのは、自分を含めて困ったことです。「五感で分かる」ことの意味は、 続きを読む

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このあたりが「胸突き八丁」のようだ

雑感です。確か過去に「この研究は、将棋と同じで筋が悪ければ”詰む”。でなければ続く。」と書きました。(以下の文章が管理人の妄想だと結論づける前に、考察「時間とは何か」をお読みください。自然科学ではダメだとわかると思います。 参考、右リンク先1.時間とは何か2.五感でわかるもの3.時間を含まない真のエネルギーについて、をご覧ください。)

研究に入った2010年から、既に6年が経過し7年目に入っています。いくつかの山はありましたけれど、大きかったのは昨年10月に気付いた事柄です。

  1.  G・アダムスキーによる2つのマインド
  2.  ヲシテ文献から読み取れる縄文哲学のタマ+シヰ
  3.  数学者岡潔による第1の心と第2の心

これら3つが同じものを示しているということとともに、一番大きかったのは、G・アダムスキーが遺した

図32ネガ図1

紡錘図形の解釈から得られた 続きを読む

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岡潔の「情」と「もののあはれ(物の哀れ)」 ・・・・ミヤビ(アワレエダとナサケエダ)とは何か?

縄文哲学における心の構造 タマ+シヰ は、ココロバ ミヤビ タマノヲ シヰなどで構成されています。   ミヤビは、アワレエダとナサケエダによりできています。 今回、2つの要素がどのようなものかを考察します。 ナサケエダは、岡潔の「情」に近いものと思われますが、アワレエダは難しいです。十分ではありませんけれど、やってみます。

数学者岡潔は、{人は、「情、知、意」の順で働く}と述べています。  人は、

写真1

ミカンを見て、即「ミカン」を認識する訳ではありません。目はカメラです。物を見ると人の心に最初に働くのが「」であると岡潔は述べています。この「情」の働きについて、岡潔講演録(1)【4】情のメカニズムより引用します。 続きを読む

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数学者岡潔「感情と情緒」から  タマ+シヰの「シヰ」の特性は感情のそれに等しい

縄文哲学におけるタマ+シヰの「シヰ」は、欲しい欲しいの「シヰ」で生命維持の欲求です。

これまでの考察により「シヰ」の特性は、

想念とチャンネル図1  注:G偶像の欄に「時計」が抜けています。

下部に示した曲線を示すと結論しました。 図の「T タマシヰの均衡」は、破線で示したタマと実線で示したシヰの曲線の合成によります。 シヰは感覚器官が受ける刺激によります。より強い刺激を求めると説明しました。

数学者岡潔は、著書「日本民族の危機―葦牙よ萌えあがれ!」の中で次のように述べているとのことです。岡潔講演録(3)「一滴の涙」から、【3】情緒とは何かの(※解説4)に引用されていますので、そこから引用します。 続きを読む

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