如来 の意味を考える 弧理論から見たら「相対性」であり、「総量は保存する」と同時に「外のない内」

仏教における 如来 とは、悟りを開いた人のことをさして言います。仏陀(Buddha)は、悟りの最高位「仏の悟り」を開いた人を指します。仏陀には、10の称号があり、如来は十号の一つとあります。つまり、如来は仏陀のうちの一つのだという説明です。

阿弥陀如来は、「a-mita 如来」です。”a”は否定で、”mita”が「量る」だといいます。如来とは「決して量れない」ことを指しています。「奇妙無量寿如来」の無量寿は”a-mita”に相当します。

 

では、弧理論からみた如来について考えます。うまく書けるかどうかわかりませんけれど、やってみます。これまでに、如来の文字を含む記事は15件あり、初出は昨年です。

如来には人格性はなく、例えるならば合わせ鏡だといいます。

写真1 出展:wiki

他には「鐘が鳴るか撞木が鳴るか」という言葉も近いです。わかったようでわかりません。もっと、具体的です。

右は左の如し、左は右の如しですし、宇宙空間に出れば、上は下の如し、下は上の如しです。前は後ろの如し、後ろは前の如しです。の如しでの如しです。表は裏の如しで、裏は表の如しです。善は悪の如し、悪は善の如しです。他にもいろいろ考えられます。この世は相対的だという意味になります。絶対などめったにありません。

犯人は被害者の如しで、被害者は犯人の如しです。まるで、現在の政治や主義主張の世界です。これらの主義主張や宗教を含む考え方は、まるで絶対的世界観、宇宙観です

対して、如来の意味するところは、相対的世界観、宇宙観です。かなり前から、自然科学は天動説に例えられると感じていました。天動説で過去記事が15件あります。

この相対性は、宇宙に中心がないことから来ています。うまく言えないけれども書いてみます。椅子3脚を並べます。

椅子A 椅子B 椅子C

自己がAにあるとき、Bは右です。Cはそのまた右です。自己がBにあるときAは左です。Cは右です。自己がCにあるとき、Bは左です。Aはそのまた左です。

これを数に置き換えます。自己の位置をゼロとし、右を+1とし、左を-1とします。すると、自己がABCのそれぞれの位置にあるときの数の和を考えます。

自己がAにあるとき、(0+1+2)です。自己がBにあるとき、(-1+0+1)です。自己がCにあるとき、(-2-1+0)です。ABCのそれぞれの位置にあるときの計をとりますと、3+0+(-3)=0で、総和はゼロです。

椅子が3脚であっても、10脚の場合でも、幾つであっても、奇数でも偶数でも総和は必ずゼロです。ここで思い出すのは「保存の法則」です。

宇宙に中心がなければ、如来は成り立ちますし、総和は必ずゼロです。すべてが相対的であるということの意味はここにあります。量ではない時間を物差しにした相対性理論などでは出て来ない結論です。

 

人の肉体に備わった器官でわかるのは物と事です。弧理論の前提のとおり、自然(M軸という。)が別の次元軸(基軸という。)からの投影による映像ならば、大宇宙の中心は基軸上に2つあります。そして、2つの中心からの投影によるならば、映像であるM軸に中心はなく、かつ差分です。差分とは、基軸上にある2つの中心からの何か(今のところわかっていません。)の差だということです。言い換えます。

人の肉体に備わった器官でわかる物と事は差分である。そして、総量は保存しますし、かつ、外のない内です。ですから、差分以外もあるということです。

これは、次の可能性を意味します。

我々の住む宇宙において、わかるのはですが、それは差分のみであって、総量は保存します。しして、それは外のない内であって、それ以外にもあることになります。ですから、何らかの手段があれば、我々の住む地球上において、「汲み上げても尽きることのない井戸」を手に入れられるはずです。

弧理論において、物とはウです。ウとは渦のウです。どうも複数のの重なりによる差分が物質(陽子・中性子・電子)であるようです。渦を制御すれば、差分を加減できるはずです。そうすれば、地球上において「汲み上げても尽きることのない井戸」となるはずです。大いに期待が持てます。

 

なお、冒頭において、仏教で説明される仏陀と如来の関係は、当サイトでの説明と全く異なります。岡潔は、仏教の問題点として「仏教には心がない」としています。しかし、善導大師の表現をそのまま整理すると次になります。

図1

つまり、Buddhaは、心の本体を言い、岡潔の”情”に等しく、ヲシテ文献のタマと同じです。ヒトはすべからく、Buddhaを持っているということになります。やはり、人には心が2つあると知ることが「悟り」に相当すると考えると合理的かと思います。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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