2つの働き「ア」と「ワ」は、宇宙に泡構造を作り、渦( 銀河と原子 )をもたらす

前2回の記事で、自然界には2つの働きがあるが、自然科学には「働き」がないことを説明しました。今回は、もう少し詳しくします。

自然界にある2つの「働き」は、宇宙に大規模な構造を作ります。

写真1 出展:Large-scale structure of light distribution in the universe

宇宙は、非常に大きな泡構造(アワ)をしています。宇宙の中で、銀河がほとんど存在しない巨大な空間があり、これをボイドと言います。丁度、ボイドに挟まれたかたちで多数の銀河(ウ:渦)が存在します。

全体のつながりを言い換えますと、次になります。

  • はつながり、をもたらし、よりヒトを生じさせる。ヒトのもの。

上記をカミと言います。カミとは、神仏の神ではなくて、自然界の仕組みのことです。大事なのは、ヒトが持つ心(タマ+シヰ)は、大宇宙の中心であるに帰するということです。

ついでながら、アとワは、暗黒物質と暗黒エネルギーに対応しているようです。どちらがアで、どちらがワかはわかりませんが。

 

また、同時にウは、原子の構造でもあります。大宇宙の中心を基軸と言います。基軸にあるアとワの境界にM軸をもたらします。これが空間であり、上記の銀河なのですが、同時にウ(渦)は原子でもあります。

図1 宇宙の中心 アとワは、銀河と原子を形作る

カミの仕組みをもう少し、かみ砕いて言います。

ウとは渦です。渦には位置があります。渦には動きがあります。つまり、2つの働きであるアとワは、位置がある物渦という動き(事:回転運動)もたらすということです。

gif1 境界面にできる渦 注)面は存在しない

補足です。岡潔は空間について、次のように述べています。【5】情の特色より。

情は分かつべからざる全体である。やはり部分として分かつべからざる全体である。無量のそういう部分がある。情の中には時間も空間もありません。時はありますが時間という計量的なものは無い。また、空間は量的に質的にありません

gif1に示した渦の模型について、岡潔の言葉と同じく、境界は量的、質的に存在しません。この存在しない面と図1に示したM軸とを比較してください。M軸、即ち物質空間は、量的に質的に存在しませんが、「わかる」のです。存在しない空間わかるのは、働きがあるからだと言うことを思い出してください。

この空間に物と事(回転運動)としての渦が存在するというのがカミの仕組みである訳です。

 

ここで、銀河や原子はわかります。しかし、物である銀河や原子は、根源的な働きの結果に過ぎません。

M軸の空間において、働きとは何なのでしょう。どうも、空間は量的質的にありませんが、働きはあるようです。この働きとは(たぶん)ポテンシャルではないかと考えます。つまり、空間は量的質的にありませんが、勾配はあるのです。その結果が運動ではないかと考えます。勿論のこと、勾配は基軸方向への勾配です。

これは天気図のようなものです。

図2 出典:予想天気図の説明

地上に何もありませんが、気圧の勾配があります。だから(結果としての)風が吹きます。

物があり、事(運動)があります。これは結果であって、原因は勾配があるからだと考えます。その勾配は基軸方向への勾配です。ですから、M軸上でのは結果です。

例えば、重力は基軸上での回転運動(渦)の結果、M軸上に出来る勾配です。gif1に示すような渦が複数あって、渦どうしが引力を持つことは容易に理解できます。この模型は直感的に理解できます。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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