5次元空間を考える理由と実験による検証の可能性

私たちの存在する物理空間は3次元です。時間(t)を含めて4次元空間です。
管理者が3次元の他に次元軸を考えるようになったのは清家新一氏の影響によります。氏は結局、何を伝えたかったのか、管理者の頭では分かりませんでしたけれど、空間に新たな次元軸を設けるアイディアについては理解しました。
3次元空間内で作用する力の多くは、距離の逆二乗法則よっています。 例えば「万有引力」の大きさFについてのニュートンの法則は、重力定数G、二つの物体の質量Mとm、二つの物体の距離rとして、F=G・Mm/r^2と表現されます。
距離の逆二乗法則は、私たちが存在している、この物理空間が3次元であることと、光や音波などが1点を中心として、この空間の全ての方向へと広がることに由来したものです。例えば1つの光源から出た光の強さが減ってゆくのも、距離の逆二乗法則となっています。 「クーロンの法則」も距離の逆二乗法則となっています。
拙著、弧電磁気論に書いたとおり、電気と磁気は1つ高い次元軸(仮説のE軸)を設けて「電気磁気の実体が高次空間にある」とすることにより、「高次にある1つの実体の2つの投影断面が3次元の物理空間に電気と磁気の現象として現れる」と説明できるということでした。
同じく、昨年12月16日に掲載しました弧電磁気論の部分改訂版「6.電気磁気の配列」では、5次元目の次元軸[仮説のE軸]を設けることによって、電磁気現象として、「電気単極(電子)に躍度(j:加加速度)を与えることにより、正の方向に磁気が{距離の逆七乗}の強さで3次元空間に現れる可能性」を示しました。
この改訂版で述べたことは、超効率インバーター「デゴイチ」の1次側に直流成分が極限まで小さいパルス波を与えることによって、正の方向に磁束が「距離の逆七乗法則」とでもいえる強さで起きているのではないかというものでした。
ですから、超効率インバーター「デゴイチ」の内部で生じている磁束の変化が「距離の逆七乗法則」に従っているということを実験により示すことができれば、3次元[xyz]の他に新たな[E]軸を設けてよいということが言えるのではないかと考えています。
しかし、残念ながら超効率インバーター「デゴイチ」のトランスを用いて、どのような実験を行えばよいのか、現時点では思いつきません。

2014年1月31日追記 その後の考察により、「時間」は次元軸として存在しないらしいことが分かりました。従って3次元物理空間と直交するエネルギー軸を併せて4次元という事になります。

 

Follow me!

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  

Φ について

2010年より研究しています。
カテゴリー: 解説 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA