STさんのコメント(2012/11/03)について

STさんのコメント(再掲)ここから

-------

井出さんの論の中で「出力を入力に戻す」プロセスが解決出来れば
と言う部分があったと記憶しています。
そもそも出力を入力に返すなんてのは考えて見れば(単純にエネルギーとして見て)出力を絞ったのと等価ではないでしょうか…
電気的な技術としてはポジティブフィードバックがその一番簡単な例、
実際にはもっと複雑な技術(技法?)が今まで山ほどの種類があります。
出力→入力なら例えAC→DC変換程度があったとて基本的な回路です。
掲げられた回路図だけで解釈すればただのDC-AC変換回路ですね、
あの形ではそれこそトランス部のみで4倍のエネルギーに増幅しなければ成立しません。
正確な事を言うには単位時間内の平均電圧と平均電流の積が何倍になっているのかを正確に計測しなければなりません。
どうも井出さんの計測法ではそれが出来ておらず、誤計測の類かと…

-------

STさん、コメントありがとうございます。STさんのご意見と異なる内容になることをお許し下さい。

ご意見の通り、回路(系)の変換効率、あるいは、計測方法が適正かどうかは、重要なことです。エーテルエンジンは、機械系を含む効率を考慮に厳密な計測方法を取ってこられたと理解しています。当方は、十数年前に訪問して拝見しました。 詳しくは、環境エネルギー振興財団が発行する井出さんの論文集にあります。

一般財団法人環境エネルギー振興財団で入手可能です。

一方で、特許を取られたインバーターについての情報は、特許公報と、「第3起電力で世界は激変する(ヒカルランド社)の巻末にある情報」と次のURLからダウンロードできる情報です。

 

英語の原論文は下記サイトで無料でコピーできます。

http://www.sciencedirect.com/science?_ob=PublicationURL&_hubEid=1-s2.0-S1875389211X00123&_cid=277348&_pubType=J&_auth=y&_acct=C000000593&_version=1&_urlVersion=0&_userid=9920944&md5=a785ebef8d26ce070508841bfc052990

このPhysics Procediaは、ヨーロッパNo.1の格調高い科学誌です。このサイトの中のNo.38の論文です。

 これらの資料からは、超効率インバーターの詳しいことが分かりません。確かに、「第3起電力で世界は激変する(ヒカルランド社)の巻末にある情報」の測定ポイントが不適切だと指摘される方があります。

井出さんに確認したわけではありませんけれど、インバーターの詳細情報を公開するのは、制限されているように思います。

ここで、言いたいことは、井出さんを含めて、研究者の中には、これまでの考え方とは異なる観点で研究されている方がいるということです。

ご参考までに井口和基氏のブログ2件をお読みいただけると幸いです。

物理の森の中で道が二つに分かれていた

 http://quasimoto.exblog.jp/17565977/

欧米に連綿と続く「科学の創始者」の伝統:「APEIRON」と「イグ物理学者たち」

http://quasimoto.exblog.jp/19074306/

私は、地球で起きている多くのことに「色」が着いていると考えています。資本論のマルクスのパトロンは、国際金融資本家だったそうです。

晴耕雨読http://sun.ap.teacup.com/souun/643.html

ですから、科学者といえどもスポンサーの意向に逆らえません。19世紀のいつかの時点で、現在私たちが知っている科学に特定の「色」が着いたということです。つまり、科学を「孤立系」のみに限定したことだと考えているのです。

考え得てみて下さい。この世界の出来事は、ほとんど全て、「壊れる・腐る・摩耗する:減価する」ものばかりです。一方で、絶対に腐らないものがあります。それがお金です。お金はニクソンショック以後、ただの「数学上の概念」になりました。しかも、利子の出所は、どこにもありません。誰かがどこかで、借金をしてくれれば生じます。 現実の世界に「お金という無限」を持ち込んでいるのです。そして、現実世界を振り回しています。(自己資本比率とBIS規制により、信用創造という賭け率は約10倍、その他の仕組みで100倍を遙かに超えるかも知れません。)

私たちは、2011年3.11以降、知りました。ご自分の生首より、お金の方が大事な人たちが居るということを。 ましてや、他人の首(命)が飛ぶことなんか、平気なようです。これらの出来事の根源には、お金の無限性と利子にあることがはっきりしています。(既にご存知でしたら、お許し下さい。)

私は、全員が、合意の上で利子を廃止し、減価するお金に代えるならば、石油文明のままで、当面はOKだと考えています。勿論、そんなことができるはずはありません。 そこで、どうしても、この無限性をチャラにする必要があるのです。このまま行けば、消費拡大によって必ず滅びます。戦争は、純消費ですから。 全部滅びれば、生産は無限大になり景気は回復します。こんなこと、どう考えても矛盾しています。でも、本当にやろうとしています。

つまりは、科学に「開放系」の理論を持ち込むしか、生き残る道はないということです。その一つの解答が井出治さんの研究だと考えているのです。そして、その基礎になれたらいいな、というのがお粗末ながら、弧電磁気論なのです。

ついでながら、弧電磁気論のサイトに揚げています「渦とサイホン」の動画をご覧下さい。渦がポテンシャルに相当します。サイホンにより、水の流れは続きます。渦を2次元平面と考えると、サイホンは渦に直交した高次の空間(3次元)にあたります。当然のことポテンシャル(渦)の表面(水面上)にいる限り、水を落とし続けることはできません。ポテンシャルの底に落ち込んで運動は終わります。電磁気現象は、その直交性から3次元を超える現象なのではないか?というのが出発点です。

「渦とサイホン」は、我ながらよくできモデルです。

興味をお持ち頂き、ありがとうございます。

 

Follow me!

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  

Φ について

2010年より研究しています。
カテゴリー: 未分類 パーマリンク

STさんのコメント(2012/11/03)について への4件のフィードバック

  1. ST のコメント:

    早速のご説明ありがとうございます。
    論文p429.中の(a),(b),(c)のグラフですがいずれも同一スケールで表していると思っていいのでしょうか?
    ざっと見ると波形1波長分のスパンで(b),(c)間の差を「見ると」なんとなく平均で0になっているように見えるのですがどうみられますか?
    それとも暗黙の了解として(b),(c)のグラフスケールが1:2とかで表されているのでしょうか(常識的に科学論文ではそういう表し方はしないと思うのですが特に注釈等が見当たりません。)もし1:2とかなら電力としては負荷抵抗が同じとすれば丁度400%にはなりますね。
    でもそもそもそう言う表し方でありながら中の一つも無いのは何故?
    それ以前に仮に入力と出力のスケール自体が1:2となるなんて詐欺的…
    なんて思ってしまうのですがね。このグラフ自体どう解釈されますか?

    • Φ のコメント:

      STさんコメントありがとうございます。

      長くなりますので別途、記事に掲載します。 管理者Φ

      • ST のコメント:

        早速のご返事ありがとうございます。
        私は技術屋系でたまに効率や限界を推測するために原理まで遡る程度ですので宜しくお願い致します。
        この起電論だと空間次元の縮退前について位まで熟慮しないとならないのかも知れませんね、11次元論まで行くかも知れません。

        • Φ のコメント:

          当方のサイトに揚げています考察は、現在の所、陳腐で読みにくい上に、何が言いたいのか分からないかと思います。 当方に数学の素養が甚だしく欠けている上に、どうしても、19世紀に戻らねばならない為、全て幾何学図形で進めています。 弧電磁気論は、一言で言うと「風が吹けば桶屋が儲かる」ようなものです。作用反作用が成り立たない仕組みがあるようです。電気磁気が直交して現れることにより、複雑な過渡現象が起きているように思います。年末には、少しは、読みやすい改訂版を揚げられるように、作業を進めています。
          STさんは、関心をお持ち頂いているようで、うれしいです。 サイトによっては、もの凄いカウント数のものがありますけれど、広く浅くではなく、深い方がよいと思っています。

          ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA