2010年に研究を初めて、2011年11月より考察の過程と結果をブログに書き始めました。
当初は、弧電磁気論としていましたので、kodenjiki.comというドメイン名でした。研究が進むにつれて、研究対象が電磁気現象より遙かに大きいことに気づいて、現在のarktheory.comに変えました。以来、かなり研究は進んで、進捗率は80%を超えたように思います。
あまり感想を書かないようにしてきましたけれど、 今回は、 ブログの目的 について思うところを書きます。間違いや勘違いがあれば、ご指摘ください。
現在の文明は、西洋に発します。その根幹に経済(経世済民)があります。この経済が発展する、人々が豊かになるというのが至上命題なのだろうと思っています。そのために金融があるとの認識です。しかし、実際は滅茶苦茶に極端な格差がある訳です。
動画1 伊藤貫×吉野敏明対談 米国トップ1%に集中する富 日本が目指すべき中立主義とは
管理人が素晴らしいと感じる伊藤貫氏、三橋貴明氏や、中野剛志氏、藤原直哉氏のいずれも、人々が豊かになるという目的のたにめあるはずの「金融システム、経済の仕組みが適切ではない。最適ではない。」との認識はされていないようです。
- 2024年9月24日 抽象化 の果て →底劣化、意味不明、混乱、錯乱、倒錯、自滅
これまでに書いてきたように、この文明には幾つもの欠陥があって、自滅は避けられません。そこで気づいたのは、「問題点を洗い出した上で、修正し、新たな目的と方法(科学)を提示できないか、そして、自滅を何とか避けられないか。」と考えるようになってきたことです。現在は、これが ブログの目的 となっています。
一部の評論家や経済アナリストの方たちは、文明の行き詰まり(底劣化)を指摘しています。しかし、それは現状の指摘に過ぎません。その原因が何なのかを話すに至っていません。
これまでに書いてきた自然科学の問題点を日本の多くの人たちと共有し、目指すべき?否、回帰すべき縄文の精神(縄文哲学、ヲシテ哲学)を明確に示して、方向を修正するのがこの ブログの目的 となりつつあります。
注)自然科学の問題点、縄文の精神、人々が劣化する原因などの話は、ここでは示しません。過去記事を参照ください。当ブログの内容を一言で言うと「カミの仕組みと働き」です。その中核が弧理論(Ark Theory)です。
しかし、ここで目的を達成するに幾つかの課題があります。
- 多くの人たちは、自分で考える力を失っています。
- 見て聞いて、瞬間で飲み込める以外を受け付けません。
- 多くは、思考力がありません。
- 例え思考力のある人たちも、これまでに学んできたこと以外は、一切受け付けません。
- 知識、意識より前に、基礎的な部分(中今と言う。情・気と同じ)があることを知らないし、抜け落ちていることも気づいていません。
- 彼らは、自然界を箱庭のように考えていて、自身を神の立場に置き換えて自信に満ちています。
- 2024年7月24日 箱庭のような 物理学
- 2024年8月15日 自然科学 と弧理論の比較
管理人は、基本、SNSをしません。何故なら短文では弧理論という体系は伝わらないからです。それは皆が子どもの頃から慣れ親しんだ自然科学と基礎が異なりますから、とっつきにくいのです。
ブログ記事について、自分で考え、一つ一つ納得して読み進めて頂けねば、弧理論の全体をイメージして頂くことはできないのです。
実際のところ、家人に、これまでに何百時間も話をしてきました。具体的には以下です。
- 自然科学の問題点
- 岡潔の言葉の意味と解釈
- 岡潔が誤解した部分と未達だった部分
- ヲシテ文献の解釈と仏教の関係
- 日月神示(ヒフミ神示)の示す意味
- G・アダムスキーが示した部分の解釈
- ダニエル・フライが伝えた科学者ア・ランの言葉の意味と言葉の奥に潜んでいるより深い科学的な意味合い
- そして、それら相互の関係
これらをくどいほど、何度も話してきました。
・目指すべき未来
ブログに書いた内容をまとめて、動画にしてきました。それでも一向に伝わった実感がありません。まったく足りないのです。例えば、度々用いる「外のない内」という言葉さえ容易にわかって頂けません。言葉には限界があるということすら伝わらないのです。
管理人は人前に出るのを好みません。声をお聞き頂くに吝かではありません。しかし、直接にお話をしなければ、伝わりません。然るべきところに発表の場に参加させて頂くという手段も考えられます。書籍にまとめることもあり得ます。これからどうするかは未定ですが、最終の目的であるキックオフまで辛抱強く続けようと考えています。気力が持てば。
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くだらない話だけど。
中今 — 腹痛でトイレに籠もっている時。これほど”今”を感じることはない。
中今 — たま~に、猫が餌を食べているだけの動画を観る。見入ってしまう。こいつら今を生きてんな、とその美しさに感動している時。比べて、人間は賢しいな、と。
茂木誠氏は矢作直樹氏との対談で「中今」を教えられたようです。その結果、「最近、家庭菜園を始めた。日焼けする中、草むしりなどの農作業をやっていると、時間の経つのを忘れて、3時間4時間がすぐに経ってしまう。これが中今だと感じる。」と述べています。そのとおりです。その上で、岡潔の言う「わからないものに関心を集め続ける。やがて努力感のない精神統一に至る。(それより発見と創造が得られる。)」と同じです。これを「他力」と言います。お返事が遅れました。
更新止まっていたので、ご体調でも崩されたかな、と。
未だありました。中今。
仕事中に時折感じてる「フロー」状態がそれです。”努力感のない精神統一”はまさにそれです。集中力が5~6倍くらいになり、気付けば6時間は経っている。まあ、論理を扱うソフト仕事なので、訓練すれば誰でもできる。と、ある人に言ってみたところ、集中が6時間続くのは普通では無いらしい。
>体調
とりあえず元気です。ご心配おかけします。
>フロー
いろんな呼び方がありますね。岡潔の情、善導大師の覚、日月神示の気、神道の中今など、いずれも同じ”唯一の現在”です。中今から想像や発見が来ます。これが仏教の他力です。
具体的には、岡潔の言葉が参考になります。
ttp://www.okakiyoshi-ken.jp/oka-15-10.html
ttps://kankyodou.blog.ss-blog.jp/2016-05-20
G・アダムスキーは、この状態を「弛緩と関心」と呼んでいます。岡潔の「努力感を要しない精神統一」はちょっと違和感があります。また、「右の内耳に関心を集める」というのも個人差があることです。
私は右でも左でもありません。私の研究も専ら「弛緩と関心」によります。この状態の外見は「呆けている」に近いです。フローは、内に向かっている感じです。
それと、更新を止めたのは、次の理由です。科学は3つに分けられます。精神科学と弧理論による社会科学、それと物質科学です。前の2つは、ほぼ理解できました。2年ほど前から、物質科学に移りたいと考えてきましたが、今現在もヒントは得られていません。しかし、材料はこれまでに出そろっています。ネットを調べてもこれ以上の資料は出てこないと考えます。
一方で、精神科学と弧理論による社会科学に関して、従前の通り、記事を書き続ける事はできますが、どうしても以前に書いた事の焼き直しになってしまいます。1000本あまりの記事をまとめたものは存在しませんが、トータルとして2つの科学についての考察は出し切った感があります。ですから、今は、次の物質科学へのインターバルと捉えています。だから、更新を止めています。
物質科学は、自然科学という思想からパラダイムシフトが必要です。物質科学を一言で言えば「4次元の位相幾何学」と言えそうです。
電磁気現象は、空間に直交して現れます。90度というのは特別ですから、電磁気現象を4次元の位相として扱うに最も簡単な場合です。この考え方を使って井出氏のトランスを考察した結果、得られたのが発散トーラスでした。
ttps://www.arktheory.com/20121226daisan2.pdf
この位相幾何学を原子模型に適用するのが次の目標になるはずと考えています。
考えるべき事の素材は「熱伝導、触媒、熱電対、単極誘導etc」です。ヒントはア・ランの言葉です。
『君たちの科学は一本の低い枝を知識という全体の樹木に代えていて、そのために科学がひどく複雑になっている。そこでこの科学が実用面で応用されると、できあがった装置は手が出ないほど複雑になる。たとえば、君の国の科学技術者はいまいわゆる原子エネルギーで推進する潜水艦の建造計画に従事している。(注=この記事はかなり昔に発表されたものである)彼らは原子炉を建造してこれをやろうとしている。その原子炉の中ではウランの軽いアイソトープが熱エネルギーと数個の中性子を放ちながら分裂し、これが他の重いウランに吸収されて、またそれが分裂する。かなり複雑だけれども、この方法は地球人がいままでに作り出した方法としては最も有効なエネルギー発生法だ。しかしこの熱エネルギーを宇宙船の推力に変えるために、彼らは原子炉の中に流動体を循環させようとしている。つまり熱変換器の中に流動体を循環させて圧力下に別な流動体を蒸気に変え、この蒸気をタービソの中に通してタービンを回転させ、それによって発電機を廻して電力を得ようというのだ。もし彼らが三〇パーセントの総合的な効果をあげれば、これはたいした技術上の功績ということになるだろう。
だがもし彼らがもっと簡単な言葉で考えることができれば、現在持っている知識でもって核分裂炉のまわりに簡単な熱電対を作って、発生す温度変化を直接に電気エネルギーに変えることができ、少なくとも九四ないし九八パーセントの効果をあげられるだろう。これには可動部分は不要だし、費用も安上がりで、エネルギー出力の単位あたり少ない物量ですむ。だがわれわれの方法にくらべれば、この方法さえも不経済で複雑なように思われる。 君たちにとって最も必要なのは、自然の基本的法則または事実がまったく簡単だということを発見することだ。そうすれば君たちは現在不可能に思われる物事を容易に生み出すことができるだろう。』
ttps://www.youtube.com/watch?v=QkrN_FDU8_E
理性・知性・感性に加えて語性というのが新しい発見だった。
岡潔研のHP見れなくなっていますね。サーバ側でSSLの設定される必要があるとか。
>弛緩と関心
これはテレパシーの最も基本的な原理かと。送受信機が同じ所にある以上、送信を止めねば受信していることにさえ気付けない。感度と、あとはチューニングの問題がある。
>原子炉
思い出すのは、かつて夢のエネルギーと言われたそれが、直接的元素変換ではなく、お湯を沸かしてタービン回すだけだったということ。あまりのイメージ落差でがっかりした。途中過程を飛ばせば、夢のエネルギーだとは思うけど。それで言うと、等電位面の電子は水平に動くときに何がきっかけで動くのか、と考えることがある。影響を与え得るのは磁気だから、単極誘導と関係があるかも?電気による熱損失は起きないはず。
>送受信機が同じ所にある
テレパシーは送信者と受信者の一体化といわれますが、一体になっているとき双方に抵抗は無いわけで、だとすると、受信側の方が高インピーダンスになっているのでは。そこで初めて、自他の境界ができる。
高校の時G・アダムスキーにより弛緩と関心を知りました。その本が「テレパシー」でした。どうも、この語も宇宙人という語も手垢が付いて、使いたくありません。G・アダムスキーもダニエル・フライの会ったア・ランも第6感という特別のものではないと説いています。
>送信者と受信者の一体化
紡錘図形は、弧理論の原子模型です。この図からわかるのは、原子1個1個に大宇宙の2つの中心アとワが隣接していることです。AとBの人体の原子の一定が同一回転軸にあると、AとBは、中心アを共有します。このとき、ABの空間(M軸)での距離は関係ありません。これが、一体化の意味です。話を変えます。
この発想は、弧電磁気論p62図41から来ています。41図は宇宙船の惑星間航行の原理図です。惑星ABの間を宇宙船Cが航行するに、船の基軸をAとBのそれぞれに合わせる必要があります。A-Cは斥力をC-Bは引力を生じるには、CはAの基軸、かつCとBの基軸を合わせねばなりません。都合、惑星間宇宙船Cは、三層(斥力を生み出す機関A’、居住制御部、引力を生み出す機関B’)にする必要があります。ア・ランによれば、宇宙には天気図のような等圧線があって、CはAとBの間を等圧線に沿って航行すると言います。直線的に飛ぶ訳ではないようです。
×語性 〇悟性でした。そうかも、と思って聴いていたけど、感じたことはあまり変わらない。
>電気による熱損失
マグネトロンの電気→熱の効率は高いです。誰もそれ以外の装置を思いついていません。宇宙の原理の中心には、電磁気学でほぼ無視された単極誘導があるはずです。現に物理学者は、起電力を生じるに異なる方法が2つある理由をわかっていません。量子力学云々と言っている内は、決してわかりません。
https://www.arktheory.com/wp-ark/?p=72564