このところ、解説するネタは少ないのですけれど、本日は一つ記します。
世の中に回転する機構を持つ装置は幾種類も見られます。いずれも今日の生活を維持するになくてはならないモノです。
電動直流モーターを始め、ロータリーエンジン に レシプロエンジン
これらの装置は、磁石の引力や斥力、気体の膨張や圧縮という直線的運動を回転運動に変換しています。 いずれの装置も必ず運動を回転に変換するための外部機構を備えています。
その他にはサイクロトロンがあります。
サイクロトロンは電子の回転を扱う装置ですけれど回転を維持するために外部機構を持っています。
また、サイクロトロンによく似た装置にマグネトロンがあります。
マグネトロンは、直流電圧をかけるだけで電子が回転運動を起こします。サイクロトロンのような外部機構がありませんので、非常にシンプルです。 ただ、サイクロトロンもマグネトロンも「磁場中の電子の回転運動」である点では同じだといえます。
ところで、ファラデーの単極誘導の現象については、
「回転させるだけで電流が生じる発電機になり」、「電流を流すだけで回転運動が生じるモーターになる」ものです。 シンプルさにおいては、マグネトロンと同じだといえます。
ただし、管理人による単極誘導モーターの各実験の結果、単極誘導モーターは「電子と磁石を構成する原子(核)との相互作用」であって、磁場中における電子の振る舞いを使うマグネトロンとは根本的に異なるモノです。
注:管理人は、単極誘導発電機 と 単極誘導モーターが反対の現象で「全く同一」だと判断していません。 いわば{発電機の現象}≠-{モーターの現象}かも知れないということです。 まだ、はっきりしていません。
昔、読んだ手塚治虫の漫画に「火の鳥」があります。うろ覚えですが、銀河の外には他の銀河があり、それが集まった外に、さらに銀河の集まりがあって、無限に続く。 原子も一つの宇宙のようなモノで、もっと小さいモノが宇宙を形成してるというお話を火の鳥が登場人物に解説していたようです。 読んだ当時、極微小の世界と極大の宇宙がつながって連続していると感じた記憶があります。 極微小の世界から極大の宇宙まで「渦や回転」が支配しているという直観は、シンプルで誰もが持つものだと感じています。
そして、極微小の世界と極大の宇宙の中間に位置する我々が「五感でわかる」現象として単極誘導の現象が存在するのだと直観しています。
雷の研究で知られるベンジャミン・フランクリンあるいはファラデーが「電気の研究がどんな役に立つのか」聞かれたとき「生まれたばかりの赤ん坊が何の役に立つのか?」あるいは「20年も経てば、あなた方は電気に税金をかけるようになるでしょう」と答えたという逸話は後世の作り話だとされています。
マイケル・ファラデー自身も単極誘導の原理が解明できなかったということです。 今日でも単極誘導の現象は微弱すぎて「役に立たない」と思われています。 しかし、単極誘導モーターの原理が「磁石の周囲に存在する自由電子と磁石を構成する原子(核)の相互作用」だとするならば、単極誘導は物質を構成する原子の結合の不均衡がわずかに外部に出てきている現象だと解釈できます。 この認識は、原子力の概念を一変させるものです。
2011年3.11の原発事故以来、放射能の封じ込めに莫大な経費をかけてきたことは周知のことです。 意外と簡単に放射能を無効化・無能化する技術が手に入る可能性があるという感じがしています。 (勿論、管理人は放射能の半減期は絶対に変えられないと学んだ一人です。)
宇宙の根幹に「渦や回転運動」が関係していて、単極誘導の現象がそれであると思っています。
新しい単極誘導モーターの実験を行っており、一昨日までに撮影を終えました。 現在レポートを作成中なのですが、PCの調子が悪く、作業がはかどりません。サイトに掲載するのはもう少し先になりそうです。
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